『フェスタ・ルーチェ』IN 愛媛こどもの城 ~自閉症育児奮闘記~
関西最大級と銘打ったイルミネーション、フェスタ・ルーチェINえひめこどもの城に自閉症次男を含め、妻と高校3年生の長女と行ってきました。
まだ、期間もあるので(記事更新時は11月下旬)参考になればと思いイベントレポートします。
だらだらと長文になってしまいましたが、まとめだけ読んでもらえれば行く際の参考になるかもです。
フェスタ・ルーチェって何?
フェスタ・ルーチェINえひめこどもの城の事を知らない方の為にリンクを貼っておきます。
そもそもフェスタ・ルーチェは関西最大級の光のフェスティバルとして2017年和歌山県での開催をスタートとし、全国で開催され過去7年間の累計入場者数は80万人を超える超人気イルミネーションイベントです。
それが四国初開催ということもあり、注目度も非常に高いんです。
ちなみにスポンサーに私が働いているコープえひめも入っています。
とはいえ、私も自分の勤める職場の会報誌などで見たから知っていたようなもので(^_^;) 実際は何それ?という方の方が多い、認知度に関してはまだまだこれからだと思います。
(チームラボなどは全国区で名前が知られていますが)
イベントの日程、曜日詳細
スタッフの割り振りについての詳細はわかりませんが、こどもの城内のアトラクションはこどもの城のスタッフが行うため、スタッフ休業日の日曜日はアトラクションが基本お休みになります。
平日の夜についても来場者数とスタッフが昼夜の就業になることもあり夜間(フェスタ・ルーチェ時間帯)のアトラクションはお休みになります。
土曜日だけアトラクションが稼働するといったイベントになります。
つまり、土日祝の学校休み、お仕事が休みの方はこぞって土曜日を目がけてイベントに来るといった建付けになっているんですね。
何となく土曜日が一番楽しそう!という感覚と、たまたま次男の誕生日が土曜日だったこともあり「行ってみよう!」ということになりました(笑)
暗くなってからの移動は視覚スケジュール必須
フェスタ・ルーチェはイルミネーションなので、当然暗くなってから行くところです。実際オープンは17時30分~21時30分です。
自閉症の次男はドライブが大好きなんですが、暗くなってから車に乗って出発すると車内も暗いし、どこに行くのか?どれぐらいで着くのか?の見通しがないと不安になります。
(というか、我々でも知らされていなければ不安になりますよね💦)
事前に一日のスケジュールをカードで提示出来るように(今回は手書きと写真を合わせ技)していました。
次男の誕生日ということもあり、
朝起きて軽く食事をしてから スシローでお寿司パーティー →誕生日プレゼントにユニクロで服を買う → お買い物に行く → ケーキ屋さんにケーキを取りに行く → 家に帰ってケーキでお祝い → 休憩 → 愛媛こどもの城にイルミネーションを見に行く(途中晩ごはん)
といった視覚支援スケジュールを作成しました。
1日限りのスケジュールなので、ラミネートせずに見せていたのですが、休憩のタイミングでその紙(何度も見て覚えていたのだと思いますが)に絵をたくさん描いて最後に破ってしまいました(゚Д゚;)
まあ、見て覚えていただろう・・と思いながら、薄暗くなりかけたタイミングで車で出発したのですが、車内で
「ケイタイ、ケイタイ」
と次男が言うんですね。
それが、つまり
“どこに行くのか、携帯電話で画像を出して見せてください”
といった意思表示なんですよね。
なので、スマホで調べてえひめこどもの城のイルミネーションの画像を見せたら納得して落ち着いて車内で歌を歌っていました。
スタッフの予想を超える来場者(特に車)
こどもの城に到着予定が18時頃でした。
近づいてくるにつれ車が混雑しているのに気づきました。
“まさか?”
と思うほどの渋滞です。
徒歩だと20分程度の距離が全く動かない状態の渋滞でした。
17時30分オープンで18時でこの渋滞ですから、駐車場が満車であればしばらくは駐車場が回転しないと思われます。
そこで渋滞をUターンして、先に晩ごはんを軽く食べて出直そうということにしました。
うどん屋で約30分程度で済ませてから、再度渋滞の波へ。
渋滞は全く緩和されておらず、反対車線は時折車が通るので駐車場が回転していないわけではないのでしょうが、待ち時間が1時間程度と読みました。
そこで、動物園側の運動公園の駐車場に車を停めて歩いていく事にしました。約20分ぐらいの距離です。
動いていない渋滞中の車を横目に歩いた方が遥かに早かったです。
帰りの臨時シャトルバスの運転手さんに聞いた話ですが、前週土曜日はそこまで混雑しておらず、スタッフも面食らったそうです。
渋滞中はシャトルバスも機能せず、チケットを買っているけれど会場には入れなかった方もいらっしゃったとか・・。
会場入
会場入り口も大混雑です(^_^;)
ただ、当日券を買うための列が長蛇の列ですが、事前に前売り券(みきゃんアプリでしか購入できません)を購入していればスムーズに会場入り出来ました。
これはみきゃんアプリの普及に一役買いそうです(笑)
障がい者は本人が無料、付き添い人は有料(割引無し)ですので療育手帳を持って行ったので次男は無料です。
(アトラクションは割引はありません)
入口までの間もイルミネーションが素敵でした。
フェスタ・ルーチェ
会場入すると、確かにたくさんの人で混雑しているのですが、屋外でこどもの城自体が広いのでばらけている感じで、窮屈さはありません。
場所によっては結構なボリュームで音楽が流れているので次男はイヤマフをしていました。
こどもの城といいながら、家族連れ50%、カップル50%といった感じの来場者構成。
イルミネーションも見たことが無いようなサイズ感の動物のイルミネーションや、動画、道路に映像が映し出されたり、体験型のイルミネーションで、次男も特に混乱もせず、楽しんでいるイメージでした。
非日常的な空間が作られていて、今まで見たイルミネーションの中でも特にインパクトが強く感じました。
HPで確認してみるのと、実際に体験するのとの違いはハッキリしていて、やっぱり行ってみないとね~ ですね。
こどもの城全域を回る感じではなく、限られた場所だけですので、あの広いスペース全部ではないです。
普通の速度で歩けば30分で全体っを回れる感じです。(速足なら20分かからないかも)
ぐるっと回って戻ってこれる設計ではなく、突き当りまで行って、同じルートを戻ってくるイメージです。
てんとうむしコースター
アトラクションはやらないつもりでした。
とても混雑していましたから(^_^;)
アトラクションをやらないなら、土曜日に行く必要はありません。
児童館の1Fも解放されているのですが、スタッフの方が1名いらっしゃって、私たちには何か魅力的な催しをしているようには感じませんでした。
次男が、てんとうむしコースターが光っているのが気になって乗りたいようでした。
それで何度か戻るように促してもてんとうむしコースターの列に並ぶんですよね。我々は待つことはいいんですが、次男は待てないのでは?と思いました。
それでも待てるかも・・と思いチケットを購入して並びました。
チケットは片道高校生以上が300円、中学生100円なのですが、てっぺんまで上がっても降りてくる術がないので、必ず往復チケットを購入する必要があります(注)
およそ30分ぐらい待つかな~と思い、30分のネズミタイマーをスマホで設定して次男に渡しておきました。
ところが読みが狂って結局は45分も待つことになったんですね(-_-;)
ネズミタイマーをセットしなおして、+15分のタイマー。
それでも混乱することなく待ちきったんですよね~。すごい成長です。
それぐらいてんとうむしコースターに乗りたかったんでしょう。
個人的な感想は45分待って乗るもんじゃない!といったところですが(;^_^A
理由は登っている時に辺りは真っ暗でライトアップされていないし(乗った人しか見えないから)頂上についても変わり映えなく、すぐ降りる。とても寒い。といったところ。
ただ、次男はてんとうむしに乗れた事実にご満悦。とても満足していました。
動いていればまだしも、立ち止まったままで外気に触れたまま、しかも寒空のてんとうむしコースターは寒すぎました⛄
おかげで時間を使い切って、折り返して私一人走って、シャトルバスに乗って車をこどもの城まで走らせてお迎えに行きました。
運動公園の駐車場は21時30分で施錠されるとのことでした。(今更)
まとめ
土曜日のメリットは
①児童館1Fが解放されている
②てんとうむしコースターに乗れる
③動物園ーこどもの城を繋ぐジップラインに乗れる
④レストランが開いている
⑤ボートに乗れる
ですが、混雑しているとどれか一つが現実的な気がします。
なので、スタッフの方は少ないでしょうが、平日、日曜、祝日に行く方がゆっくりと楽しめると思います。
それでも土曜日に行きたい方へのお薦めは
・17時30分より前に会場の駐車場に入る→最初にイルミネーションを見るより先にお目当てのアトラクションに並ぶ
・18時以降に行くなら、運動公園などの駐車場に車を停めるか?シャトルバスを利用して(道後温泉からも出ています)渋滞に巻き込まれないようにする。
・前売り券をみきゃんアプリで購入しておく
上記をしておくと待ち時間を短縮できて、ある程度楽しめると思います。
防寒対策を真冬並みにしていく事もおすすめします。
あるといい持参物は手袋、懐中電灯(運動公園から徒歩の場合はあった方がいい)。
参考にしてみてください。
思いっきりローカル話題だったので近場の方には面白みのない記事でしたが家族で楽しめました。