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若者のクルマ離れを感じた日

『若者のクルマ離れ』
一度はどこかで聞いたことがあると思います。
自分もクルマで謳歌した世代が嘆いているだけかなと思っていましたが、今日はそれを特に感じました。

1.今や学生や子供は誰も振り向かない

恥ずかしながら高校生くらいならば一度はマンガ、アニメ、ゲームセンターで見たであろうクルマを保有しています。
クルマを手に入れた当時は学生や子供の振り向き率は高かったし、駐車場に止めているだけで写真を撮られることも多々あったのは懐かしい思い出です。

しかし、最近は学生や子供は誰も振り向かないんです。
たまたま学生が多い下校時間帯に走る機会もありましたが、本当に誰も振り向きません。
振り向くのは世代のナイスミドルな方々かガソリンスタンド、バイク屋等のスタッフなどクルマに興味があると思われる層くらい。

もちろん、運転している度に人の視線を気にしていたら危ないし、毎回人の視線なんかチェックしていませんが、何だかその日は気づいたら気になってしまって「時代変わっちまったなぁ」と思った次第です。


2.クルマ離れは悪いのか?

今回の記事で勘違いしないで欲しい点は、自分は別にクルマ離れを嘆いているわけではないです。
結局はクルマやカーライフに魅力がないからクルマ離れが引き起こされるのであって、別に悪いことではないと思っています。
今やコンテンツがあふれている時代、若者が楽しむものなんてたくさんあるんです。

ただ自動車産業が盛んで自動車大国を気取っているにも関わらず、クルマ離れが起きているという点は少々懸念を感じますね。
個人的にはクルマ離れが起きた原因は若者自体よりも、クルマやカーライフの魅力を伝えきれていないメーカー側や大人たちにもあると感じています。

クルマ離れ……と言っても、クルマが移動手段の田舎に住んでいるならばクルマは必要になって買いますし、厳密にはクルマ離れはしていないのかもしれません。
ただの日常的に履く靴と同じで、日常的に使う道具の一つとなっているわけです。


3.クルマ好きでもゲンナリするお金事情

それはとにかくお金がかかること。

税金に保険に車検に税金に駐車場代にガソリン代に税金に。
あえて税金は3回言いました。
上げればキリがないほどお金がかかります。
若気の至りで乗り越えてきましたが、正直クルマ好きでもゲンナリです。

最近はJAFが重税に対して物申していましたが、クルマは負の財産と化しているのは間違いありません。
趣味として買うにはハードルが高い買い物になってしまっているのです。

挙句の果てには古いクルマには重課税。
ヨーロッパはクラシックカーなどは逆に優遇される制度が多いのですが、日本は重課税をかけるのです。
環境云々は建前でクルマを頻繁に買い替えて経済を回せという魂胆が見えますね。
そんな状態で誰がクルマを買おうと思うのでしょう。
メーカー側も自分たちが今まで作ったクルマにプライドを持っているならば、直ちに重課税という愚かな税制に物申して欲しいところです。


4.この厳しい時代でカーライフを謳歌するには

正直に申しますと……いくらクルマ好きとは言え、自分もクルマが移動手段の田舎に住んでいるので保有しているという理由はかなり大きいです。
これだけお金がかかってしまう現状、東京とか公共交通機関が充実している場所に住んでいたら、クルマを保有していないかもしれません。

ではそんな厳しい時代、カーライフを謳歌するにはどうしたら良いか。
こうです。

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税金も維持費も更には場所も取らない。
車体価格は何と驚きの数百円から!
ここまでクルマに対して世知辛い時代になってしまったので、もうミニカー、おもちゃで満足することにします。
よくよく考えると実車である理由ってなんでしょう。
この記事を書いていたら、どんどん分からなくなってきました。

もう実車になんか興味なくなっていくんですよ、これで良いのかメーカー。



多方面に物申す感じになってしまいましたが、メーカーも従業員を守るために数字を出さなければいけないですし、クルマ好きに耳を傾けても数字にならないと見切りをつけている気がします。
『クルマ離れ』は必然であり、クルマ好きは淘汰されていく、そういう時代に突入したのかなと思っています。
自分たちが使ってきたモノサシと比べて嘆いても仕方ないんです、時代に合わせたモノサシで強く生きていきましょう。
今日はこの辺で。


ギアでした。゜ω゜)ノ

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