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#19 『プロカウンセラーの聞く技術』 東山紘久/ 創元社 2000

こんにちは!
会社のモヤモヤを読書で解きほぐしたい
40代ワーママのKです。

主に仕事用に読んだビジネス本の記録を
投稿しています。

先日、人生初
キャリアコンサルティングを受けました!

キャリアコンサルタントと
産業カウンセラーの二つの資格を持つかたに
いろいろ自分のことを聞いていただきました。

こんないい事業を国が進めていて
利用は無料なんですよー(事前予約制)

オンラインで初対面のキャリコンさんと
そんなに打ち解けて話せるかなと
若干不安もありましたが

終わってみての感想は
受けてよかった!でした。

面談前に、ジョブカードというのを
書いて提出するんですが
(作成サイトがあります)
それを書いているうちに半分以上は
自分の頭が整理されて

実際の面談では
自己紹介のなかで
自分の越し方を承認してもらったり
悩みや課題としてモヤモヤを吐き出したり。

心のうちを自分の口で相手に語ることで
考えが冷静に客観視できた部分もあり
自分が踏み出したい一歩に向けて
自分にコミットしていく効果がありました。

仕事では聞き役が多い私なのですが
じっくり聞いてもらえる場があれば
話したい気持ちもあるんだなと気が付いたり。

話しながら自分の思い込みを外していき
新しい望ましい価値観にアップデートして。

長い間おなじことをひとりで
ぐるぐる考えているだけだったのですが
人に話すことのメリットが感じられた
面談でした。

傾聴してもらったー
という満足感って、いいものですね。

私もそんなふうに
相手の話が聞けるようになりたいです。

というところからの
カウンセリングに関する、今日の本です。

【読書メモ】

  • 人間関係は相互理解から成り立つ。本当に相手のことを知るには、直接会って話を聞く必要がある。他人から集めた情報には必ず話した人のバイアスが入る。

  • 嘘のない人間関係、信頼できる人間関係のためには、相手の話を聞く=理解することが必要。ただ音を聞くことは簡単だが、理解することは難しい。

  • 情報の発信者は、受信者がどう思ったかは反応が返ってこないとわからない。受信者は、情報を受け取るも放棄するも自分次第。必要なければダイレクトメールのように捨てることもできる。その意味で、情報は発信者がコントロールしているように見えて、受信者がコントロールしている。

  • 沈黙は金、雄弁は銀。どうして聞き上手になりたいか?人の話を聞けなくなったり、聞きたくなくなったときは、その理由を考えることが初心に返るヒントになる。

  • 集中して聞けるのは一時間以内。友達との楽しいおしゃべりは聞き手と話し手が入れ替わるから楽しく続く。一方的な聞き手になることは疲れるもの。

  • 話し手は、心を打ち明け、それを心から聞いてくれる相手に対しては、無防備な状態になる。深い話をすることは弱点を晒すこと同じ。無理に聞き出そうとすると相手は話せなくなる。聞き手が真剣に集中して聞けるようになると、相手の心を侵襲する危険も孕む。話を深めるあいづちと切り上げるあいづちを適切に選ぶこと。

  • 自分から遠い話は客観的に聞けるが、自分に関わる話は冷静に聞けなくなる。「しかし」「けれど」といった否定的なあいづちは、自他の区別が出来なくなっている証拠。

  • 愚痴を聞くことは、聞き方次第で一番楽に相手のストレスを取る効果がある。愚痴を封じてはいけない。また聞き手はそれを自分の心に入れないことがポイント。避雷針のように、積極的に受け止めて溜めずに流すこと。



ではまた。

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

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