gebisan_sato77

過去にブラック企業へ勤めていた経験から、2度と騙されないようにワークルール、労働基準法…

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過去にブラック企業へ勤めていた経験から、2度と騙されないようにワークルール、労働基準法を学んでいます。 精神障害にも一定の知識があり、それをもとに主に記事を書いています。

最近の記事

面接について

就職活動の面接について思うところがある。 私は転職をしてきているが、面接での質問がイヤなケースは多々あった。 いちばん多かったのが、「なぜウチへ来ようと思ったのか」だ。 これは、普通の質問の仕方ならいいのだが、異様に面接官がしつこく聞いてくる場合がある。 いわゆる 「他にも同じような所あるよね?」 というやつだ。 ハッキリ言ってそんなの待遇や通勤以外には無い。 会社の将来性など全く関係無い。 まるで、ウチへ応募しないでほしいと言わんばかりの言い草だ。 もうひとつは、履歴

    • 好きを仕事にするために

      よく有識者、著名人などが、好きな事を仕事にすれば人生楽しくなると言うのを見聞きする。 だが現実には「世の中そんなに上手くはいかない」という声が一般的だろう。 しかしこれには物の見方が関係してくる。 確かに幼少期からの夢を実現したり、卒業文集などで語った夢を実現する人は少ない。 だが果たして好きを仕事にするのはそれだけなのだろうか? 例えば、子供の頃に好きで夢見ていた事であっても、実は憧れていただけで、やってみたらそんなに好きじゃなかったという事は往々にしてある。 好きな

      • 就労移行支援は大丈夫なのか?

        障害者が仕事を目指す為に利用する事業所に就労移行支援というものがある。 これは(間違ってたらすみません。) 6ヶ月から最長2年間通ってプログラム、授業を受け、ゆくゆくは仕事先を見つけていく補佐をする役割の事業所だ。 ここで気づいた人もいるだろうが、仕事先を紹介してくれるハローワークみたいな所では無い。 つまり、ある程度は無職でも生活でき、通所できる人でなければ通えない。 この長期にわたるプログラム。 果たして仕事に役立つのか? はなはだ疑問である。 パソコンが使用でき、教科書

        • 就労継続支援A型の選び方

          就労継続支援A型は障害者が最低賃金以上の時給で働ける事業所である。 私は過去に様々な事業所を見てきたが、優良な事業所ばかりでは無い。むしろクセが強い事業所が多いくらいだと思う。 ここからは障害者、特に精神障害を後天的に発症した人が事業所を探す為の役に立てればと思い記述する。 ※あくまで私の感想であり、絶対にそうだとは言い切れない事はご承知願いたい。 順に列挙していこう。 ①募集している作業内容が違っている場合 これは単に記載部分が足りないからでは無い。 例えば汚物恐怖(汚

        面接について

          ホワイト社会の弊害

          最近ホワイト社会と言う言葉が出てきている。 ホワイト企業ではない。 「ホワイト社会」である。 これは端的に言うと、 (汚れた物事が全く無く、混じり気がなく完璧に透明でキレイな社会) らしい。 なるほど、聞こえは良い。しかしよく考えてみたい。例を挙げてみよう。 ・人を敬いましょう ・人に優しくしましょう ・人を呼ぶ時はさん付けしましょう ・必ず敬語で話しましょう ・人を傷つけないようにしましょう ・・・もしかしたらこのような事柄を徹底した社会のことではないのか? イメージ的には

          ホワイト社会の弊害

          減点方式の社会

          障害者は就職活動が大変である。 現在は人手不足なのもあり、健常者、障害者も面接に通りやすく、採用されやすい面もあるかもしれない。 だが、こと障害者に至ってはここで壁が発生している。 企業が障害者に門戸を広げ始めているとは言え、障害者の絶対数は増えており、健常者の採用率よりも倍率が高くなっているように感じる。 しかも、障害者を雇用するにも関わらず、応募者に対して無いものねだりが強い企業が多いのだ。 ハードルを高くしている為、本当に障害者を雇いたいのか疑わしいくらいだ。 しかも、

          減点方式の社会

          障害者雇用の現実

          政府による障害者雇用促進法が制定されて久しい昨今、障害者雇用の割合、ジャンル的にはどうなのだろうか? 確かに国が主導で障害者の仕事に光を当てた政策については評価できる。 そして障害者を雇用した会社は、その障害の度合い(障害の等級)により点数化された計算で、補助金を給付される。 本来、福祉の観点から見れば、給付されなくても障害者を雇用するのがいわゆるホワイト企業なのだが、今回はその件には触れないでおきたい。 (目の前にぶら下げられたニンジンが無ければやる気を起こさない馬なのが日

          障害者雇用の現実

          就労継続支援A型事業所の本性

          私はこれまで、労働問題をはじめ、障害者雇用の就労継続支援A型事業所についても述べてきた。 今回もその件について書こうと思う。 就労継続支援事業所は、障害者を雇用した人数分だけ地方自治体から補助金が支給される。 要は事業所はそれで経営してきているのだが、数年前から実情は変わった。 今までは少ない資本金があれば、脱サラした人などが手軽に福祉の名目で事業所を開所できた。 補助金を受け取りながら、それを障害者への給料として賄ってきたのだ。 だがこれでは、補助金を受け取るだけで障害者は

          就労継続支援A型事業所の本性

          A型事業所の実態

          障害者雇用ではA型事業所、B型事業所というのがある。一般企業へ勤める前の段階としてハードルを低くして仕事をしてもらい、成長したら後々には一般の会社への就労を目指すという福祉の観点から開所している事業所だ。 だが実態は大きく違っている。 まず、事業所は雇う障害者の人数で国から補助金を貰っている。それで運営しているのである。 しかし、その補助金を目当てに少ない資本金で事業所を開き、障害者を入れるだけ入れて補助金の中から給金を出し、他は会社の懐に入れる所が多い。 近年、国は法律を改

          A型事業所の実態

          労働について

          前回は労働基準法、ならびにそれを取り巻く会社や労働者の環境について話しました。今回もその続きです。 海外では労働環境や賃金で訴訟を起こしたりストライキする。その要因は「裁判の勝ち負けでは無く、権力に反抗する事に意義を見出す」事にあり、逆に日本は「裁判を起こしてもどうせ負けるから意味がない、お金が勿体無い。長い物には巻かれろ」主義が強いから中々、労働環境の改革が行われないと話しました。 でもやっぱり反対意見もあると思います。 「我、ひとり立つ」の精神で会社に歯向かって、何らかの

          労働について

          労働時間について

          私は何度か転職している。 他の人も転職を経験している人は多いだろう。 中には着替えてからタイムカードを打つ会社もあるんだと思う。 最近になって、ワークルール検定という本を読んだ。いわゆる労働基準法に則った内容で、ブラック企業に騙されない法律の見分け方が書いてある。 厳密に言うと、会社の敷地内へ足を踏み入れた所からが労働とみなすらしいが、そんな会社は無いと思う。 だけど働く人にとって線引きをしっかりしてほしいケースはある。 それが「実働時間による賃金」と言うやつだ。 酷い会社ほ

          労働時間について

          ニュース速報について

          最近ニュース速報で思うことがある。 それはタイミングだ。 NHKが特に当てはまるが、昼の朝ドラ再放送で 12時59分にテレビ上部にニュース速報が入る。 そして13時になり、ニュース1発目にその速報をする。これってなんなんだ!? この1分差でニュース速報入れる意味ってあるんか? しかもドラマとか感動の最中でもおかまいなしに流れる。 これが料理番組とかで、すぐにニュースの時間にならない時なら理解できる。 ただ、もうニュース時間になるのに、あえて速報流す必要性がわからん!! 他にも

          ニュース速報について

          後悔のない日々を

          自分に対する戒めや決意の意味も込めてノートに書いてみる。 現在、仕事や勉強、ダイエットなどを頑張っているつもりだが、時にテンションだだ下がりになり、やる気が失せてしまう。 特にダイエットは「いついつまでに何キロ痩せよう」とか決めたクセに色々と都合のいい理由をつけては怠けてしまう。 多分、私だけじゃないんじゃないかな? そんな時、自分を奮い立たせるのがニュースなどだ。 日々日常で各地で起こる事件、事故。 老若男女の様々な人達が辛い目に遭っている。 特に若い人が亡くなるのは辛

          後悔のない日々を

          郵便局のルール

          私は過去に郵便局にいた。 最近になって、郵便局の仕事前の着替え時間が労働時間として認められずに、賃金が発生しないのは不当だと社員が郵便局を訴えた事件があった。 当然ながら原告の社員が勝訴したが、郵便局側は不服らしい。 そもそも郵便局の発想が時代遅れなのだ。 昭和の時代なら、賃金が発生する時間以外でも、会社のためならサービスで早めに出社したり、居残りサービス残業もまかり通っていたし、それが皮肉にも上司の受けが良く、出世への道になっていた。(愚かな事だが。) だが今は、新入社員も

          郵便局のルール

          犬の知性

          ウチには柴犬がいる。 柴犬と言えば、よく吠え、噛まれるというイメージがある。実際そうかもしれない。 しかし、育てかたによっては、そこまでむやみに吠えたり噛んだりはしないと思う。 いい加減にほったらかしで育つ柴犬は、外は勿論のこと、家族にも吠える。 だが愛情たっぷりに育った柴犬は、必要な時以外は無駄吠えしなくなる。 不審な行動や服装をしている人間を判断して警戒して威嚇するけど、家族には一途に甘えてくる。 犬にとっても、誰が不審な人物で誰が安心できる人なのか、しっかり判別できてい

          5分前行動

          よく会社で始業ギリギリにくる同僚がいる。 その社員は上司から目をつけられていて、ミーティングでは「俺が若い頃は5分前には職場で待機していたもんだ。それが社会人だ!!」 と怒鳴り散らしていた。 その上司はおそらく陰気で短気なのだろうか。 ギリギリ社員がワザと間に合わなくするような嫌がらせをし始めた。 ミーティングの号令を定時より1分早く始めるようになったのだ。これにはドン引きした。 いくら嫌いな社員がいるからといって、そいつを遅刻扱いにする為にミーティングを早めるとは、どんな根