見出し画像

古巣に愛される人になりたい 〜川崎フロンターレvsコンサドーレ札幌〜

昨日、川崎フロンターレvsコンサドーレ札幌の試合を観戦してきました。
久しぶりのサッカー観戦、歓声のない試合を自分なりに楽しんできました。


印象に残った点を3つに絞って書ければと思います。


1つ目は、間近で見る一つ一つのプレーの質の高さです。

パスの精度が高さはもちろんのこと、ちょっとしたカーブやバックスピンから、空間を利用した遊びや受け取る相手への配慮を感じました。

上から見ているから当たり前のように見えますが、真横から空間を認知して回転をかけたり、距離を理解してコートの端でボールが止まるようにすることは高い技術がなければできないと思います。

勝負ではありますが、そこから選手自身が楽しんでいることを肌で感じられることは、スタジアムでしか出来ない経験でしょう。


2つ目は、ボールタッチの際の音の心地よさです。

トラップやパス、シュート、さまざまな強度でボールに触れますが、どれも心地いい響きでした。
私は黙って観戦する派ですが、興奮するはずの試合に対し、音のおかげで落ち着いてしまっていました。

歓声がないからこそ、ボールの音は聞きやすく、こういった環境下の観戦をもう一度したいとも思ったほどです。


3つ目は、試合後の1シーンです。

タイトルにさせていただいた「古巣に愛される人になりたい」と、試合後に感じる場面がありました。

試合が終了し、アウェイチームのコンサドーレ札幌の選手が先に退場しましたが、
一人だけ川崎フロンターレの選手やコーチ陣と話し続けている方がいました。


それが川崎フロンターレから移籍していた、福森選手でした。
遠くから見ていたので当然会話の内容は聞き取れませんが、
雰囲気があたたかく、選手として愛されていたことが感じられました。


サラリーマンが競合他社に転職してコンペでバッティングすることとは比べ物にならないくらい
古巣との試合は緊迫感があったはずです。


にも関わらず、試合後にあのようなコミュニケーションが取れていることが非常に魅力的でした。


私はこれまで、中学、高校及び大学の部活などしか引退というものを経験していません。
今後、部活とは異なり自身でタイミングを選んで去る経験をすることがあると思います。

その際に、お世話になった方と今後も関係を維持できるようにしたいと改めて感じました。


出会いと別れは、人の気持ちを整理する大事な出来事だと思います。


それを前向きに捉えられるよう、
これからも日々の仕事やプライベートを納得のいくまで考えながら取り組んでいきます。


サッカー観戦を通して、ただ感動するだけでなく
今後の自身の生活のモチベーションを高めることが出来ました。


やはり本気で何かに向き合っている方を見るのは刺激になります。


私も誰かの刺激にならなければ。。。


ではまた、次の投稿で。


最後まで読んでくださりありがとうございます◎ 私が記事として書けることやご協力できることなどをコメントいただく、そういったサポートでも嬉しいです! 日々のアウトプットが少しでもあなたのためになりますように。。。