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【スマホ依存系ゲイ向け】ネット上のあなたの力、現実社会でも通用する?

あなたはスマホやPCがなくても、どこに行っても通用するスキルを持っていますか?

というところから今回の話はスタートします。

この質問にドキッとした方は、ぜひ最後までどうぞ。

自分で考えなくなった人たち

今の世の中、スマホさえあれば大体の疑問は解決できます。
覚えようと思えば、いろんなテクニックも身につきます。
そこに書かれた通り実践すれば、ほとんどクリアできます。

ものすごい便利な世の中です。

ただ、便利になった分だけ、多くの人の中から失われているものがあります。

それは、「自分だけで問題を見つけ、解決する力」です。

目の前にある疑問や問題、その存在自体を認知できない人が増えました。

疑問や問題に気づいても、その答えを自分で探すことができない人が増えました。

スマホやPCで検索してはパッと見つかる情報のことを、「自分に合った答え」と認識してしまう人が増えました。

自分で考えることをしないので、その場しのぎの問題解決になっています。

その結果、特定の環境ではものすごい能力を発揮できるけど、それ以外の場面で対応、応用ができないで右往左往してしまう人が増えたというワケです。

仕事はできる、趣味の世界観もものすごく深い。
でもコミュ障。

こんな人、増えましたよね?

自分で考える機会を与えられなかった人たち

この「自分だけで問題を見つけ、解決する力」は、本当なら社会に出るまでのリアルな世界で身につけるはずのものです。

幼稚園から始まる半ばクローズドな環境、人間環境の中で、友だちや先生に揉まれて得るものでした。

『ケンカしたらどうやって仲直りすればいい?』
『あのグループの中に入れてもらえるにはどうしたらいい?』
『みんなの前で目立ちたいけどどうする?』
『親に怒られずに遅くまで遊ぶにはどう言い訳しよう?』
『好きな人との距離を詰めるにはなんて話しかけたらいいかな?』
『掛け持ちのバイトの面接に受かるにはどう言えばプラスになる?』
『嫌な人の誘いをうまく断るにはなんて言えばいい?』
etc...

こんなことをいろんな人との間で、自分の頭だけで考えて答えを出していきます。

そしてその答え合わせをすると、当たった外れたが当然ある。
もし外れても、クローズドな環境の中では常に向き合う必要があるので、改善策が必要になります。

そこでさらに自分の頭だけで考える…

こんなことをひたすら繰り返していくことで、その人の「人間力」のようなものが形作られていくんです。

が。

スマホの登場で、この力を培うはずの土壌がめちゃくちゃに変わっていきました。

何かに困ったら、スマホで答えを見つければいいからです。

なんなら答えを見つけないままでもいい。

仲直りできないでいる友だち。
嫌いな先輩。
口うるさい親。

こういう目の前の現実から目を背けてOK。

スマホの中には、「より居心地いいバーチャルな関係」があって、心をざわつかせなくて済む安心な環境が確実にあるからです。

スマホさえあれば、現実世界で何があっても自分を満たすことができるのが、今の時代なんです。

現実世界ではイキれない人たち

確かにスマホの中の世界はすごく居心地がいいですよね。

特にゲイのコミュニティは、10年以上前からコツコツ組み立てられてきました。

そこ飛び込めば、同じ根っこでつながった人たちがたくさんいます。
スマホの中なら、現実社会のマイノリティだからという窮屈な思いをしなくて済みます。

うまく立ち回れれば、ノンケの世界ではあり得ないものがたくさんあります。

何千人単位のフォロワーの人数。
何百、何千のいいねの数。
一言投稿しただけで来るリプの多さ。

承認欲求も自己肯定感も、スマホの世界の中でかなり満たすことができるのが、今の醸成されたゲイのネット上のコミュニティです。

でもです。

こういうネット上の数字、現実の世界では通用しないんですよね。

いくらフォロワーが何千人いても、現実社会で同じくらい影響力を持って仕事ができてい人は、ほんのごくわずか。

いいねが来すぎて通知が止まなくても、パートナーは一向にできる気配はない。

居心地が良いバーチャルな世界にだけ目を向けて、リアルな世界で直面する自分自身への問題に真正面から向き合っていない人が、今リアルでどんどん消耗しています。

映える画像を撮れるカメラのスキル。
バズるネタを言語化できるスキル。
どんな人とも一晩をともにできるスキル。

こんな風に特化した才能を、ピンポイントに発揮できる人は多いです。

でも、

今すぐ仕事を辞めても、何の苦労もせず同じくらいの収入を得られる。
どこに行ってもどんな人とでも、いつも同じようにコミュニケーションが取れる。
どんな壁にぶち当たっても、メンタルを病んでも、必ず突破できる。

こんなふうに、どこに行っても何にでも通用できるものを持っている人はそこまで多くありません。

年齢が若ければ若いほど、こういう傾向は強くなっています。

自分で自分を成長させる力を持つ人になる

だいぶ厳しい話になりました
でもこれが今の現実です。

もう気づいている人もいるんじゃないかと思います。

この変化の激しい時代に生き残れるのは、ネットの数字を追い求めてばかりいる人ではないことは確か、だと。

じゃあ、どんな人が生き残れるのか?

ピンポイントで才能を発揮できる人?

それともどこに行っても通用する「ワザ」を持ってる人?

あなたはどっちの人になりたいですか?

このnoteでは、「どこに行っても通用するワザ」を身につけるためのヒントをいろいろ書いています。

例えば…

ここに書いてあるのは、あなたに当てはまる「答えそのもの」ではありません。

あくまであなたの問題を解決するためのヒント。

これをどう扱っていくかをあなた自身が考え、実践できるようになっています。

活用してくださいね。

では最後にもう一度質問です。

あなたはスマホやPCがなくても、どこに行っても通用するスキルを持っていますか?

この一文にドキッとした方、ぜひこれからもお付き合いください。

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