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【心の貧しい人】

自分の願望や欲望が満たされていない人がいる。

だから、満たされたい満たされたいと、いつも飢えているそういう人のことを、「心が貧しい人」と言う。

「心が裕福な人」は、与えることはあっても、決して乞うたりはしない。

そして、人の意見を受け入れられない人、気に入らないことがあると直ぐに腹を立てる人のことを、「器が小さい人」という。

要するに、データを受け入れる量に余裕の無い、内部ストレージが目一杯になったスマホみたいな人のことである。

「父さんは直ぐ怒るんだから❗️」

なんて家内に言われる僕なんかは、きっと「器が小さい人」に違いない。

・・・・・・・

ところで、自分で言うのもなんだが、僕は、若いころ大変な〈男前〉〈ハンサム〉〈美男子〉〈イケメン〉だったので、人によく褒められた。

だから心は満たされっぱなしだったということだ。

ところが、還暦も過ぎ古希に近づいた現在では、頭髪は薄くなるわ、タコ焼の土左衛門みたいな顔にはなるわで、〈イケメン〉などと褒められることが一切なくなってしまった。

けれども僕はビクともしない。

何故なら、むかし褒められた分の貯金がまだタップリと残ってるからなのである。頭髪が薄くなったとか、出っ張ったお腹の、大腸癌手術の傷痕がみっともないとか言われたって平気である。

従って、不細工にはなったが、器量の面では、未だに「心が豊かな人」なのだ・・・ガハハハハッ❗️

但し、「心が豊かな人」の前に、〈器は小さいが〉という形容詞が付くことは免れない・・・トホホ


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