オシャレ大作戦 #4 人生の棚卸

少し前に友達の新しい取り組みにモニターとして参加した。
その名も「ライフキャリアセッション」。
これは文字通り、仕事だけでなく【人生】という視点で色々な話をして、多角的に捉えることでその後の進む方向だったり、悩みだったりの解決なんかを図るもの。

実際に受けてみて私が感じたのは「これは人生の棚卸だな~ありがたい」と思った。
前の仕事の時も上司とのキャリア面談というものはもちろんあったけれども、それはあくまで『仕事をやっていくうえで』どうするかという何もかも仕事が軸になった面談だった。

そしてそういう面談って大抵の場合、本当に思っていることや悩みなんかは話せないんですよね。仕事って人生においてかなり長い時間を使うものだから確かに他の視点からも見ていく必要はあると思うし。

個人的な話にはなるけど、この新しい取り組みをしている友達とは結構付き合いが長くて、知り合ったのが趣味関係だからこそ色々なことをきっと話せるなって思った。

実際に棚卸してみて、自分の不安とかと向き合えたと思う。
特に一番不安だったところがこの先についてのところ。
言い方は悪いかもしれないけれども、私は所謂多くの人が歩んでいる王道(他の表現が思いつかなかったw)の人生から外れた道、まだそんなに開拓されていない道に進んだと思っている。

元来の性格として、それこそ真っすぐに王道の道を進んで、お金貯めて、結婚して、子供ができて、家を買ってみたいなそんな風にきっと生きていくんだろうなって思ってた。けど、30歳を目前にした昨年に思いっ切ってやりたいことにシフトして挑戦することにした。

散々悩んで決心したことではあったけれども、それでもやっぱりどこか不安を感じていたわけですよ。それは学生時代の友達に起因する。
多くの学生時代の友人は結婚していて、最近はもっぱら出産ラッシュが続いている。一昔前だったら私はきっと素直に「おめでとう!」って言えなかったけど、色々経験した今は心から「おめでとう!」って言えた。

でもそれとは別に、今自分が歩んでいる道が学生時代の友達とは違いすぎて、すごく急に不安にあることがあって。でもなかなかそんなことは人に話せないし。

そんなことをつらつらと面談で話した時、心にぐっと刺さった言葉があった。それが、「どんな道でも不安がよぎるものだけど、その道を歩き続けることで積み重ねてきた歩数や新しい道だからこそ見えた景色などが徐々に不安を消していってくれると思うからあまり焦らずに」って言葉。これは凄く心に刺さって、ああ、焦らなすぎるのも良くないけど、焦っても仕方ないもんなって。

自分が選んだ道だし、そもそも人生に正解は無いし、どれだけいい景色を見れるか、とりあえず進めるだけ進もうって思わせてもらえました。

そのまま結婚という観点についても少し話をしまして。
前まではかなり結婚願望が強い方だったと自分でも思っているけれども、今はそんなに無い。全く無いわけじゃないし、友達の話を聞いていると結婚ってやっぱりいいな~って思うこともある。

でもそれに関しても、特別焦る必要はないのでは?って考えられるようになった。いや、年齢的に焦る必要はあるかもしれないけれども。

見えていないものを頭の中でこねくり回しすぎて、大事な要素である「ポジティブ」や「リラックス」っていうところが抜け落ちいた。それを一つ指摘してもらえたのはとてもはっとした。

そんな風に色々話して、30歳になった自分の人生の棚卸ができました。
これだけ赤裸々に自分の事を開示して人に話したのは初めての事だった。
面談してくれた友達の受け入れてくれるスタンス、話の引き出し方、そして自分とは違う視点からのアドバイスのおかげだと思う。

棚卸ができたことで、方向性というか向かっていく場所が前よりも見えてきた気がする、気持ち的にも楽になった。

定期的に人生を振り返るというか、誰かに話す必要があるなって思ったお話でした。

がわ

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