『100人いれば100通りの素晴らしさ』を伝えたい
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『100人いれば100通りの素晴らしさ』を伝えたい

大阪出身・千早在住で、イラストレーター/絵本作家として活躍する村上信理(しんり)さん。
11/29(日)に高橋グループが開催した『食と健康 グッドサイクルフェスタ』のイベントコーナーでは、『親子で楽しむアート教室』の講師を務めてくださいました。
今回は、作品を通じて『100人いれば100通りの素晴らしさ』を伝えたい、と活動される村上さんに、“自分らしさ”について伺ってきました

自分が好きなことに“役割”を与えてもらった喜び

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―村上さんは、絵本作家・イラストレーターとして活動されていますよね。
はい、主にイラストの仕事やワークショップ講師、個展の開催などを行っています。
大阪蔦屋書店や、日テレ情報番組『ミヤネ屋』へのイラスト提供をはじめ、福岡を含む全国のデザイン会社等と仕事をさせていただいています。

―子どもの頃から絵を描くのがお好きでしたか。
はい、小さい頃から沢山描いていましたね。クリスチャンホームということもあってか家に画集があったりと、家族にとってアートが身近な存在で、興味を持ちやすい環境ではあったかもしれません。誰に勧められるでもなく好きで描いた絵を親が家で飾ってくれて、それは嬉しかったです。

―いつ頃から画を描くことを仕事として意識していましたか。
物心がついたときからです。小学生の頃、担任の先生が学級新聞のイラストを任せてくれたんです。自分の好きなことに初めて“役割”が与えられて、その喜びを知りました。それが自分にとっての”初仕事”ですね。

「とりあえず尖りたい(笑)最初はただ“変人ぶった”普通の真面目な奴だった」

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―学生時代はどのように過ごされてきましたか。
中学時代は変に自我が芽生え(笑)特に何もせず、強いて言うなら勉強だけ。高校では、なぜか水球部に所属しました(笑)ただ、その高校の校風が自由で褒め合う風土もあり、そこでまた画を描くことの自信をつけたと思います。水球部に所属しながらも、美術部の展覧会で出展させてもらったりしていたんです。当時は風刺画が描きたくて。まだまだ自分自身尖っていたんですよ(笑)自分の好きな絵本作家が風刺画を描いていたのもあり、それに影響されていましたね。

―村上さんは、『100人いれば100通りの素晴らしさ』を掲げてらっしゃいますが、そのメッセージを発信するに至った背景にはどのような経験がありますか。
画で食べていきたいなんてやっぱり変わってるので(笑)昔から自分は周りとは違う感覚をもっていると感じることもあり、時として疎外感を感じたり、それに対する葛藤もありました。高校時代、周りがセンター試験を控え単語帳を見ている最中、自分だけ色彩カードをみて色の名前を必死に覚えたりして。そういう意味では、“変人ぶった”普通の真面目な奴でしたよ。憧れのアーティストを目指して尖ろう尖ろうとして。

ただ、これまで下積み時代を10年ほど送ってきました。その間にありとあらゆる日本の雇用形態を経験しましたね。画を描くためにアートとは無関係の仕事もして生活費を工面したり、いわゆる“アーティスト”のイメージ通り、滅茶苦茶な生活を送っていたと思います。実は過去に肺を潰したこともあるんですよ(笑)これは今となっては笑い話なんですが、その時は起き上がるどころか指一本動かすこともできず、「ヘイSiri、電話して!」と叫んで奥さんを呼び出したくらい(笑)お陰で生きてますし、本当に奥さんには感謝しかないです。

そうした経験を社会の中で積み重ねていく過程で、“ぶっていた”自分が逆転し始め、逆にホンモノになっていくというか、目指していた方向に近づいていったと思うんです。自然と自分が自分らしくなっていった感覚で、今はむしろ真面目ぶってるくらいです(笑)

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人って他人との違いを感じると、「周りと違って自分は“できない”」とか必要以上にネガティブに考えがちです。でも、そうではなく、最初は違和感を感じてもまずはやってみたり、続けてみることで、その過程で「その人らしさ」が発見できるはずです。
11/29のグッドサイクルフェスタもそうでしたが、講師を務めたワークショップでは、参加してくださった皆さんに創作過程を自由に楽しんでもらい、その時間が少しでも“らしさ”に気付くきっかけになればと考えながら取り組みました。特にこの時代、溢れた情報に対して受け身になりがちで、自分が主体となって五感で感じたり表現するような場は貴重だと思うんです。私自身、これからもっといろんな方と出逢って、自分自身も含めた“らしさ”を一緒になって磨いていきたいと思います!

社会的“役割”にとらわれすぎず、自分らしく進もう

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村上さんのお話を伺い、改めて「自分らしさ」を見つけ、それを磨きながら進んでいくカッコよさを感じました。

お聞きした色んなお話の中でもう一つ印象的だったのが、彼のご両親。とてもユニークだったと、村上さんはインタビューで嬉しそうに仰っていました。例えば、お母様は50代になってから初めて大学へ通われるなど、いくつになっても挑戦し続ける方だったそうです。そういった前向きな姿勢が、村上さんが自分らしく人生を歩む土台になっているのだと感じました。

家庭を持つなどライフステージが変化すると、自分自身よりも「妻や夫として、母親・父親として」という意識が先行しがちです。時に責任感や周囲の期待がプレッシャーとなって、本来目指していた「自分らしさ」を見失ってしまうこともありますよね・・・
そんな時も、社会一般的な固定概念やイメージに縛られず、村上さんのようにポジティブに受け止め、気負いすぎないこと。自分自身がどうありたいかにじっくり向き合い探求すること。そして、 “自分らしさ”を見つけて自然体でいることが、結果的には自分自身や家族といった周囲の人たちの幸せにも繋がるのかもしれませんね。

この記事を通じて、村上さんのような「自分らしさ」を持ったユニークな「千早に住む人」に触れてもらうことで、皆さん一人一人の「自分らしさ」について考えてみたり、気づいてもらうきっかけになったら嬉しいです。
高橋グループも、千早に住む皆さんの日常に寄り添い、「自分らしさ」に気づきや発見があるようなサービスやイベントなどを企画していきたいと思います。


〈ガーデンズ千早公式HP↓〉


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