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【月刊/NISA】資産運用通信簿 2024/10(Vol.013)

皆さんこん〇〇は。
独立系 FP 事務所、ガーデン・イールズの藤岡です。
今月もこの通信簿をご覧頂き、有り難うございます。


プロローグ(1周年の振り返り)

この資産運用通信簿もこれで第13回、めでたく2年目に突入しました。
NISA 編を始めた去年はまだ現行の制度が始まる前で、年間のつみたて可能額もまだ 40万円というささやかなもの。
それが 2024年、つまり今年からはつみたてだけでも3倍の年間 120万円、さらには一般枠(今で言う成長投資枠)も同時に使うことが出来るようになると知り、当時はその拡充ぶりにかなり驚いたものです。
自身の資産形成は当分、iDeCo をメインとしたものになるだろうと考えていたところ、NISA という器が突然、ここまで大きくなるとは思ってもみませんでしたから。
個人的には、取り敢えずここから数年、制度そのものにこういった大きな変化が生じることは無いのでは… と想像していますが、皆さんはどう思われますか。

ただ最近のニュースでは、次の総理大臣と目される方が金融所得課税を強化したいという意思を明確にするなど、NISA の強力な課税優遇がどこまで維持されるのか… についての不安はありますよね。
仕組みや世の中の情勢が変われば、各々にとってのベストスタンスもその都度、自身で見直してゆく必要があります。

一般的にこの類の各制度は急に変わることは無く、政府や各専門機関で十分に検討された後、検討事項などという形で徐々に明るみに出てきます。
実際にメディアなどからそういった類の情報が出てきましたら、本通信簿でもポイントを絞って、多くの読者の皆さまに合点頂けるような形で共有してゆくつもりです。
ブックマークやフォローなど、お見逃しの無いようご準備をお願いしますね。

それでは続きまして本編、2024年9月末日 時点の運用実績にいってみましょう。

2024年 9月 30日 時点の運用実績

①資産推移(前月比 含み益: ↑ / 利益率:↑ )

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  • つみたて投資枠は年間120万、月額10万ずつの積立(買付)が上限

  • “取得額” は、これまでに買い付けた投資信託の買付総額

  • “評価額合計” は、買い付けた投資信託の現在の価値を示す

  • 評価額合計が取得額を上回っていれば、運用状況として利益が出ている状態。この見込利益を “含み益” と言う

  • 上記、逆に損失が出ている状態ならば、その見込損失を “含み損” と言う

  • “評価損益” は、取得額に対する評価額合計の増減の具合を記した数字。含み益なら赤い字、含み損の状態に陥れば緑の字になる

  • 評価損益のカッコ内、%の数値は “評価損益率”。例えば100万円投資して125万円になっていれば25%、50万になってしまうと-50%

  • 含み益は前月の 25,937円 から約 17,327円 増えて 43,264円に、評価損益率も 5.10% ⇒ 3.24% ⇒ 4.80% と三ヶ月ぶりの好転

  • これまでの総投資額(900,000円)に対し 43,264円 の含み益(赤い字)が出ており、両者を加算した 943,264円 がこの時点のトータル資産額となる

②保有商品一覧(前月比 3ファンドで利益率上昇)

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  • 全世界株インデックス(ACWI:アクウィ)に連動する投信を集中買付

  • モニター目的で S&P500 指数連動、新興国指数連動、日経平均連動の各ファンドを小額買付

  • 今月も保有全ファンドで利益を保持。日経平均インデックスのみ、利益率がわずかに低下した

③積立設定 (2024/4 から半年以上変更無し)

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  • 毎月8日、クレジットカード決済のみで10万円分を一気に買い付ける設定にて積み立てを継続中

  • インド株インデックスをモニターするのに丁度良い投資信託があれば加えたいと考えている。楽天プラスシリーズにラインナップされることを期待

  • 為替ヘッジ無しのコモディティ(金)投資信託にも興味を持ち始めているが、今利用中の NISA 口座ではお目当ての投信が購入不可
    ※あくまでメインの買付は全世界株インデックス連動型。当面は方針の再考を迫られる世界情勢の激変など生じないであろうとタカを括っている


エピローグ(NISA 口座の移管について)

既に NISA の活用を始めておられる方、お使いになられている口座の使い心地は如何でしたでしょうか。
NISA 口座の乗り換え(移管)は1年に1回だけ行うことが可能で、区切り良く来年始からスタートしたい場合の受付が今月1日より、各金融機関にて始まっています。
ガーデン・イールズでは今後、移管の検討に際し整理しておきたい比較要素や、実際に移管を進める上での具体的な手順について、別記事として詳しく取り上げてゆく予定です。
ご興味おありの方は是非、本ページのフォローを宜しくお願いします。

X(旧 Twitter)ではさらに踏み込んだ話や、時にはクセの強い持論を書き殴っていることもありますので笑、プロフィールページのリンクよりチェック&フォローをお願いします。

それでは来月の通信簿もどうぞお楽しみに。

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