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暴力について


暴力は基本的には良くないことの様に思われる。ただ、人間は常に暴力的であった。

それは一時的な感情的な暴力ではない。

過去の人類史を振り返って、自分や自分の信念、周囲を守るために他を暴力によって攻撃し続けてきていない時代など存在しない。

決して物理的に殴る蹴る、爆弾を投げるなどの直接的な暴力にとどまらず、言葉を用いて巧みに暴力を加えてきた。


それによって形作られているのが人類史であり、世の中というものだろう。


ただ、私はできればいかなる暴力も放棄したい。
そんな世の中を見てみたい。

最も手っ取り早い手段は、暴力をした人全員に死刑という暴力を与えるといういわゆる恐怖政治だろう。
これは好ましくない粛清だ。


少なくとも今の私の頭では暴力の無い世の中を創ることはイメージすらできない。
イメージできないことを達成するのはなかなか困難だ。

とりあえず自分だけでも物理的にもいかなるげんどでも暴力を用いずに生を全うしたい。

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