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グロービス・キャピタル・パートナーズのグロース支援に特化した組織 (Value up Team - GCP X)。 投資先支援活動の中で得られた知見を中心に発信していきます。

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アルファベット一文字への想い

GCP Xの小野と申します。はじめまして。 唐突ですが、なんでも、言葉って大事ですよね。 何か、新しい取り組みとか、商品のネーミングをつけるのって、あれこれ考えちゃいますよね。 私たちは年初に、こんな発表をさせていただきました。 思っていたよりも大げさにな記事になって、写真も学生食堂での同窓会撮影のようで、振り返ると気恥ずかしいものですが、それも、「プレ・コロナ時代」の気分だったのかもしれません。 さて、何をかくそう(いや、隠すものなんてありませんが)、僕らがやろう

    • シード期の採用においてCEOが果たすべき役割とは?

      こんにちは、GCP Xの水野(@yukim0512)です! GCPの投資先である、「現場向け動画教育プラットフォーム tebiki 」を手掛けるピナクルズ株式会社へ、数か月間採用支援を実施して参りました。ありがたいことに、その内容を貴山CEOがnoteにてご紹介下さいました。 (貴山さん、素敵な記事をありがとうございます!) 何より、貴山CEOの採用の対する向き合いが素晴らしかったからこその成果ではありますが、この経験から改めて学んだ「シード期の採用においてCEOが果たす

      • 価値をもたらす取締役会資料の外せない設計思想とは?

        こんにちは、GCP Xの堀江(@RH_nage)です! 前回の記事では、スタートアップ経営における共通の地図の1つとして取締役会資料を捉えてみることで、意外な価値がもたらされる、という話を書きました。 本記事では、それを具体的に実現するための取締役会資料の設計思想について書きたいと思います。 スタートアップの取締役会の場で、以下のような話題になったことはありませんか? ・売上やプロダクトについてはいい議論が出来ているけど、そもそも採用の話はどうなっているんでしたっけ?

        • 取締役会資料がスタートアップ経営にもたらす意外な価値とは?

          こんにちは、GCP Xの堀江(@RH_nage)です! 日常生活や旅行など、特に知らない場所を移動する上で、地図を活用して行動する(意思決定する)事は日常茶飯事だと思います。Google mapがない世界など想像できません。 更に、例えば集団で山登りすることを想像すると、集団で同じ地図を見て、目的地・行き方・所要時間などをクリアにすることが、必要不可欠なプロセスではないでしょうか。 僕はこの地図という概念が好きで、スタートアップ経営においてもアナロジーが効くと思っていま

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          セコイアキャピタルの上陸が私たちに問う覚悟

          こんにちは、GCP Xの堀江(@RH_nage)です! 少し前にシリコンバレーの名門VC、セコイアキャピタルの日本参入の話題がスタートアップ・VC界隈にて、賑わっていたような印象です。あのシリコンバレーの名門VCがついに日本へ参入するというのですから、日本のスタートアップ・エコシステムにとって、とても好ましいニュースだったのではないでしょうか。 ちなみにこのセコイアですが、日本との接点という観点では、(正確には日本企業ではないですが)KonMari Media, Incに

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          あなたがもし、スタートアップに転職を考えたなら ~実践編~

          こんにちは、ご無沙汰してます。GCP Xの水野(@yukim0512)です! 前回の私の記事では、スタートアップへの転職方法として、「スタートアップ企業の情報を多く持つ人材エージェントへ登録しましょう」とおすすめしましたが、「いやいや、エージェントは沢山ありすぎて、どこのエージェントにコンタクトすればいいかわからないよ!」という声もちらほら伺いました。 私自身、GCP Xで、我々の投資先への人材ご紹介を担当しているため、初めてのスタートアップ転職を検討されている方と、お話

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          中国市場動向:リモートワークアプリにおける、アリババとテンセントの覇権争い

          こんにちは、GCP Xの堀江です! with コロナ・afterコロナの環境をいち早く経験している中国における、スタートアップ・インターネットサービス関連のトピックを取り上げるシリーズです。 前回はVR/AR関連サービスについて取り上げました。 今回はZoomに代表されるような「リモートワークアプリ」を深ぼっていきたいと思います。特にコロナ環境下で爆伸びしている印象があるこの領域。中国では、実はあのアリババとテンセントがそれぞれ提供している2大アプリが覇権争いをしている

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          あなたがもし、スタートアップに転職を考えたなら 〜エージェント編〜

          こんにちは、GCP Xの水野 (@yukim0512) です。 先日、「あなたがもし、スタートアップに転職を考えたなら」にて、スタートアップへの転職を考える際に、有効だと思われるアクセス先の4つをご紹介させて頂きました。 前回の記事の中で、1点目に「スタートアップ企業の情報を多く持つ人材エージェントへの登録」を挙げました。しかし、「人材エージェントは数多あり、どこに登録するべきか悩む!」と感じる方は、多いのではないでしょうか。 今回は、「スタートアップに転職を考えている

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          ベンチャー投資の新潮流 ー 海外VCにおけるPlatformチームとは

          こんにちは!GCP Xの堀江です。 近年、ほとんどのスタートアップにとっては、ベンチャーキャピタル(VC)との付き合いがあることは当たり前となってきています。資本政策は不可逆だからこそ、起業家は、どのようなVCに同じ船に乗って貰い、伴走してもらうのかは、とても大切なトピックだと思います。 かくいう私自身、昨年までスタートアップで働き、資金調達に奔走したことがあります。その時には、「お金をいくら出してくれるのか」がマインドシェアのほぼ全てで、調達後の事は殆ど考えられていなか

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          あなたがもし、スタートアップに転職を考えたなら

          こんにちは、GCP Xの水野(@yukim0512)です。 簡単に自己紹介させて頂くと、人材会社に入社した後、営業、エンジニア転職者専門のキャリアアドバイザーを経て、新規事業で立ち上げた子会社の経営を経験した後、2018にグロービス・キャピタル・パートナーズに入社。現在はGCP X(グロービス・キャピタル・パートナーズの、投資先成長支援に特化した社内チーム)にて投資先での採用関連の支援に従事しています。 さて、本題に入ります。あなたがもし、スタートアップへの転職に興味があ

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          中国市場動向:コロナ環境下でより威力を発揮するVR/AR関連サービス

          こんにちは、GCP Xの堀江です。 with コロナ・afterコロナの環境をいち早く経験している中国における、スタートアップ・インターネットサービス関連のトピックを取り上げるシリーズです。 初回はこちらでした。 予防・流行制御関連のサービスを前回の記事に挙げましたが、今回はコロナ環境下でより威力を発揮するVR/AR関連サービス、という観点で見ていきたいと思います。 ※中国関連情報は、言語的なハードル及び情報が玉石混交でファクトが抑えずらい性質を持っているため、必ずし

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          これからの採用市場を考察してみる

          GCP Xの小野です。日経平均は一時的に2万円台を回復しましたが、全体的な景気局面としては、ダウントレンドに突入したとみています。そんな折、これからの、スタートアップ業界を取り巻く情勢は、どう変わっていくのでしょうか。今回は、人材マーケットについて、考察をしていきます。 私は、08年のリーマンショック、11年の震災の時期を、エゴンゼンダーというエグゼクティブ人材特化のサーチファームで過ごしました。 やや特殊なクライアントと候補者をターゲットにした仕事でしたが、少し引いてメ

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          コロナ環境下における中国市場の変化

          自己紹介 今年GCPに入社した堀江と申します! 元々は会計士として監査法人に勤務し、MBA留学を経てMcKinseyにて3年ほど戦略コンサルティグ業務に従事していました。直近ではVISITS Technologiesというスタートアップで資金調達・事業推進やら幅広に経験した後、ご縁があって現在はGCP Xにて投資先支援に従事しています! 中国市場のリサーチ 元々は、投資先支援のためのinsight獲得のために緩く中国市場のリサーチをしていたところに、現在世界各国で猛威を

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