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本願ぼこり

オイラ、note を始めて16ヶ月になろうとしていますが、1つの記事に頂くスキ数は50ほど。いわゆる低値安定ってやつです(笑)。

そりゃ、物事にはルールがあるとか、思想やイデオロギーに関係なく事実は捻じ曲げるな、としか言わないのですから、当然といえば当然。

要するに、オイラの書くことは当たり前すぎて人を興奮させないから、盛り上がらないんです(笑)。

わかっちゃいるけど、やめられない。

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なんてことをツラツラ下書きしていたら、昨日の朝、 note公式からお知らせが。

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https://note.com/gashin_syoutan/n/nc5c536eb7d12

オイラの記事を note 公式が見てるとは到底思えません。

恐らく、定期的にウダツの上がらない noter に白羽の矢を立てて、つなぎ止め作戦に出ているのだろうと予想しながらマガジンを覗いてみました。

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案の定、スキ数が少ない人が多い。ところが、スクロールしていくうちに、知った名前に遭遇。デザイン思考と本質追究を楽しもう♫さんの07/16の記事がマガジン登録されているじゃないですか。ちなみに、デザイン思考と本質追究を楽しもう♫さんはスキ数がオイラの3倍。

https://note.com/designessence/n/nfb44c7a8289f?magazine_key=md4c6031e2b70


まんざら、マガジン登録が弱者救済目的とばかりは言えないということで納得した次第。

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'19年4月、池袋で上級国民を世に知らしめた旧通産省工業技術院の元院長(当時87)が運転する車が暴走。松永真菜さん(当時31)と長女・莉子ちゃん(当時3)の2人の命が奪われ、そのほか7人が重軽傷を負う大事故となったことは、皆さんご存じの通り。

証言台に立った真菜さんの夫で、莉子ちゃんの父親である松永拓也さんが「被告に心を踏みにじられた。裁判所には重い実刑判決を望みます」と述べました。

「被告には反省の情がありません。心からの反省、回顧も拒否し、被害者遺族に苦痛と絶望を与え続けたことは、強い非難に値します」として、検察は、過失運転致死傷罪の上限である最も重い禁錮7年を求刑
途中、傍聴席から「飯塚さん、寝てんじゃないよ!」と、中年男性の図太い声があがり、法廷の中は一瞬、シーンと静まりかえったようです。この公判中に、傍聴席から声があがったのは「人殺し……」に続いて、2回目。
「最後に何か言いたいことは?」と飯塚が裁判長に促されると、こう言い放ちました。「被害者遺族の気持ちを思うと、心苦しい限りです。しかし、アクセルとブレーキを踏み間違えたことは、まったくございません。いまも、そう思っております。結果論ですが、もう少し早く運転をやめておけばと反省しております」

被害者遺族の感情を逆なでする発言で締めくくられた公判に対する判決は、9月2日に下ります。

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アクセルとブレーキを踏み間違えたことは、まったくございません。


https://note.com/gashin_syoutan/n/n9dedb27be99f

「△△であることを証明できないなら、△△だ」に反論することは、ほぼ不可能なので、悪魔の証明と呼ばれます。「存在確率はゼロに近い」と提示しても、「過去はそうかもしれないが、これから出てくる可能性がある」「ゼロではなく、多少なりとも可能性があるなら、やはり存在しうるということだ」と言われてしまえば、それ以上の反論は不可能。

残念ながら、飯塚爺さんの場合は、悪魔の証明にも値しません。

クルマの構造に詳しくなくない人でも、ブレーキを踏んだからといってガソリンが噴射される機構になっていないことくらいわかります。まして、爺さんになったとは言え、東大工学部を卒業後、1953年に旧通産省に入省したいわゆる知的エリート。また、㈱クボタ副社長をしていた時、日本学術会議の「標準研究連絡委員会」の委員長まで務めていたというのですから、驚き。

そのなれの果てが、かけがえのないものを失った者の悲しみがわからない本願ぼこり

本願ぼこり: 悟りを開いたと勘違いして、悪人を救う阿弥陀仏の本願力が身についたと自慢しますが、その実、教えが身についておらず、自らの悪を慎むことのない造悪無碍(ぞうあくむげ)の者。

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飯塚爺さんは、人生を振り返り、人生の意味を問いながら見栄えのいい「隠居」を目指すなんてことしなかったんでしょうね、きっと。 


当たり前すぎて人を興奮させず、盛り上がらない記事しか書けないオイラだけど、これからも若い人に、人生のあるべき姿を、そして人生を伝授することを目指しますので、仲良くしてやってくださいね。

よろしくお願いします。


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