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GBA受講生からガンバスタッフへ② 〜多くのことを学ばせてもらったサッカーに恩返しを〜

皆さま、こんにちは!
ガンバ大阪サッカービジネスアカデミー事務局です。

第三期の募集期間も残り1日!!
残りわずかとなり、気持ちが高まってきています!

さて、全二回でお送りしている第一期のGBA受講生から現在はガンバ大阪の一員として働くスタッフのご紹介の第二弾をお届けします!
誰もが驚く類まれな行動力を持つ、宮下 誠(みやした まこと)さんにインタビューしてきました。
前回に続き、今回もGBA事務局 及川よりお送りします♪

GBAの受講を即決した裏側にあったものとは

GBAを受講していた当時、大手旅行会社に所属していました。業務としては、店舗での旅行の手配やマネジメント(副店長)に従事し、インドネシア・バリ島での現地運営も経験しました。

GCP企画(防災キャンプ)のメンバー集合写真

宮下さんはガンバ大阪の熱狂的なサポーターです。では、どうしてここまでガンバ大阪を好きになったのでしょうか。

宮下「小学生時代にサッカーが好きで、ディフェンスをやっていた。身長が大きくなかったので、そのお手本として宮本恒靖選手のプレーを研究していた。当初はプレー研究のために試合を見ていたが、気づけば根っからのガンバファンに。当時はYouTubeもなかったので、ビデオがすりきれるまで繰り返し見ていた」

さらに、興味はガンバ大阪に限らず、スポーツ全般にも及びます。戦術や売出し中の選手を見るのが好きという、まるでスカウターのようなファンぶりです。日本全国のスタジアムを飛び回り、GBA受講時でも年約90試合を観戦。旅行会社勤務のノウハウを存分に活かしていました。
その行動力を象徴するエピソードが一つあります。試合観戦時に株式会社ガンバ大阪の小野社長を見つけると直接あいさつに出向き、GBA卒業時には顔と名前を覚えられていました。圧倒的な行動力と誠意に、受講生の誰もが驚かされました。

GBAに関しては、どうして受講しようと思ったのでしょうか。その理由の一つに”コロナ禍の影響”がありました。旅行業界の先行きが不透明な中でスポーツ業界はダメージを受けながらも動きがあり、サッカーが好きという想いもあったため、GBAの募集を目にした瞬間に受けない選択肢はないと即決したそうです。

受講期間中は、行動力を武器に企画の実現に大きく貢献しました。宮下さんはGBAをこのように振り返っています。

宮下「GBAでは現場業務体験や実施企画の経験を通して、スポーツがお客様に与える力や感動の大きさを知ることができた。ガンバ大阪で業務をすることで、私自身も多くの方々に直接感動を届けることができるのではないかと強く思った」

業務体験や実施企画を行う中で、スポーツビジネスに触れ、スポーツの力とそれをお客様に届けるやりがいに魅力を感じたようです。
ガンバ大阪との関係性が深まっていく中で、今自分を売り込まなくて良いのかという強い想いを抱くようになり、先の入社の田中さんやGBA卒業生に相談をし、アシストを受けてガンバ大阪で働きたいという想いを伝えたそうです。パナスタで内定をもらった駅までの帰り道では、真っ先に相談に乗ってくれたGBA卒業生たちに電話で報告とお礼を伝えられたそうです!

ホームタウンを「ガンバ号」で駆け回ります

スポーツが与える力や感動をガンバ大阪から届ける

入社後の配属はホームタウン推進課になりました。GBAの選考時にもホームタウン活動への関心を示しており、その希望に沿う配属でした。主な業務内容は、高槻市、摂津市、大阪府といった「ホームタウンと連携した企画やイベントの立案や実施、運営」です。また、「ガンバシスト(協賛金活動)の営業」も行っています。
イベントの実現には、様々な立場で多くの方々が関係してきますが、そのハブになるのがホームタウン推進課です。

宮下「ひとつのイベントを成立させるにあたり、ハブとなり多くの方々とのやり取りを対応したり、確認作業や運営業務は大変なときもある」

多くの方とコミュニケーションや同時並行で進む確認は、とてつもない業務量があります。そんな中、業務に対してどのように向き合っているのでしょうか。

宮下「イベントで多くの方に喜んでいただいたりする姿を見ると私自身も大きな喜びを感じ、やりがいを得ることができるので、すべての事象を楽しんで行動している」

関係者が多いイベントは、その分お客様への影響力も大きくなります。そうした方々に喜びを与えられることが、やりがいとなっているようです。スポーツの力を、ホームタウン推進課のカタチで地域の皆さまに還元できるよう、励まれています!

大阪府スポーツプロジェクトエキスポの展示ブース

今後は、企業とともに作り上げた企画でシャレンアワードを取りたいという目標も教えてくれました。ちなみに、田中さん同様に帰宅後に毎試合映像配信を見返しており、ガンバ大阪のみならず、J1,J2の試合共に網羅しているとのことでした!

試合に勝った際の喜びは今まで以上?!

サポーターの一人としてGBAを受講してガンバ大阪に飛び込んだ宮下さん。スタッフになり、実際はどのように感じているのでしょうか。

宮下「前職では経験できなかった行政の方々や経営者の方々と話すことができるので新しいことが毎日起こるので、学びがありとても面白い」
宮下「根底に、すべての業務が大好きなガンバ大阪のためになっているという幸福感を感じている」

これまでに関わることがなかった方々と共創して企画を作り上げていくという「これまで知らなかった世界」に面白みを感じているようです。また、「大好きなガンバ大阪のためになっている」という言葉からは、”ガンバ愛”を感じます。
さらに、強く印象に残る言葉がありましたので、ご紹介します♪

宮下「チームが試合に勝ったときはサポーター時代より嬉しく感じている」

この言葉は、ガンバ大阪の中に入ったからこそ見える世界を物語っているのではないでしょうか。

宮下さんが制作を手掛けたホームタウンの冊子やパンフレット

GBAで最も嬉しかったことは受講生のつながりを得られたこと

GBAの受講時にはガンバ大学(第一期の実施企画グループ)の一員として、持ち前の行動力を活かし、防災キャンプの実現に貢献しました。また、毎回のオンライン講義にはスーツ姿で出席。最低限の礼儀とのことで、一回の講義をも大切にする気概を感じました(※受講時にスーツ着用の指定はございません)。では、受講を通してどのような学びがあったのでしょうか。

宮下「スポーツ界内外の双方の視点からの考え方を学ぶことができ、競技のみならずスポーツチームとしてお金を生み出しているか、さらにどのような工夫をしていて、地域の方々とのつながりを作っているかを学びました」

競技面は一般のサポーターから見えますが、ビジネスや社会貢献の側面を全体的に把握するのはなかなか難しいのが現実です。そうした側面を様々な視点から知ることができるのが、GBAを受講する価値の一つだと思います。

そして、最も価値を感じたというのが、「受講生同士のつながり」です。

宮下「受講生の繋がりを作ることができたことが一番嬉しく思う。卒業後もOB会(GCP)としての活動や二期生との交流ができ、ひとつの会社に居ると出会えない人々に出会えたことで新しい考えや価値観に触れることができた」

卒業生で組織するGCPには第二期の卒業生が加入し、各業界のプロフェッショナルが集っています。「こんな人とつながりたい」と言えば、誰かしらの知り合いの紹介でつながることができる、といっても過言ではないスポーツビジネス集団が出来上がっています。

最後に、最も印象に残っていることを聞いてみました。

宮下「上井さんの講義にて、スポーツチームの外側から関わり、スポーツチームを中心に街づくりを行うプロセスや考え方がとても印象に残っている。講義後に、複数のGBA卒業生が上井さんと一緒に新たな取り組みをスタートしていることも興味深いエピソード」

全ての講師の方ではありませんが講師と受講生がダイレクトに繋がり、スポーツビジネスに取り組む事例もあります。スポーツの力を信じ、共創によってより良いものを生み出していく、という同じ目線を持つことが所以でしょう。

フィールドワークにて実施企画検討の様子

GBAは自身の可能性を広げるきっかけ

これからGBAを受講される方、または受講を検討されている方へメッセージをもらいましたので、ご紹介します!

宮下「前職ではスポーツ業界から遠く、関わることができない環境でしたが、GBAを通じて様々な視点からスポーツ業界を学び、職業として選ぶことができました。GBAは私自身の興味や知識を増やし、可能性を広げられる機会だと思っています。ぜひ、GBAの仲間になり、かけがえのない時間を過ごしてほしいです」

卒業式の様子

また今回、スタッフとして従事する宮下さんの強い想いを聞くことができましたので、結びにご紹介します。

宮下「もしも熱くなれるものがなかったら、うまくいっていなかったと思う。サッカーがあったからこそ、頑張る力やあきらめない心、チームワークを学ぶことができたので、今はサッカーに対しての恩返しの気持ちでガンバ大阪での日々を送っている」

サッカーを通して、競技面だけでなく、人間的な成長も重ねてきたからこそ、サッカーへの恩返しとサッカーの素晴らしさをより多くの方に届けていきたいのですね。今後の地域や企業と連携して創っていく世界に期待です!

今後も応援お願いします!

前回からガンバ大阪スタッフとなった二人のご紹介をしてきました。それぞれのエピソードがある一方で、スタッフとなった今感じているGBAやガンバ大阪に関する想いには多くの共通点がありました。
彼らは、今日もスタジアムで奮闘しています。選手の応援に加えて、彼らをはじめとするスタッフもちょっぴり応援していただけましたら、嬉しい限りです。
以上、GBA事務局 及川がお届けしました♪

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