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梅雨痛

もうすぐ梅雨がやってきますね。

小さい頃、こんな歌がありました。
母さん蛇の目(蛇の目傘、和傘)でお迎え嬉しいな。
ピッチピッチチャップチャップらんらんらん。

昔の道路は舗装もしていなかったので、ぬかるみに付く長靴の足跡も嬉しくて、わざわざ水たまりに入ったものです。昔は番傘でしたから傘に当たる雨の音も嬉しかった。※番傘とは太い竹の骨に厚い油紙を貼った,ふだん用の丈夫な傘です。これをお読みになっている皆さんは若い方も多いと思うので、よくわからない方も多いと思います。子供の頃は梅雨が嫌いではなかったんですね。

ところがどうでしょう。大人になるにつれて「雨かぁ」と嫌いになってしまいました。いろいろ原因があると思いますが、梅雨痛と言うのがあるそうです。

梅雨の時期は気圧が下がります。この低気圧の影響で、膝に痛みを感じます。これを梅雨痛と言うらしい。そういえば、お年寄りが「ああ、明日は雨だな」とよく言ってました。「なんで?」と聞くと「膝が痛むからさ」「ふうん」。

それ以外も頭痛がするなど、様々な症状が出る方もいます。これは年をとるとこんな風になると思っていました。
ところがどっこい!
最近では若い世代でもこんな症状が出てくるようになりました。

◎頭痛
低気圧の時は血管が緩んで拡がりやすくなります。陰性になるわけですね。脳の血管が拡がると、三叉神経を刺激されて血管の脈動に合わせてズキズキとした痛みが起こるのです。
※三叉神経…三叉とは神経が眼の神経(V1)、上顎の神経(V2)、下顎の神経(V3)の三神経に分かれることに由来します。体性運動性と知覚性の混合神経であり、脳神経の中で最大の神経である。(ウィキペディアより)

頭痛には偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛といったさまざまな種類がありますが、この中で最も多いのが緊張型頭痛。

原因のほとんどは、生活習慣が関係しています。デスクワークや車の運転などでうつむいた姿勢をとっているときが要注意です。スマホもそうですね。スマホを長時間見ていると腰痛の原因にもなるので要注意ですよ!

◎膝が痛くなる原因は
膝の痛みは関節リューマチなど様々な原因があります。その中でも年を重ねていく事によって、変形性膝関節症などの関節軟骨がすり減る事が最も多いです。テレビCMでも膝痛に◯△が効くというコマーシャルがとても多い。また、O脚・X脚などが原因する場合があります。O脚は陽、X脚が陰と言われていますが、私はどちらも「緩み(陰)」が根底にあると考えています。

さて梅雨痛ですが、低気圧が関係していると言いました。つまり身体が陰性に傾きすぎると、頭痛をはじめとする膝痛、腰痛など様々な「不定愁訴」が現れてきます。

特に若い方の不定愁訴の原因は陰性の摂り過ぎが考えられます。
最近人気なのがホテルでのスイーツ食べ放題。
そのほか、毎回出てくるお酒や果物などの食べ過ぎです。

そういえば若い世代にも肌のシミ、イボ、ホクロなどもどんどん目立つようになってきています。シミ、イボ、ホクロが出てくるのは老人の特許じゃなかったの?糖化=老化。胃の年齢は80才、骨密度も80才…いやはやどうしましょう。

どうやって解決すれば良いのか

オートファジーが役に立つ
オートファジー(autophagy)とは、細胞が細胞内のタンパク質などの栄養素を分解し、

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