食べ物から変えていける〜カラダもココロも〜
現代はストレス社会と言われます。しかしストレスというのは昔からありました。
徳川家康の遺訓として有名な言葉があります。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし...。
ただ現代のストレスと昔のストレスとは質が違ってきていると思います。
この苦しい、人を悩ますストレスをなんとか解消する方法として、いくつかの方法が採り上げられています。その中で注目されているのが、呼吸を整え、今ここにある自分に注目し、あるがままの自分を受け入れる「マインドフルネス」です。
・心の持ち方で解決できるのか?
心が弱ったとき、不安が続くとき、いちいち細かいことが気になってしかたがない、などという思いが湧いてきたとき、それが長く続いて苦しいとき、そんな自分が本当に嫌になります。「ああ、なんて自分はダメなんだ...」と。しかしこれはあなたの性格ではありません。よけいな心配はいりません。改善することができるからです。
心は体に、体は心に大きく影響します。しかし、心を変える事はなかなか難しい。それは仏教、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などの先達を見てもわかります。
例えば「前向きにプラス思考でいこう」と決心してもすぐに元通りになってしまいます。
前述したマインドフルネスも同じです。
心は見えない世界、つまり裏です。これに対して体は見える世界...「表」です。
裏の世界の心はコロコロ変わるからココロ(心)と言うんだ、と言われます。持続していくのがとても難しい。このようなときは体から、言い換えれば「食べ物」から調節していくのが一番です。そして少しずつ心のあり方も学んでいくことです。
現代医薬では抗うつ剤としてリスパダールや SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)などが使われますが、様々な副作用が心配です。
では漢方薬は副作用の心配がない?いえいえ、効果がある薬草を使うのですから、長期にやはり副作用があります。
効き目はゆっくりですが、副作用の心配がなくて安全なのはやはり食べ物です。
ではどのように漢方の効能を食べ物で摂り入れたらいいのでしょうか?
例えば柴胡加竜骨牡蛎湯という漢方を取り上げてみましょう。
柴胡加竜骨牡蠣湯の効果は「些細な事が気になる、動悸息切れ、めまい、不眠」です。漢方を食物で代用して日々の食事に摂り入れられたら安心・安全・安価ですよ〜
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