続「何がわからないのかすら分からない状態を超えられる人・超えられない人」 ChatGPT登場後の世界編
私のnote史上、最も読まれているコンテンツがこれです
端的に言うと
・何もわからない場所に行った時、人間は検索する言葉も持ち得ないのでその壁を突破するのが大変
・それはどんな天才も同じ
・壁は何度もトライしているうちにだんだんと薄くなってきて、一つのきっかけ(検索キーワード等)で氷解する可能性がある
・一度それを体験しておけば、後は何が来ても怖くない(これは書かなかったかも)
というようなことを書きました。これを書いたのはもう2年前です。中身は普遍的なものなのですが、ChatGPTの登場によって救われる人が多くなっただろうということで加筆をしたいと思うに至りました。
ChatGPT→ https://chat.openai.com/
ChatGPTの登場で何が変わるのか
そのとおりと思ったのがこれです
前回のnoteでは、何もわからない時に人ってつぶれていきがちだよねと書いたんですけど、その潰れるにも何パターンかあると思っていて
・前回言及したような、人材として心が折れちゃうパターン
・もっと軽く、「これやりたいな」くらいに思っていたことが、はじめの一歩も出せなかったことで諦めてしまうというパターン
こうならずに、続けていくことができるようであれば、これまで芽が出なかったような事が花開く確率があがるだろうなと思っている訳です。
ChatGPTは初学者の後押しをしてくれる
生成AIは全然嘘をつくし(というか、知らないことは勝手な単語を当てはめる)、学生の勉強には向かないみたいな話はあるっちゃあるんですけど、個人的にはそれはインターネットを使える人、使えない人みたいは話とつながっていて、訓練していけばうまく使えるようになっていく類のものだと思う。
ChatGPTはその名の通り、チャットなのである。LINEやInstagramのDMになれた若者はとっつきやすいと思うし、自然言語でキャッチボールができるのは非常に気が楽なのだ。
こと、プログラミングに関して言えば、返ってきた生成物をそのままプログラムとして組み込んで実行してみれば良い。エラーが返ってくればそれをまたChatGPTに読み込ませることで改善案が出されるのだ。
それって人間相手でも同じでしょ。間違えるし。という、普通のやり取りと変わらないよねというレベルでキャッチボールができるのが特徴だ。
これは初学者の後押しをしてくれる。これまでは、ググり力(検索能力)がその人の生産性を左右していたが、今後は生成AIの使役度によって生産性がこれまでより大幅に影響を与える世界がやってくる。
加えて、ググり力のあとは、書いてあることを理解する理解力が必要だったり、検証力だったり、言葉を同じ意味の言葉に置き換えて検索してみたりみたいなテクニックによって情報を増やしていく必要があったのだが、ChatGPT時代にはそれすら会話のキャッチボールで引き出すことができる。(むろんその中にも存在しない言葉が混ざっていることはあるが)
ChatGPTを使って未知の世界になんとなく地図を示してもらい、本当にそれが存在するのかを検索エンジンで確かめれば良い。今まで難しかったのは羅針盤のない世界でどういう行動すれば良いかを模索することだったのだ。
まとめ
まさかわずか二年で、前回書いたコンテンツの悩みの大半が氷解するとは思っていなかった。ChatGPTの使い勝手はそれほどまでにセンセーショナルで可能性に満ちている。
人に相談できずに詰んだ事がないだろうか。何度聞いても理解できなくて苦しくなったことはないか?AIは無限に答えてくれる。どんなくだらないことでも怒られたりはしない。もちろんAIが答えを出してくれる訳ではなく、選択するのはいつでも自分であることには変わりはないのだが、その選択肢すら見えない所でくすぶることが多かったというのであればそこを突破するためにテクノロジーを活用するというのは妥当であろう。
この記事で救われる人が増えますように。未来は明るく輝いている。