はたして、ゴジラは恐竜だったのか?
多くのゴジラファンが長年議論している「ゴジラは実際に恐竜だったのか?」という話題について記事にしてみたい。
ファンの間では長い間、ゴジラは恐竜かそれとも単弓類かということについて長年議論になっていた。これはゴジラ映画でもオリジン(過去)についてはまちまちだったりする。
初代・二代目といった昭和の時代はその境目が微妙だったようで明確に言及していない。恐竜型怪獣はチタノザウルスやアンギラスなどがいるが、ゴジラも彼ら同様恐竜だったかについてはイマイチよくわかっていない。
平成VS時代は明確に恐竜であるという設定がたされ、鳥の遠吠えに反応してしまうという弱点をみせることもあった。さらにゴジラザウルスという名前の恐竜が旧日本軍兵士に確認されていることもあった。この個体が水爆の放射能を浴びて怪獣化したのがゴジラだとされている。
ミレニアム以降についてはほぼ不明だ。
しかし、科学が進歩したこともあり今のゴジラファンの間では「ゴジラは恐竜ではなく単弓類ではないか?」という説があるようだ。
単弓類というのは恐竜以前に地球を支配していた爬虫類によく似た生命体だ。
後に哺乳類となる存在で爬虫類ににているがどちらかと言えば哺乳類に近い骨格をしている。
もっとも有名なのはディメトロドンだ。
初代ゴジラの骨格や耳があること、などからゴジラは単弓類ではないか?という説がかなりのファンの間でささやかれている。
実際にレジェンダリー版ゴジラでは、この単弓類説を採用しているらしくペルム期の頂点捕食者だという設定になっている。その割にはムートーに寄生されていたり、やられそうになったり矛盾しているけど・・・。
今のところ、この単弓類であるという説が主力になっている。
恐竜が好きで、ゴジラも好きになった自分としてはなんとも悲しいものだ・・・。
だが、待ってほしい。ゴジラはよくよく考えれば水中がほとんど住処だ。
単弓類だとしても、はたして水中に適した個体はいたらしいが、これはどう考えてもゴジラに似ているとはいいがたい。
これならまだ、恐竜から進化したほうがまだ納得できるだろう・・・・と思ったが恐竜もよくよく考えれば陸にしかいなかった。ジュラシックワールドで有名なモササウルスや首長竜は恐竜では別の種族だ。
ここで思い出してほしい、ゴジラの特徴は水陸両用・背びれがあるといったところだ。
何と恐竜のなかにはこれらにピッタリな存在がいるそうだ。
「ジュラシックパーク3」に出てきた事で有名なスピノサウルスだ。
ここで、あくまで俺の仮説を出していきたい。スピノサウルスの仲間の一つが絶滅の際に水陸両用に進化した生命体こそゴジラの正体ではないか!?というのが俺の説だ・・・。
いや、これでも考えれば海底の中を泳げるようになったかは怪しい。そもそもこんなことをいえばディメトロドンだってあてはまる・・・ディメトロドンの一部が水陸両用に進化した生命体こそゴジラではないか?といのだってうなづける。
いや、これもちょっとおかしい・・・・・。だってどっちもどっこいどっこいだからだ。
ゴジラが現実にいればどういう生命体だったのかこれは永遠に謎のまま、作品によって解釈が分かれるといったほうがいいだろう。
まとめに入るが
俺としてはゴジラは恐竜であってほしい。
完璧に恐竜でなくてもいいが、どこかで恐竜が絡んでいてほしい。そうでないとみんな恐竜に興味を示さなくなるだろう。
やはり、初代ゴジラで山根博士が言っていた水中にいる生命体と陸上に生命体のミッシングリンク・・・これが一番しっくりくる。
ディメトロドンと水中生物のミッシングリンクか、スピノサウルスとモササウルスのミッシングリンクか、あるいは恐竜と単弓類のミッシングリンクか・・・・。
これは各各々で解釈してほしい。
ちなみにシン・ゴジラではよくわからないが、おそらく両生類に近いとおもわれる。
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