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サピックスSS特訓のある日の学習と基礎の大切さ

子どもたちが新6年生になると同時に、私は毎日、子どもの一日の学習の様子をノートに記録していきました。それは、学習していて、どんな学習方法で伸びるのか伸びないのかということを分析するためと、私自身の心が折れないよう自分を励ますためでもありました。

9月のある日曜日、SS特訓が始まってからの娘の一日の学習を振り返ることにします。

【9月のSS特訓があった日曜日の学習】
・朝食の前に基礎トレ
・朝食の後、桜蔭中過去問社会
※サピックスSS特訓へ
・帰宅後食事をして、SS特訓の復習を4教科全て満遍なく

その後、入浴と学校の準備を済ませていました。

SS特訓の復習はその日のうちに1回目の復習をしており、更に、ノートを見返すと、SS特訓の算数の復習は別の日に4回、5回と繰り返していました。次のSS特訓までに定着させるため、最低でも3回は繰り返しました。

学習の定着には繰り返すことが大事で、それは反射的に問題を解けるようになるまで行うのが理想だと考えます。

また、一日の学習が一教科に偏らないようにすることにも気を付けていました。それは、サピックスの先生から教えていただいたことで、必ず、一日の学習の中で4教科を漏れなく学習するようにしていました。学習を一日でも空けてしまうと、その教科は苦手科目となってしまう恐れがあります。

4教科の学習バランスは、そのお子さんによるかと思います。我が家の場合は、算数に不安があったので、多くの時間を算数に割きました。中学への算数をやっていたのも、それが理由です。国語はそれほど不安材料にはならなかったので、学習時間は少なかったと思います。ただ、国語の記述の添削は細かく丁寧にチェックしました。

6年生で学習を軌道に乗せるには、4年生、5年生をどう過ごしたかが、とても重要になってきます。6年生になったから、いきなり学習量を増やしたために成績が上がりましたというお子さんはいないので、結局は積み重ねが大事です。

基礎がガチガチに固まっていなければ応用問題も過去問も解けません。低学年から計算や漢字のトレーニング、語彙力を増やすことが、いかに大切かということは、6年生になってから切実に感じることになります。しっかりとした土台なくしては積み上げるものも積み上がらないものです。

6年生のSS特訓が始まってからは時間がいくらあっても足りません。軌道に乗せて最後まで走り抜けることができるよう、それまでの学習を大事にして4年生、5年生を過ごすことが大事です。

6年生はとにかく時間との戦いを上手く乗り切って、最後まで諦めず、定着するまで繰り返し学習していくことです。SS特訓の復習も過去問も繰り返しが大事です。そして、第一志望校の文化祭へは6年生であっても足を運ぶことをお勧めします。それは、志望校への熱意を再確認し、最後まで駆け抜ける原動力にすることとなります。我が家もそうして乗り切りました。

皆さまに桜が咲きますよう願っております。


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