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023マーケティングって

たまに仕事で中途半端なマーケティング論を聞く機会があってちょっと困る。
特に学校で習ったことが全てではないと思うが、主観とも客観ともつかないようなものを振りかざす人がいる。要するにカン?って思っちゃう。それでもいいと思うけどね。

もともとぼくはシステムとしての広告ですらあまり詳しくない。例えば広告効果の指標もまったく馴染みがない。仕事上案件をいただく場合、発注する側が背伸びをして不勉強じゃまずいって考えでマーケティング論をいろいろ言っているケースだと思う。けどわからないことは「わからないんだけど〜」と言ってもらった方がお互いに学びながら進められるケースもあり、後々の進行がスムーズになるような気もする。

あまり良い印象ではなかったけどマーケティングってこういうこと?って感じたケースが実際にあった。それは自分で自動車を買う時にそう思った。
ぼく自身は車は好きだし買うならやっぱ(値段じゃなく)気に入ったものが欲しいな〜と思っていたのだが、その当時3人目の子供が保育園に入る(1歳)頃だったので気にいる車と言っても家族の制約としては全員がスムーズに乗れるものが大前提(そりゃそーだ)だった。もちろん懐具合とも相談した上で調べていた。

そうすると使い方や価格設定まであまり自由度が少なく、しかも5人家族にはあまりやさしくない。そしてカタログの絵に描いたような家族モデルしか選択肢がないことにがくぜんとした。「あ〜、自分ですらマーケットの一部だったんだ……」普通に流通しているものではイヤだなと思っていたので、そんな思惑に絡め取られるのかと気がつくとちょっとショックだった。

もちろんマスプロダクト(しかも高価)なのでかなり綿密なマーケティングは絶対だと思う。ただ自分の中ではガチガチのマーケティングの枠内で仕事はやっていなかったのでその時、余計にショックだった。

自分自身の仕事の中ではマーケティングってあまり大きくない要素だと思う。今後ビッグデータやAIの活用で冒頭の中途半端なマーケティング論は駆逐されていくんだろうか?思うに半端ならごく客観的なデータのみ欲しいと思う。
たぶんそうなるとデータとデータの戦いになり結果的に人間が持ってる偶然の方がヒットを生み出すことになると思うんだよね。どっちかって言うと早くそうなってもらいたいと思ってます。

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