#3 キャラクター偏愛 prologue
「キャラクター考察論」
前回までのあらすじはこちら👇
★ 「#0 キャラクター偏愛 幼少期」
★ 「#1 キャラクター偏愛」
★ 「#2 キャラクター偏愛 Sanrio」
1.キャラクターとは
日本では空前絶後のキャラクターブームである。キャラクタービジネスが盛んになっているのは、前回までのあらすじの通りで、今回は前置きを割愛する。
早速ではあるが、そもそもキャラクターって何?というところから始めたい。
ネット時代の申し子(厳密に言うと子ではなくて媒体)とも言えるWikipediaでは、キャラクターという意味は複数あり、日本語では総称として使用することもあるようだ。
日本語においては、やはりカラー映画の普及がディズニーによってもたらされたので、キャラクターという言葉が認識されたと思われる。
母親も初めて映画館で観た映画がディズニーアニメで、カラーアニメーションで活気的だったと言っていたので、今も昔もディズニー強しである。
2.世界最古のキャラクター
次に、世界最古のキャラクターについて、調べてみると、なじみのあるキャラクターが出て来た。
有名なフランスのタイヤメーカーのミシュラン「ビバンダム」だった。
ミシュランと聞けば、美食好きの日本人にはミシュランガイドブの方が最近では有名なのかもしれない。私もミシュランのキャラクターは知っていたけど、正直名前までは知らなかったので、ビバンダムという名前が付いていたことは、このキャラクター考察論で調査をしていて、知ったぐらい。
ミシュラン好きの皆さま、ごめんなさい🙇
しかしながら、ビバンダムは既に100年以上の歴史があり、すっかり世界中で定着している世界最古の企業キャラクターである。
企業キャラクターって分類があるのが、また凄い!!!
私は、てっきり高山寺の「鳥獣人物戯画」かと勝手に思っていたぐらいなのだが、違ったのである。
どうやらこちらは日本アニメーションの前史とも言える、時間的経過を空間的に表現して「現在」と思わせる手法のようで、キャラクターでは無いそうです。
鳥獣人物戯画のカエルやウサギは、日本でとても人気があるので、高山寺の枠組みを飛び越えて、グッズ販売もしているので、てっきり世界最古のキャラクターと思っていたのだが、そうでもなかった。
やはり奥深いキャラクター歴史、知らないことの方が多すぎる。
あとは、気になったのが、ラスコーの壁画なんてどうなのだろうか?
こちらもフランスにある世界最古の絵画であり、この🐎たちはキャラクター化していなかった。日本だったら、キモカワのせんとくん並みにすぐにキャラクターグッズ販売しそうだが、そこはフランスなので、無さそうである。
ヴェゼール渓谷の先史的景観と装飾洞窟群」として1979年に世界遺産登録されており、大変立派な馬🐎ちゃんたちである。
しかし、ラスコーの壁画以外に、どうやら世界最古のアニメーションともいえるものがフランスにあるらしい。
3.世界最古のアニメーション
約3万2000年前の旧石器時代に描かれたショーヴェ洞窟の洞窟壁画は世界最古のアニメーションとも呼ばれる。考古学者と画家による研究では、動物は全て通常より多い本数の足・頭・尻尾が描かれており、ちらちらとした炎の明かりで見た場合に動いて見えるという(Wikipedia)
1994年って意外と現代だったので、これはセンセーショナルだったに違いない。そして、光で動いて見えるって、面白すぎて、気になるのは私だけでしょうか。
約3万2千年という遥か昔に人類が洞窟に絵を描いたということになるのだが、何で描いたのかも気になるけど、上手すぎるのも凄い。
詳しくは上記の朝日新聞サイトを読んで頂きたい。
誰か上手な絵描きが描いたのだろう。
世界最古のアニメーションと言われるけど、キャラクター化していないので、残念ながら私もこれがキャラクターだ!と推せない。
フランスにはミシュランの企業キャラクター、ラスコー壁画とショーヴェの洞窟絵アニメーションの歴史があることには気づけたので、ここから更に深堀をしていきたい。
つづく
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