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昔話22
普段自分語りする機会ってあまりないと思う。語ったとしても話がバラバラになっちゃったり、聞いてもらえなかったりしますよね。なので興味がある人だけ読んでくれればいいし、長いから飽きちゃうかもしれないけど興味を持ってくれる方のために一生懸命伝えていきます。

小学一年生の頃に親友と言えるくらいの友人がいた。彼とは保育園の頃から仲が良くてよく遊んでいた。私の家にも何度も遊びにきたし、彼の家にも何度も遊びに行った。彼の家には当時流行っていた、テレビゲームがあり何時間でも入り浸っていた。マンションで少し狭かったが、そんなことよりもゲームが面白くてずっと遊びに行っていた。

そんな彼とは学校でも良く遊ぶ仲だった。小学校にある遊具で、校庭で、廊下や教室でも遊んでいた。どこでも遊べる私たちは最強だし、怖いものは何にもなかった。体育館で遊ぶときはドッジボールで遊んだ。友人たちを呼び大人数でも仲良くやっていた。

「陸くんは彼と仲がいいよね」クラスのみんな公認の仲の良さ。

ある日、一年生の頃、授業は8時からだが、学校が好きで早く友人たちと遊びたい私は7時には学校にいた。いつも通り机にランドセルを置きすぐに遊びに出かける。その時彼が登校してきて、私は舞い上がって彼と遊んだ。楽しく遊んでいたが、数分後になぜか私は彼に馬乗りになりながら顔を殴っていた、何回も。彼が鼻血を出しているにもかかわらず。近くにいた友人に止められてその場は落ち着いた。トイレットペーパーを持ってきた友人は驚いて口が開いたままだった。
私はトイレットペーパーを腕に巻いて彼に渡した。ごめんと言って渡したが彼には聞こえていたのだろうか。幸い大事には至らなかったが、教室の床にも血が垂れていた。それも綺麗に拭き取って喧嘩はなかったことになった。

あの時なぜ殴り合いの喧嘩になったのか覚えてはないが、あの時以来喧嘩はしたことない。なんだかそういう空気になるとあの時を思い出してしまう。
まあ、幼い頃の出来事だから喧嘩自体に大した理由はなかったと思うが。やっぱり血が出ることは怖いですね。


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写真撮っているので見てください
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