見出し画像

2022年の振り返りと2023年に向けて

今年もまもなく終わるので、1年の振り返りをしてみたいと思います。

昨年に独立してから、途中迷いながらもSEOを中心としたコンテンツマーケティングのコンサル・制作事業として、正社員を迎え入れることになり、ようやく方向性が固まってきた1年となりました。

それでは、今年に入ってからの振り返りをしたいと思います。

どんな事業をやるかの迷い

今年の1月頃、最大の課題は「そもそも、これから何に注力していくのか?」でした。
すでに独立してから1年近くが経っており、クライアントも少しずつ増えてはいましたが、本当にこの事業で良いのか?という疑念が常にありました。

理由としては、

  • コンテンツSEOの支援業はすでにデジタマーケティングの中でも成熟市場であり、今後急成長する市場ではない

  • 会社は大手〜中小までの競合がすでに星の数ほどあり、後発での参入は難しいのではないのか

  • 自分としては長らく取り組み、すでに飽きがきている中で、どうモチベーションを保つのか

など、この分野に参入しない理由はいくらでもありました。

そこで、まずは他の事業の可能性を探索しようと、様々なことに手を出していきました。

  • Tiktokメディアの運用

  • アフィリエイト事業

  • 英会話事業の立ち上げ

  • 物販事業(中国輸入)

など、幅広く事業の機会を探索してはやめて、を繰り返していました。

しかし、既存のクライアントも抱えながら複数の新規事業機会を探索するのは、なかなか難しいと感じていました。

ましてや、法人でやっているとはいえ、ほぼフリーランスに近い状態でやっていた自分にとっては、既存事業の成長とともに、新規事業を同時に考えられるほどのキャパシティーがありませんでした。

「新規事業に手を広げるは今のフェーズじゃない。」そう思いました。

そしてなにより、「なぜ自分がやるのか?」という確固たる理由が見出せなかったことが、一番の違和感の原因でした。

過去に1度事業を失敗した時にも、「なぜ自分がやるのか?」の問いに答えられず、心が折れて撤退してしまったこともあったため、心の底から自分がやるべきだと思うことを次のメイン事業としたいと思っていました。

この分野でやっていこうと決意したきっかけ

そんな悶々とした状態の中、とあるご縁で1月頃にStockSunの舟崎さんとお会いしたことがきっかけで、SEOチームに参加させていただくことになりました。その時に撮った動画がこちら。

そこで、たくさんのフリーランスや経営者の方々とつながり、自分の強みや弱み可能性について知ることができました。
特に自分の場合は、インハウスのマーケティング担当者や、自社メディアの運営経験が長かったため、費用対効果を追求したオウンドメディアの企画、運用が比較的得意であることがわかりました。

そのタイミングで、クライアント様からの問い合わせ数も増え、商談数も一気に増えていきました。

そんな中、改めて自分でも力になれることがあるんだということが分かり、改めてこの分野でしっかりと腰を据えていこうと決意することができました。

クライアント数が一気に増えるが、キャパオーバーで死にそうになる

決意が固まってからは、とにかく案件数を増やしました。特に年度前の繁忙期である1-3月頃にきた相談は、基本的には断らず、どんどんと受けていきました。

当時は、1案件あたりの適正な単価や継続率がまだ分かっておらず、いつ売り上げがなくなるのかの不安が常にあり、取り付かれたように新しい案件を受け続けていました。

すると、徐々に1社あたりのクライアントに使える時間も減り、本来やるべき施策に手が回らないと状況が続いてしまいました。

この期間が、せっかく信頼してくださったクライアントを裏切っているようで、かなり精神的にきつい時期でした。

新たな社員が入る

6月ごろになると、業務委託のディレクター・ライターを含むと20名程度の組織になっていましたが、上流部分のコンサルティング領域は、まだ自分以外に任せられる人がいない状態でした。

そんな中、もともと弊社に業務委託のライターとして関わってくださっていた方が、正社員として入社してくれることになりました。 

僕は1度目の起業で正社員を採用して痛い思いをしたことがあったので、正社員採用にはかなり慎重でした。しかし、その不安は杞憂に終わり、入社後に大きく活躍してくれる存在になりました。

また、そのタイミングで僕の個人会社ではなく、しっかりと会社組織として経営していくことを決断しました。そして、アドバイザーとして経営、組織作りの経験が豊富な島添さんにも関わっていただくことになりました。

島添さんとの壁打ちを通じて経営者としての視座が一気に上がり、会社の方向性が徐々に決まっていきました。(いつも共同経営者のような意識レベルでサポートしていただきとても助かっています。)

クライアントの成功事例が増える

今年の秋頃に関わったクライアント様の成果が花開くケースが増えてきました。弊社がとても大事にしているのは、SEOでの上位表示やアクセスアップだけでなく、その先にある事業の成果に貢献することです。

そういった事業のゴールにつながるリード数、商談数へ貢献することができ、結果としてクライアント様から契約を継続いただくケースが増えてきました。

こういったクライアント様の成功が、弊社の自信にもつながってきました。

「アドエビス」を提供するイルグルムさんの社内勉強会に登壇させていただきました。

続々とメンバーが増える

また、秋ごろからはどんどんメンバーも増えてきました。
新たに夏ごろに入ってくださったバックオフィスのメンバーの方の活躍がめざましく、経理、労務、法務などの業務をまるっと巻き取って進めてくださり、会社の基盤が一気に整備されました。

また、11月から新しく入ったインターンの方も、慶応大学の学生ながらすでにコンテンツディレクションの経験があり、当社の即戦力として活躍してくれています。

その他にも、業務委託で関わってくれるディレクターや、データアナリストなど心強い方々がどんどんと仲間に加わってくださっています。

そういった方々がより活躍していくためにも、今月からナレッジ共有のための社内勉強会をスタートしました。

2023年に注力すること

来年に注力することは以下です。

自社のコンテンツマーケティング

弊社がコンテンツマーケティングの支援会社でありながら、自社のコンテンツマーケティングに全く注力できていませんでした。。笑

弊社のような中小規模のBtoB企業が生き残っていくためには、コンテンツマーケティングがもはや必須であると考えています。

コンテンツマーケティングは、顧客獲得に留まらず、採用や業務提携など本当に様々なところでパワーを発揮します。コンテンツの力は本当に凄いと、年々より思います。

そのため、弊社としては、自社のノウハウを最大限発信できるよう、SNSや記事、YouTubeなどに取り組んでいきたいと思っています。

サービスの品質向上

支援会社の成功は、クライアント様の成功のもとに初めて成り立つと考えています。クライアント様の事業を、コンテンツの力により最大限伸ばしていくために、提供するサービスの内容や、業務オペレーションの改善に磨きをかけていきます。

また、品質を高めていくためには業界に特化する選択肢もあります。現段階では、IT・ソフトウェア、コンサルティング、製造業など、法人向け取引をするBtoB企業への支援に手ごたえを感じており、これらの業界に注力していく可能性があります。

採用、組織作り

どれだけ素晴らしく見えるサービスにも、それを支える組織がないと何も始まりません。そのため、引き続き弊社を支えてくださるメンバーを募集しています!

また、メンバーがより活躍するために、これまでの支援の中で生まれたナレッジをしっかりと共有できる体制を作ってきたいと思っています。

まとめ

来年は飛躍の土台を作る年にしていきたいので、引き続きよろしくお願いいたします!!

ちょっと話してみたいよという方も気軽にお声掛けください!

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?