ユーリカ!
noteを書き始めてから、感性のアンテナがビビッと反応して、つまらない毎日もとにかく楽しくなる気がしている。
SNSって、外向きの自分。よく見られたい、とか「いいね」が欲しいとか、なんだかモヤモヤして疲れてしまう人は多いんじゃないかな。知り合いとの繋がりもあるし、フォロワーさんに気を遣ったり、何かと人の反応が気になってしまうと思うのだ。
でも、noteを書き始めて思ったのは、スキとかフォロワーさんの数はあるけれど、なんとなく、ブログよりももっと気楽なスタンスで、好きなことや伝えたいことを書ける気がする。
SNSで料理や食材のことを伝えるのは難しい。見た目の美味しそうな感じ、“映え”ももちろん大事なのだが、そのバッググラウンドにあるストーリーや想いは込められないし、伝わらない。説明的な長文はウザいだろうし。
作り手や生産者さんは、熱い想いや苦労があって、その一皿を作り、成り立たせている。
そんな「この料理の物語」を
説明したり、伝えたいことを、作文のように、でも気軽に書き綴ることができるのがnoteだと思っている。
次何書こうとか、食材に向き合ったり、生産者さんと接したりするのは本当に楽しいし、感性のアンテナが立っているからか、普通の毎日も、
ハッ
と、気づくことが増えて、気づいたら、noteに書こうってなる。
本を読んでも、文体は参考になるし、街を歩けばキャッチコピーや、魅せ方が面白く、今度試してみようと思うし、ネットの記事が読みやすかったら、感心している。
クリエイターさん達は例えば小説、絵、音楽、デザイン、写真、などなどそれぞれのジャンルで日々活動しながら(趣味だとしても)、伝えたいもの、発表したいものがあってもどうしたらいいかわからない、と悶々としている人が多いんじゃないかな。
だば、まずやってみる、そこから気づくことがある。
普段包丁を持ち、ずっと厨房にいるため、慣れないでいるパソコンやスマホの操作も、noteを書こうとしてからずいぶんわかるようになってきた。
じゃあ、Wordでどうやるんだろうとか、特殊効果や装飾の付け方を工夫してみようと思ったり、ページの見せ方が上手い人とか着目するようになった。
新しいことを始めると脳がフル回転する気がする。 何かがあっても、noteに書いているうちにストレス解消になったり、解決策が見えてきたり。
ネタを探したりしているうちに、料理を高めて、より良いレシピを発表したい、より美味しく振る舞いたい、という本業の目標も改めて思っている。
長くても、短くてもいいから、まずは始めて、拙くても未熟でもなんとなく続けること、そこから、きっと見えてくる景色がある。料理も20年やってきて、不器用な私でもなんとか人並みにはなっているんだから。
noteも続けることで、何か次のステップへのきっかけや自信に繋がるんじゃないか。
ともあれ、
noteを通して、日常が色づき始めた。
〜〜〜おまけレシピ〜〜〜
何気なく使ってる炊飯器も、使い方を変えてみると、新しい発見がある。そんなことを先日書いた。面白くて、日々さらに色んな料理、レシピが生まれている。
◎炊飯器肉じゃが
材料と、出汁、調味料を入れて、スイッチオン!煮崩れないで、美味しくほっこり仕上がっている。
◎炊飯器でチャーシュー
①豚バラ肉のブロックは柵どりして、脂身から焼き色をつけ、転がしながら満遍なく焼く。
②水2カップ、酒1/2カップ、醤油60cc、砂糖大さじ2、ネギや生姜、にんにく、八角などと①の豚肉を炊飯器にいれ、スイッチオン。あとは、ピピーっと炊き上がりを待つのみ。
③香ばしく表面を炙って、切って、茹で野菜などとともに盛り付ける。
この記事が参加している募集
おいでくださりありがとうございます。 不器用な料理人、たぬき女将が季節の食材、料理、方言にまつわるよもやま話を綴っています。おまけレシピもありますよ。