スラムダンク名場面から学ぶ:左手は添えるだけ

第9回目は、最近のマイブームシリーズから一転、僕が最も好きなマンガ「スラムダンク」の好きなシーンと、それから感じたことを書いていきます!

個人的に、「スラムダンク」は仕事にも通じる学びがたくさんあると思っているので、順に紹介していきます

最初に選んだのは、「左手は添えるだけ」のシーンです
※著作権の関係で画像が入れられないのが残念ですが…

解説不要かと思いますが、山王工業戦の決勝点となった、桜木花道が放った「あのシュート」です

このシーンについて、流川が桜木に初めてパスを出したとか、その後のハイタッチとか、語り出したらキリがないので…笑、「左手は添えるだけ」の部分に絞って書こうと思います

なぜ、作者である井上雄彦先生は、『SLAMDUNK』というタイトルのマンガなのに、ダンクシュートで終わらなかったのか?

確かに、ダンクシュートで終わっても、わかりやすくてとても盛り上がったと思います
ダンクシュートは確かに盛り上がりますし、クライマックスに持ってこいなシュートかもしれません
しかし、桜木にとって、ダンクシュートは恵まれた体格と抜群の運動神経によって、「初めから打てたもの」なのです

ですが、あのジャンプシュートは、桜木が1週間で2万本という途方もない数の練習を積んだ「基本」であり、「努力の結晶」なのです

1週間で2万本という数字が、どれほど過酷なものなのか、想像もつきません
ですが、1日3,000本という数字は、5秒で1本を休まず打ち続けても4時間以上かかります…
1本ごとにフォームを意識したり、改善点を考えたりしながら打ったり…ということを考えたら、倍以上はかかるのではないでしょうか?
時間的な面だけでなく体力的な面でも相当に過酷だと思います

さらに、師匠である安西先生や桜木軍団といった仲間や協力者に支えられて体得したものであるということも、大きいのではないかと思います

そんなことを考えながら読んでいくと、より一層楽しめるのではないでしょうか?

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