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パラレルワールドも苦手
前回「お芝居が苦手」ってお話ししたんですが、苦手ついでにもう1個、パラレルワールドが苦手っていうのもあります。
よくマンガやゲームで、現実と何かもう一つ別の、2つの世界を行ったり来たりする話があるじゃないですか。
あるいはタイムマシンとかで時間を行き来するみたいな。
あれが本当に苦手で、すぐにストーリーが訳分かんなくなるんです。
これを自覚したのは、小学4年の春休みにドラえもんの長編映画『のび太と夢幻三剣士』を観た時のことでした。
この映画では、ドラえもんのひみつ道具でのび太たちが夢と現実の世界を行き来するのですが、始まって30分くらいで「あれ、今は夢と現実のどっちの世界にいるんだっけ?」と混乱してしまいました。
そうしてストーリーに入り込めなくなり、結局最後まで話が理解できないまま映画は終わってしまったのです。
私は期待に胸をふくらませて行った映画が全然楽しめず、周りのチビッ子たちが満足げにエンディングまで味わっているのを横目に、とても悲しい気持ちで家路についたのでした。
その翌年、今度はドラゴンクエスト6という名作ゲームが発売されます。
このゲームでは、主人公が現実と幻の2つの世界を行き来しながら旅するのですが、案の定すぐに訳が分からなくなりました。
この2つの体験で、完全にパラレルワールドものに苦手意識が植え付けられてしまったのです。
その後もクロノトリガーやファイナルファンタジー8、クロノクロスやサガフロンティア2など、時間や世界を飛び越えるストーリーものはさっぱり理解できませんでした。
これも「○○状態」とか、何か学術的な用語があるかと思って調べてみたんですけど、特になさそうで。
ネットで見ても、特定の作品ごとに「ストーリーが分かりにくい!」という声は見かけますが、「パラレルものになると全部ダメ」っていう人はなかなか見つかりません。
私だけ理解力がないのか、それとも一定数そういう人がいるけど声を上げていないだけなのか、どっちなんでしょう…
というわけで、大学生や研究者のみなさん(以下、前回と同じなので略)
今回もとりとめのない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
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