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自分の価値はなんだろう?変わる力。

「価値を問われる時代」だと思います。

そして、だからこそ、「自分は存在意味がないのではないか?」という不安に押し潰され支配されそうになる時代でもあると思います。

そもそもテクノロジーが進化して、AIが人間よりも賢く、ロボットが人間よりも力を持ったとき、人間そのものの価値はあるのでしょうか?

あなたが自分の価値を頭の良さや、力の強弱で、相対的に判断するならそもそもその問いはあなたではなく人類に向けられた問いだと思います。

少し前に安定の象徴とされていた都市銀行で大量リストラが行われました。
テクノロジーの進歩によって人間がとって変わられた事例だと思います。

そういう時代だと思います。




人間的成長と能力の成長


意味や価値を持つために人は成長を求めます。

成長には2つの側面があると思います。

人間的成長
能力的成長


この2つです。

もう少し具体的に、
人事の採用の仕事で考えてみます。

能力的成長は、話すことが上手くなったり、資料作りが得意になったり、相手の心を読めるようになることかもしれません。ただ実はこれを突き詰めても自分よりも優秀な人は口説けません。

人間的成長は、自分よりも能力的に優秀な人間であったとしても、自分をおとしめて回りの力を借りてでも、その純粋さによって魅了するような力だと思います。

採用の話が一番分かりやすいので書いてみましたが、全ての仕事に通じる話です。
経営者も営業も製造も管理部門であっても。

AI登場以前の世界では「効率化」が最も大切な価値だったように思います(今も大方そうですがイノベーターは違うことを言い始めています)

人々が豊かな生活を送るため、「効率的」にものやサービスを作り、届け、提供する。

誰が一番効率的か?という競争です。

平成の冒頭はネットを使ったグローバル競争で、効率化の競争が激しくなっていきました。
その後登場したAI、AIを使って「効率化」を主導するのは「世界で」一握りの人間しか必要なくなるはずです。
(孫さんの戦略です。)

そんな中で、閉塞感を感じてきたのが平成の日本だったように思います。
あなただけではなく、みんなが閉塞感を感じていると思います。

そんな中で私達はどうやって生きていけば良いのでしょうか?

先程の人事の事例で考えてみます。

採用という仕事の「効率化」を求められています。
能力的には優秀な後輩がたくさん入ってきます。競争は激化します。
テクノロジーが進歩して今まで自分が価値だと思っていた仕事の意味が失われていきます。AIが採用の可否も決めてくれます。

能力の成長に視点をおいていると、無限の不安がやって来ます。なんとかポジションを作ったとします。

どうやったらライバルが入ってこれないようにするかという思考にいってしまうのはある意味仕方のないことのように思います。

どうしたら良いのか?

人間的成長を遂げ、この答えのない問いに答えを見つけることをあなたと同様に人類が求められていると思っています。


不安に支配されないこと。

各々が不安に支配され自分を守ろうとしたら?

希望を胸に、全体のために何ができるのか?の思想で前に進む事だと僕は思ってます。

後者の視点にたてる人は現時点ではとても少なく、だからこそそこに、今からの時代の「価値」が隠されているように思います。

人類として価値の発揮の仕方を問われている時代だと思います。
パラダイムを大きく変えないといけない時代だと思います。

そもそもユーチューバーなどを代表に「効率化」が絶対の価値ではなくなってきています。

変わることは大変な葛藤を伴いますが、その向こうに大きな生きる価値と、生きる意味を発見できる時代でもあります。


時代がどんなに変わろうとも、自分が変わっていくことさえできれば、どんな時代も前向きに進むことができると確信しています。

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