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海外19か国&国内38都道府県巡った大学生が選ぶ綺麗で感動したスポット10選!!+α

この記事を書く理由


 この記事を書いている3月時点で、15本程度の記事を出していることになるのだが、これまでいただいたいいね数のうち、8割方はコムローイの祭りの記事になっている。いわゆる「バズった」に近い現象が起きているのだが、これを見て思ったのは

みんなきれいで珍しいのが好きなんだなあ!

 ということ。これは私が旅をする理由のひとつでもあるし、なんとなくわかるのだが、ここまでとは。ちなみに下にその記事を載せているので、よろしければぜひ。コムローイはみなさんに見ていただいたので今回は殿堂入りで載せないことにする。

 なので今回は、いつものエッセイ調の記事とは違い、海外19か国、国内38県行ってきたうち、国内と海外でそれぞれ5か所ずつ、完全主観で最も綺麗だと感動した場所をご紹介。また、それとは別に、まだ行ったことのないけど行ってみたい場所もそれぞれ5か所ずつお届けします。

 この記事を書く目的としては、①感動した場所を優先的に言語化し書くことで、思い出として残しておきたい②せっかく人に読んでもらう記事を書いてもらう以上、読者の需要に応えたい(あわよくば記事を伸ばしたい)こと。この次にヨーロッパ旅行記を出すつもりだし。
 なので、もし参考になれば、何か反応をいただけるととてもとてもうれしいです。それでは!

海外で行ってみて綺麗で感動した場所5選!

 海外に19か国も行ったとなると、相当行ったのだなあと思われる方も多いかもしれない。しかし、私の海外旅は修学旅行のシンガポール、マレーシアとアメリカ・カナダ滞在、タイ・台湾旅行、ヨーロッパ旅行の計4回。なのでまあまあ偏りがありますが、御愛嬌ということで。

①サグラダ・ファミリア(スペイン)


まずはじめに、スペインバルセロナにある教会を紹介。1882年に着工され、世界遺産にもなっているが現在も建設中。というか、寄付等が集まりまくってペースがあがっているらしい成長期の建築。外観を近くで見るといろいろ建ちすぎてもはやなんなのかがよく分からないレベルなのだが、洗練された美しさを持つその内部を歓声ひとつあげずに鑑賞するのは難しいだろう。ステンドグラスによる七色の光が教会奥まで届き、真っ白な壁や床を彩る。天高くそびえる柱は途中で枝分かれし、森の中のようだ。自然界の摂理を研究した建築家ガウディのこそ作品の意図が手に取るようにわかる。

骨のような、森のような内装。
キリストに光が集まる仕組み。目立った電飾は少ない
ステンドグラスの光が白い壁に反射している
反対側はまた色味が違う

②オーロラ(カナダ)


 自然現象としてはオーロラ以上に憧れを集めるのものはないのではなかろうか。北欧をはじめ、時たまに日本でも見ることのできるのがオーロラだ。私はカナダ北部、Atlinという田舎町でこの天体ショーを観察した。
 オーロラは、実は写真で見るような緑色の線というわけではない。小さなオーロラは写真にすれば緑でも実際は白いもやのように見える。

 この日見た自分史上最大のオーロラは、まず緑がかった白いラインが空を横切るように見えた。その他にも白や赤の薄いラインや、ラインにかかるもやがあちこちに。そしてその影響で、影ができるほどあたりが明るくなっているのだ。夜明けまで5時間はある午前3時前なのに。その時は動きはゆっくりで、目を離すと形を変えているようなかんじ。
 午前7時に起きたとき、オーロラはまるで馬のたてがみのように、それか川が流れるようにうねうねと動いている。スマホでは撮れないのが残念だが、少し白みがかった空にはっきりと映っていた。
 毎日見れるわけではない(このレベル30日間でその日だけ)し、毎日全く違うものだしで、ギャンブル性が強いのだが、その分特別感も強いのでおすすめ。

真上に輝くオーロラ。一眼を地面に置いて撮影。
肉眼で見ても実はここまで緑ではない。
朝のオーロラ。白い線の他に紫の線も肉眼で見える。
Atlinの自然。オーロラは暗くないと見れないので、必然的に大自然の中で見ることが多い。
ドカ雪!一日でここまで積もった

③アユタヤ(タイ)

 タイ旅行からはアユタヤをピックアップ。14世紀から続いたアユタヤ王朝の中心地である遺跡群は、今は緑と動物に囲まれている。広大な歴史公園はどこを切り取ってもその異世界感、RPG感に溢れていて、かつてあった華やかな世界をたやすく想像出来てしまう。当時のまま現存する寺も存在し、煌びやかな内装を見ることが出来る。

奥の仏塔は登ることも出来る。
ビルマ侵攻により、仏像や建物は破壊されてしまった。
唯一アユタヤ王朝のもので現存する寺。豪華。
アユタヤ再現図。

④パリ(フランス)

 ヨーロッパの街並みからはパリを選出した。正直、ヨーロッパの旧市街はどこも美しく、どれかひとつを選ぶことは非常に難しい。しかし、白と紺の統一感のある街並みと、街の中心に宮殿(コンシェルジュリー、ルーブル美術館)があり、さらに芸術に最も気軽に触れられるという点で選んだ。歩いてみた感想は、晴れ、曇り、雨、夜と空模様によって様々な姿を見せ、いずれも素晴らしく美しいという感じ。エッフェル塔や凱旋門など特徴的な建築も多いが、それを抜いても歴史のある街並みは行く価値があるだろう。

ルーブル美術館。
場所によっては坂がちだったりする
パリのレストランやカフェはテラスが非常に多い。
サントシャペル。かつての王宮内にある。
夜のエッフェル塔。

⑤クフ王のピラミッド(エジプト)

 乾燥地帯からはエジプトのピラミッドをランクイン。恐らく、砂漠を一通り巡っても、トップレベルで面白いものだと思う。カイロの街を車で通るとビルの奥に見えてくる異質な四角錐。砂漠自体はそこまで綺麗では無いのだが、広大な砂地にとてつもなく正確なでけえ岩の塊というのは非常に面白かった。内部にも入る事ができ、その体験はまさにテレビの特集のよう。美しいかはさておき、すごく面白かったし図形として精巧で綺麗なので最後に入れた。

この一帯はこのサイズのピラミッドがいくつか乱立している。
ピラミッド内部。
スフィンクスもいるよ。頭部以外風化してるよ。

日本で行ってみて綺麗で感動した場所5選!

 とここまで調子よく書いてきたはいいものの、このランキングはとても難しかった。まず、23年も日本に住んでいると、景色とか文化に対する理解が十分に深まってしまい、どんなにきれいでもある程度”期待通り”になってしまう。また、日本にはきれいな場所がありすぎ&行き過ぎて、5つに絞るのがとても難しい。そこで、この選抜基準は”期待を大きく上回ったもの”とすることにした。だからマイナーなものが多め。

①鹿児島県阿久根市~熊本県天草の海

 鹿児島県の北西、天草に近いこの場所を知っている人は少ないだろう。というか、自分も写真の位置情報をもとに初めて知った。ここは、鹿児島から天草を経由して長崎に向かう時に訪れた。
 まず驚いたのは道の駅阿久根。3月とは思えないキラキラした海がすぐそばまで迫っている。海近くに降りることもできるし、店も揃っているすばらしいロケーションだ。
 そして最もきれいだと思ったのは、おとなり長島町にある蔵之元漁港。バカンスに来たかと思うくらい透明度が高い。船は浮いているように見えるし、底付近にはよく肥えたアジが群れをなしている。想像を超えたという点で一番手に。
 ちなみにこの時天草は赤潮が出ていたため、天草の海がきれいかはまだ知らない。もしかしたら夜は夜光虫できれいだったかもなあ。

②北海道美瑛町

 北海道中央部、旭川に近い美瑛町。青い池とか、花畑で有名な町に行ったのは3月の頭。丘が連なるこの町は一面真っ白の雪景色だった。壮大な花畑は見られないし青い池は凍ってるからと期待値を下げたのは間違いだった。青い空に輝く真っ城の大地は、道以外が個人の土地なので誰も立ち入らずまっさらなまま。青い池は確かに凍っているものの、近くを流れる川は流れているので独特の青さを鑑賞することはできるし、なんなら雪とのコントラストでより鮮やかに見える。そもそも、日本で農地に丘があると基本は棚田になってしまうので、なだらかな坂がもこもこしているのは珍しいと思う(ドイツとかだと普通の景色だった)。夏も冬も日本離れした景色を見たいならおすすめだと思う。

③長野県松本市周辺

 現存12店主にも指定されている国宝、松本城を持つ長野県松本市。美しい街並みや観光地はさることながら、まるでスイスのように険しい山が近くに迫っているさまは一見の価値あり。近くには田んぼが広がりわさびでも有名な安曇野や、諏訪湖もあるのがさらにうれしい。あとは標高が高いので夏でも快適だったり、セミの声がちょっと違ったりするのも面白いところだ。

安曇野周辺。田んぼが広がるまさに原風景だ。
国宝松本城
雄大な山に囲まれている。

④天空の菜の花畑(高知県)

 高知市から車で1時間、Google Mapの評価が20程度しかない隠れスポット。高知で暇だった時に訪れた。
 もともと棚田であっただろう小高い石積みの畑一面に、鮮やかな黄色の菜の花が咲き乱れる。棚田がゆえに一番上からのパノラマは開けまくっていて壮観だし、奥に見える日本の田舎らしい川が流れているので日常の中の非日常というかんじだ。人もそこまで多くはなく、サンドイッチ片手にピクニックするのがおすすめ。ただし、畑へ通じる道が細くて曲がりくねっているので、小さい車で来ることがおすすめ。

⑤南西諸島のの海の中

 海が好きすぎるてもうひとつ海をランクイン。沖縄としなかったのは、鹿児島県にある与論島の海がきれいすぎたからだ。言わずもがな、海の色、底の様子、住んでいる動物は本土のものとは全く違う。那覇など、透明度が十分でないような場所もあったりはするが、町が近いかどうか、潮、川が近いかなどに注意すれば気軽に世界に誇る美しい海を楽しむことができる。シュノーケリング、ビーチを眺めるのももちろんいいが、遠浅の砂浜があったならボートなどで水上の景色を見てみよう。水色でキラキラした海を楽しむことができる。

与論島西側
与論島東側のビーチ。
ウミガメ。他にもクマノミなど、よく知る熱帯魚はたいがいいる。
沖縄県今帰仁村の海中。テーブルサンゴが特徴的。
青の洞窟(沖縄県恩納村)。写真はむずいが、青1色に囲まれる瞬間はたまらない


海外で行ってみたい綺麗そうな場所5選!

 海外19か国、38都道府県、、数字はおおきいのだが、回り切れていないところもまだまだ多い。そこで、ここからは個人的に行ってみたい場所をただただ書いていく。

①エアーズロック(オーストラリア)

 オーストラリアのど真ん中。行くには数十時間くらい運転する必要が有るのもロマン。今は登れなくなっているらしい。

②ガラパゴス諸島(エクアドル)

 景色、というよりは、特殊な生態系が有名だが、その生態系を支える雄大な自然も込で訪れてみたいと思う。南米に行く機会を作らねば。

③ドゥブロブニク(クロアチア)

 ジブリ映画「紅の豚」の舞台ともされる、イタリアの東にある街。赤い屋根と青い海のコントラストは是非見ておきたい。

④タンザニア

 アフリカの東側にあるタンザニア。サバンナが広がり多くの野生動物が暮らすと共に、背後にはキリマンジャロがそびえる。自動でホーム画面が切り替わる自分のパソコンで何度か表示され、興味をもっている。

⑤マチュピチュ(ペルー)
 
 山の上の秘境マチュピチュ。アクセスが大変との話も聞くけれど、これを見るためだけに南米に渡ってもお釣りがきそう。

日本で行ってみたい綺麗そうな場所5選!

①立山(富山県)

アルペンルートという公共交通機関で手軽に訪れることの出来る百名山。荒々しい岩端と、美しい湖で有名。紅葉の時期が人気だが、個人的には夏の時期に行ってみたい。

②銀山温泉(山形県)

 雪とのコントラストが美しいという話をよく聞く。西日本にしか住んだことが無いので、東北はほぼ未開拓。東北旅行の際は必ず訪れたい。ちなみに私はここ最近までなぜか「かなやま」温泉と呼んでいた。正式にはぎんざん。

③龍泉洞(岩手県)

 岩手県北東部にある洞窟。洞窟内には青く光る湖があり、底が深すぎてどうなっているか分かっていないらしい。そんなロマンも込めて行ってみたい。

④白神山地(青森県)

 ブナ原生林として世界遺産に認定されている森。十二湖なる美しい池があるらしく、友人曰く1番綺麗な景色だったそう。

⑤高千穂峡(宮崎県)

 宮崎県にあるものの、宮崎市とかより阿蘇とか大分の方が近かったりする。神話の舞台であり、美しい峡谷で有名。


いかがだろうか。後半はただの駄文ではあるが、今まで行ったところに限定すればこのようになった。とはいえ、書いて見て思ったのは、「まだまだ行き足りないなあ」といったところ。また色んなところに行って、このランキングを更新できるようにしたい。

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