
Core Web Vitals|検索ランキングの指標が追加!〇〇が遅いサイトは早急に対策が必要です
こんにちは、ガオ(@gaolifehack)です。
先日Googleにより、検索ランキングの指標に『Core Web Vitals』が追加されると発表されました。
この『Core Web Vitals』が実施されるのは、2021年からなので、今の内から対策をしていればOKですが、放置しておくと来年に痛い目に遭います。
そこで今回は「Core Web Vitalsとは何か」に加え、「Core Web Vitals対策は何をすれば良いのか」を解説していきます。
▼ 本noteの内容 ▼
1.Core Web Vitalsとは?
2.Core Web Vitalsに近い現在のランキング指標
3.Core Web Vitalsを最適化する方法
4.Core Web Vitalsが導入される時期
5.Core Web Vitalsよりも大切なこと
1.Core Web Vitalsとは
Core Web Vitalsとは、下記3つの指標を指します。
①LSP(Largest Conrenful Paint)
②FID(First Input Delay)
③CLS(Cumulative Layout Shift)
順に解説しますね。
1-①LSP:Core Web Vitals
これはつまりサイト表示速度。
具体的な数値で言うと、記事が開くまでに2.5秒以内に表示されることが必要です。
今まではGoogleも「表示速度は大切な指標だ」としていたものの、実際は検索上に表示速度の遅い記事がうじゃうじゃでした。
が、そのような記事が淘汰される可能性がありますね。
1-②FID:Core Web Vitals
これは記事内からリンク先に移動するまでの待機時間。
具体的な数値で言うと、100ミリ未満のFIDである必要があります。
1-③CLS:Core Web Vitals
これはレイアウトの移動時間。
この時間が長いと、記事を開いた時に画像や広告の読み込みが遅れ、文章に被ったり記事がズレてしまいます。
具体的な数値で言うと、0.1未満のCLSである必要があります。
✅ Core Web Vitalsを計測する方法
これは簡単で「Web Vitals」というGoogle Chrom拡張を使用すればOK。
すると、自サイトのLCP・FID・CLSを数値で計測することが可能です。
▼ 参考値 ▼
①LCP:2.5秒以内
②FID:100ミリ未満
③CLS:0.1未満
2.Core Web Vitalsに近い現在のランキング指標
Googleには多様なランキング指標があり、中でも下記4つはCore Web Vitalsと同じ指標に分類されます(現在も適応されている指標)。
●HTTPS
●セーフブラウジング
●モバイルフレンドリー
●インタースティシャル
砕いて言うと、サイトのセキュリティ強化とスマホ画面で読みやすい記事など、UX(ユーザーエクスペリエンス)を向上する要素ですね。
ただ、今回の主題とはそれるので詳しくは割愛します。
✅ 関連記事
>>エックスサーバーでWordPressをSSL化(http→https)する方法
3.Core Web Vitalsを最適化する方法
今すぐにできるCore Web Vitalsの最適化は、サイト表示速度を高速化すること(3つに深く関係する)。
ここに関しては、まずPageSpeed Insightsを使用して、自身のサイト表示速度をチェックしてみましょう。
▼ PageSpeed Insights ▼
上記のようにサイト表示速度を点数化してくれますよ。
そして、すぐにできるサイト表示速度の高速化は下記2点。
①画像圧縮
②ソースコード圧縮
詳しくは下記の記事で解説しています。
>>EWWW Image Optimizerの使い方と設定方法【WordPress画像圧縮プラグイン】
✅ 表示速度に不利なテーマ
Wordpressを使用している方向けですが、表示速度に関して言うと、不利なテーマが存在します。
それは「JIN」。おしゃれで非常に優秀なテーマですが、プラグインがないと機能性に乏しくサイト表示速度が遅くなる傾向にあります。
一方で、表示速度で言うなら「THE THOR」がおすすめ。調整が必要ですが、表示速度の高速化が比較的容易です。
>>THE THORとJINの違いを比較【失敗しない選び方】
4.Core Web Vitalsが導入される時期
Core Web Vitalsが導入される時期は2021年。
詳細はまだ発表されていませんが、導入の6ヵ月前にGoogleからアナウンスが入るそうなので、アナウンス待ちですね。
最短で見ても、まだ導入まで半年はありますので、それまでにCore Web Vitals対策をしておく必要があるでしょう。
5.Core Web Vitalsよりも大切なこと
ここまでCore Web Vitalsについて書きましたが、それ以上に大切なことがあります。
それは記事の質。
いくらCore Web Vitaを最適化したところで、質の低い記事ではあまり効果的ではありません(本質はスピードではない)。
Core Web Vitalsはあくまでランキング指標の1つであって、それがすべてではないので、そこは勘違いをせずに読者に向けた質の高い記事を書く方が大切と言えます。
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今回は以上です。
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