物件価格の差が激しいジョージア不動産市場(2023年4月)
2023年のジョージア不動産市場は、物件価格のボラティリティが大きい状況にあります。
今回はボラティリティが大きくなる代表的な要因をいくつか紹介します。
ジョージア不動産のご興味のある方は参考に活用ください。
隣国の情勢によりジョージアの不動産価格は急上昇しました。
隣国から避難する移民が増えたことで国内不動産の需要と供給のバランスが大きく変わり、物件価格の急上昇へ繋がりました。
参考:
https://www.investor.ge/2022/12/18/tbilisis-residential-real-estate-market-a-year-in-review/
ジョージアではインフレにより物件価格が上昇しています。
過去25年間において、ほぼ毎年0~15%の年間インフレ率を記録しています。
参考:
https://tradingeconomics.com/georgia/inflation-cpi
現地通貨ラリと円で為替に動きがあり、物件価格が変動します。
直近の価格は1ラリ53円となっており、過去の歴史で見ても非常にラリ高です。
参考:
https://www.ge-living.com/post/20230401
「geo-home」や「manco」等の不動産サイトを比較すると、類似物件でもエージェントの提示価格が1万$ほど変動しています。
高値掴みをしないためにも正しいエージェント選びが重要です。
参考:
https://www.geo-home.com/index.php?t=sale&lang=en&act=search
https://manco.ge/en/apartments/#tabs-4
ジョージア不動産市場は整備中であり、様々な要因で物件の価格差が生まれやすい状況です。
代表的な要因は、ジョージア国内外の情勢/インフレ/為替/不動産エージェントといった要因が挙げられます。
物件価格のボラティリティがあるジョージア不動産市場において「エージェントを正しく精査して、良いタイミングで不動産を購入すること」がリスクを減らす最善の方法となります。
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