マガジンのカバー画像

【読書記録】まとめ

9
オススメの本や文学作品の感想の記事をまとめています。 月1くらいのペースで追加していきます。と言いつつ最近は仕事に関係する実用書ばかり読んでて文学に手をつけれず更新が停滞中…
運営しているクリエイター

#読書感想文

【読書記録】五木寛之『生きるヒント』

初めて『生きるヒント』を読んだのは今から30年近く前、私が中1の頃です。 地元の図書館で何…

【読書記録】ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』

先日、初めて『ガリバー旅行記』の原作を読みました。 『ガリバー旅行記』と聞くと、大男が小…

【読書記録】三浦綾子『塩狩峠』

三浦綾子(1922~1999)は北海道旭川出身の作家で、『氷点』、『泥流地帯』など数多くの作品を…

【読書記録】アレクサンドル・デュマ・ペール『三銃士』

アレクサンドル・デュマ・ペール(1802~1870)は『三銃士』、『モンテ・クリスト伯(巌窟王)…

【読書記録】ロバート・ルイス・スティーブンスン『ジーキル博士とハイド氏』

最近は『罪と罰』や『クリスマスキャロル』など、聞いたことはあるけど読んだことがない古典の…

【読書記録】ジョージ・オーウェル『1984年』

オルダス・ハクスリーの『素晴らしい新世界』("Brave New World") と並ぶディストピア(ユート…

【読書記録】三島由紀夫『青の時代』

この作品は1948年に実際に起きた、昭和犯罪史に残る「光クラブ事件」を題材に書かれている。銀座で高利の金融会社「光クラブ」を経営する東大法学部三年の山崎晃嗣が、暴利による物価統制令違反で検挙されて債務不履行に陥り、債務と債権者を残して自殺した事件である。(以下のリンクで詳しく特集されている) 主人公の川崎誠は合理主義を信奉し、他人を見下し、また他人から理解されることを拒む性格でありながら、真理や大学の権威を疑わなかったり、また自分なりの理論を打ちたてながらも恋愛感情や肉欲を

【読書記録】プロスペール・メリメ『カルメン/タマンゴ』

メリメ(1803〜1870)はフランスの作家で、両親ともに画家で知識人という家庭で育ちました。言…