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【実際どうなの?】テックキャンプから未経験エンジニアへ

今日は自分がエンジニア転職するにあたりお世話になったプログラミングスクール【テックキャンプ】を受講した感想を綴っていきます。自分も受講前は色々受講した方の記事をあさっていたので、同じように受講前の方の為になったらと思います。

●マコなり社長のイメージ!テックキャンプとは
●前半はメンター活用・後半はオリジナルアプリ
●ライフコーチとの時間で自分の目的地を再確認
●転職サポートも強い!面談でしっかり深掘り
●スクール出身をアピールするのがうまいのは誰?

マコなり社長のイメージ!テックキャンプとは

テックキャンプさんといえば、どんなイメージを持たれるでしょうか。

お恥ずかしながら受講前の自分のイメージは、

マコなり社長!

だけでした笑

勿論プログラミングスクールを運営されているくらいのイメージはありましたが、どんな形態かも、どんな言語かも、金額感もまったく把握しておりませんでした。というより、YouTubeでたまにみるマコなり社長の動画が勉強になっていたので、そちらのイメージが強かったです。

ということで、去年、エンジニアになると思い立ったところからまず最初に想起されたのがテックキャンプさん。

しかし、一応他にもスクールはあるので、色々と探しました。探した、というより、Progateさんで実際に一周してみたり、Youtubeの動画や本でも勉強できるんじゃ?と思っていろいろ実際に行動していました。

ただ、その時に思ったのは、

・モチベーションの維持が難しい(優先順位の確保が難しい)
・今の知識では、分からないことに対する問題解決が遅い

ということでした。
プログラミングを独学で勉強すると大体は挫折すると聞いたことがありますが、本当にそうだと思います。

誰もが同じようにいろいろ忙しく生きているので、それ相応のモチベーションや問題解決力がないと、「もういっか」という気持ちになってしまい、脱落してしまうのは頷けるところです。

そこで、自分がテックキャンプさんについて調べたところ「メンター」という制度があることを知りました。分からないことは聞ける、ということに大きな魅力を感じました。とはいえ全部聞いて答えをもらっていては成長できませんので、最後のオリジナルアプリ課題だけは自分でやり抜く、というのも筋の通ったカリキュラムだと思いました。

さらに、通常であれば90万円くらいするコースも、厚生労働省指定の給付金制度対象なので、受講料の最大70%を支給しているとのこと(参照:専門実践教育訓練給付制度)。

実際に卒業したタイミングですぐに支給されました。支給の案内もサポートに入っていたので、安心して取り組めました。


前半はメンター活用・後半はオリジナルアプリ

そんな経緯で受講したテックキャンプさんの半年間のカリキュラムですが、大きく分けて前半と後半があります。

・前半:カリキュラムでプログラミングをとことん勉強する
・後半:自分でコードを書いてアプリを完成させる

といったところです。
(※オリジナルアプリの完成度は人によります)

要はインプットとアウトプットですね。勿論、前半の中にもテストやドリルみたいなものもあって、定期的にアウトプットするわけですが、基本的に学んだことを実践するだけです。後半になって、自分で考えて、自分でコードを書いていくというスタイルになります。

この「オリジナルアプリ」がキーだと思いました。
プログラミング基礎であれば、大体のスクールでも身につけることはできるでしょう。ただし、オリジナルアプリはポートフォリオにもなる大事なもので、「自分はこれくらいプログラミングできます!」という証明書のようなもの。ここに力を入れるべきだと思い、自分は模範スケジュール通り、前半3か月でしっかりカリキュラムを終えることができました。

少し話はそれますが、「勉強する習慣」や「問題解決する力」を身につけることがゴールになってはいけません。勿論、副次的にそういった力を養えるのは良いことですが、それで満足していると勿体ないです。絶対にポートフォリオ重視が良いです。メンタルが成長しました~では社会では通用しないと思っていたので、成果物で勝負しようと意気込んでいました。ここは間違いなく重要です。

テックキャンプさんにはメンター制度があるので、カリキュラムの間であればいつでも分からないことを聞くことができます。最初はちょっと聞くのが恥ずかしい、こんなことで聞いていいのかな?と思うのですが、段々としっかりサポート内容に入っているので使っていこう!と切り替えていきました。

前半のカリキュラムでは、分からないことはメンターに聞いていって、後半の自主製作のために力をつけておくことが大事だと思います。メンターさんはどの方もとても親切で、わかりやすく解説してくれました。実務ではそこまで懇切丁寧な先輩いないんだろうなって思ってしまうくらい、優しいサポートがありました。

テックキャンプさんのスクール受講において、このメンター制度は大きなメリットだと思います。

ライフコーチとの時間で自分の目的地を再確認

また、メンターとは別で、週に1回(途中から任意で設定可)ライフコーチという方と話す機会があり、自分の気づきをアウトプットしたり、あらためてモチベーションを思い出したり、目標期限までキャッチアップできるような施策を考えたりしました。

ちょっとモヤモヤしてきた時に話すとスッキリすることもありますし、慣れない分野を学んでいるうちはこういう方がいると安心するというのもありました。

これもせっかくのサポート範囲ですからフルで活用するのが良いと思いましたね。

また、以前note記事でも投稿したのですが、新しい気づきをもらえることもあり、ライフコーチに伝えてみたら「そういう発想もあるんですね!」と言われたこともあり嬉しかったです笑

教科書を読むだけのスクールではないので、積極的に自分から考えたり動いたりするとより有意義なんじゃないかなと思いました。

こういう時間で話すことで、より自分がどこを目指しているのか再確認することもできました。人間、基本的には怠け者なので、日ごろから自分に対してしっかり「なぜ?」を繰り返せる時間や覚悟がある人は、そう多くはないと思います。これは受けてみて分かることですが、意外とエンジニアとしての素質や指針を確認するコミュニケーションは必要だと思いました。

転職する際にも最後に連絡したら、自分事のように喜んでくださり嬉しかったですね!


転職サポートも強い!面談でしっかり深掘り

そうして無事に卒業することができたのですが、それまでのメンタルや大事にしていたことは、以前、以下にも記述しましたので、ご興味ある方はぜひ。

しかし、テックキャンプさんのサポートはこれでは終わらず!
ここからは転職サポート支援があります。

受講前、自分はあまり詳しく調べていなかったのですが、転職先も紹介してくれる・転職のコツも教えてくれる・定期的に面談もしてくれる・ということで至れり尽くせり(笑)でした。

とはいえ、転職においてテックキャンプさんの転職支援ひとつに絞っていいのかな?という不安もありましたし、人材業界の仕組みも分かっていたので、正直にキャリアアドバイザーに質問したところ、むしろ他の転職エージェントも使ってください、とのことでした。

なので、自分もそのお言葉通り、他の大手転職エージェントにも3つくらい登録して転職活動を行いましたが、途中からテックキャンプさんの紹介案件の方が話が早いことに気づきました。

結論、内定3社(上場企業・ベンチャー)もらいましたが、転職を決めた企業さんはテックキャンプさんからの紹介案件でした。

なぜテックキャンプさんの紹介案件の方が良いかと思ったというと、テックキャンプさんのカリキュラムについて熟知した方が間に入っているので、どんなスキルやポートフォリオを兼ね備えているか、よくわかった状態で紹介してくれているからです。

また、面談も何回か行うので、自分が将来的にどうなりたいのか、どんなことをしたいのか、という点まで深掘りしてニーズを聞き取ってくださっています。それに近い案件を紹介してくれるので、いいなと思うものが多かった印象です。


スクール出身をアピールするのがうまいのは誰?

勿論、大手転職サイトでもいいなと思う案件はありました。しかし、意外と1次選考時点で「技術面で見合わず…」「将来像が異なり…」みたいな声でお見送りされることがありました。職務履歴書にがっつりプログラミングスクール卒業と記載もあるし、転職エージェントにも今後の方針を伝えているのに、なぜそういう事が起きるのか。

これは推測ですが、おそらく、エージェント側も繋げたい一心で「未経験可」という表面上の言葉だけでなんとか斡旋しているのだと思います。しかし、エージェントはテックキャンプさんが具体的にどんな形態でどんな言語を、どのようなメンタルサポートをしながら育てているのかよく分かっていません。なので、紹介先とのギャップが生まれたり、ろくに職務履歴書を見ずに選考に入るような企業さんと出会うことになってしまうのだと思います。

簡単にいえば、テックキャンプ出身という経歴をどのように料理するのが良いのか、一番分かっているのはテックキャンプ自身だということです。

大手エージェントで内定もらった企業さんもありましたが、オファー面談で詳細を聞くと、あまり自分が目指している将来像と合致していませんでした。テックキャンプさん紹介の案件も内定もらっていたので、比較するために大手エージェントにも電話してみたのですが、「スクールさん紹介のその案件は○○でちょっと心配ですね~」みたいな話をしますし、自分が開発エンジニアを目指していると伝えているのにそのモドキみたいなエンジニア案件で推してくることもありました。

斡旋するのが仕事ですから別におかしなことではないのですが、未経験プログラミングスクールとしての転職サポート実績を着実に積みたいテックキャンプ側と、一件の人材紹介としての実績を機械的に積んでいきたい大手エージェントでは、おのずと紹介の方向性も違うのかなと思いました。

勿論、大手エージェントの方で良い案件があればそちらを選ぶにも越したことはないと思います。あくまで自分の場合は、という話です。

ということで、今回はテックキャンプさんの紹介でした。
少しでもこれから受講しようと思っている方の為になればと思います!

以下により詳細な転職経験も1万文字弱でがっつり記載していますので、ご興味ある方はぜひ!


それではまた~!

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