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【月刊/NISA】資産運用通信簿 2024/09(Vol.012)

皆さんこん〇〇は。
独立系 FP 事務所、ガーデン・イールズの藤岡です。
今月もこの通信簿をご覧頂き、有り難うございます。


プロローグ(no+e 移行のご挨拶)

投稿媒体を note に切り替えてから暫く、過去リリース済の投稿を毎日小出しにする状況が続きましたが、NISA 編の通信簿についてはこれでようやく追いつきました笑。
始めた時は月刊とは言え、忙しさに波のある不動産業(これも筆者の食い扶持です)をやりながら続けられるか… と不安を感じつつ、お陰さまで区切り良く1年、12回目をお送りさせて頂くことが出来ました次第です。
偉そうな雰囲気はこれっぽちも無い、末席のファイナンシャル・プランナーではありますが、宜しければどうぞお付き合い下さい。

この通信簿の読者ターゲットは、「NISA、気になるけどどうしても怖くて始められない…」な方々で、それはこれからも変わりません。
実は「背中を押してあげたい!」という気持ちもそこそこでして、最終的にどうご判断されるにせよ、ご検討の際の手頃な見本となればそれで良い… のポジション取りを重視しています。
独立系の専門家として、導く方向が決め打ちの “自分本位のアドバイス” を放ってしまわないよう、神経を使っています。

とは言え、連載を続けているとどうしても内容が深くなっていきがちで、でもそこは始められた方の運用比較対象や教材として機能させたい部分もあり、バランスが難しい。
より多くの人に、お金に対する考え方は常時のアップデートが必須であるということを伝えられるよう、腐心を続けたく思います。

それでは続きまして本編、2024年8月末日 時点の運用実績にいってみましょう。

2024年 8月 31日 時点の運用実績

①資産推移(前月比 含み益: ↓ / 利益率:↓ )

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  • つみたて投資枠は年間120万、月額10万ずつの積立(買付)が上限

  • “取得額” は、これまでに買い付けた投資信託の買付総額

  • “評価額合計” は、買い付けた投資信託の現在の価値を示す

  • 評価額合計が取得額を上回っていれば、運用状況として利益が出ている状態。この見込利益を “含み益” と言う

  • 上記、逆に損失が出ている状態ならば、その見込損失を “含み損” と言う

  • “評価損益” は、取得額に対する評価額合計の増減の具合を記した数字。含み益なら赤い字、含み損の状態に陥れば緑の字になる

  • 評価損益のカッコ内、%の数値は “評価損益率”。例えば100万円投資して125万円になっていれば25%、50万になってしまうと-50%

  • 含み益は前月の 35,715円 から約 9,700円 減って 25,937円に、評価損益率も 13.26% ⇒ 5.10% ⇒ 3.24% と悪化が継続

  • これまでの総投資額(800,000円)に対し 25,937円 の含み益(赤い字)が出ており、両者を加算した 825,937円 がこの時点のトータル資産額となる

②保有商品一覧(前月比 3ファンドで利益率低下)

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  • 全世界株インデックス(ACWI:アクウィ)に連動する投信を集中買付

  • モニター目的で S&P500 指数連動、新興国指数連動、日経平均連動の各ファンドを小額買付

  • 日経平均連動投信が前月のマイナスからプラスに転じた。他ファンドの利益率は明らかな低下傾向

③積立設定 (2024/4 から半年間変更無し)

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  • 毎月8日、クレジットカード決済のみで10万円分を一気に買い付ける設定にて積み立てを継続中

  • インド株インデックスをモニターするのに丁度良い投資信託があれば加えたいと考えている。楽天プラスシリーズにラインナップされることを期待

  • 為替ヘッジ無しのコモディティ(金)投資信託にも興味を持ち始めているが、今利用中の NISA 口座ではお目当ての投信が購入不可
    ※あくまでメインの買付は全世界株インデックス連動型。当面は方針の再考を迫られる世界情勢の激変など生じないであろうとタカを括っている


エピローグ(含み損にうろたえない)

今月は先月に引き続いての評価額ダウンで、年初から私と同じような考え方で積立投資を継続している場合は、含み損を目の当たりにした方もおられると思います。
以下の画像は、8月の一番底だった時(8/6 sat.)に、私の NISA 資産がどういう状況だったかを示す表です。

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2024年からの積立分を累計している、NISA つみたて投資枠の総額はマイナス表示となっていますね。
でも、2021~2023年の間に積み立てた、旧 NISA 枠内での運用を継続している投信については、まだ大きく含み益が出ている状態なのがお分かり頂けますでしょうか。
これは株価が年間を通して低調だった、2022年の間も放ったらかしで積み立てを続けていたからこそ得られている結果なのです。

含み損が出ているこの時に売ってしまうと “含み” ではなく、あなたの損は “確定” してしまいます。
手放したくなった時はこの表を見て、いつ、何の為に収穫するつもりで始めたのか、よくよく思い出すようにして下さい。

X(旧 Twitter)ではさらに踏み込んだ話や、時にはクセの強い持論を書き殴っていることもありますので笑、プロフィールページのリンクよりチェック&フォローをお願いします。

それでは来月の通信簿もどうぞお楽しみに。

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