【INFJ×HSP】な私が求めるのは、もう「幸せ」ではない
理想の世界
塞翁が馬
良いこともあれば悪いこともある
うまくいく日もあればそうじゃない日もある
人生山あり谷あり
長い目で見ればトントン
それをごく自然のことだと考えられる人であれば
ひとそれぞれに多少の一喜一憂あれど必要以上に気にしないのだろう
それがニュートラル
けれどそうじゃない人だっているんだ
私もそのひとり
騒音とひとごみが苦痛で
不確定要素の多い存在が苦手で
イレギュラーにめっぽう弱い
私にとってのニュートラルは本当にニュートラル
凪
波風もなくただ水の上に浮かぶ一枚の枯葉のような静けさを
どうしても求めてしまう。
幸せという言葉の役割
言葉は経済・文化よろしく変化します。
時代が移り、時間がたてばその意味も文化的役割もちょっとずつ変わっていきます。
毎年新語流行語なるものが生まれるのもその証拠。
幸せということば。
かつては
「どうぞ幸せになってください」
「あなたの幸せを願っています」
という祈りや祝福の言葉だったように思います。
だけど今の世の中にあふれる幸せって
「こうすれば君も幸せになれる」
「○○日で誰でも簡単 幸福の掴み方」
といった消費・生産の俗世間のお供のように感じてしまう時があります。
宮司・住職からコンサル企業の営業職に転職しちゃったんかな。
もう幸せではマッチしない
今の世の中にあふれている幸せという単語を聞くと
モノ感が強く出てすごく下世話に感じてしまうのです。
「努力しなさい」
「コツをつかみなさい」
「自分を磨きなさい」
ああしろこうしろ
とかくやかましく人をせりたててくる
そんな印象を感じてしまう。
本当は軽い気持ちで扱えるような言葉じゃないはずなのに。
私の中のHSPセンサーも合わさってさらに過敏に反応し分析してしまう。
それでまた気疲れしてしまう無駄の悪循環。
もう心に寄り添ってくれなくなってしまった。
幸せでは「幸せ」にはなれんのです。
今こころから求めるもの
平穏
結局これなんじゃないかと。
金や権力といった手に入れようとするものから
遠く離れた何か。
波風揺らぐことのない
いずれこの言葉も陳腐化してしまうのかもしれないけど
今だけはこの言葉を大事にしたい。
いたちごっこになってしまうけど、その時はまた
じぶんにとってその時に心地よい言葉を見つければいいかな。
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