【猫】執着心のない猫チャンも、それはそれで・・・

うちの猫ちゃんたちは、執着心が強いほう、執着心がないほう、と言いわけができるが、執着心がないほうにも変わったところがある。

思うに、愛情の強さだろう。
愛情表現がはげしい。
ハグをしょっちゅう、四六時中、ハグしてはハグする人間にぐりぐりぐりと鼻先をこっっっっっっっすりつけて愛情を返してくれる。

執着心はないのだが、愛情表現をしたいとき、例えば母猫にするように人間をモミモミしたいとき、あるいは人間ができる人間のハグを思いっきり全身に受けたいとき、じぃーっとじつに愛らしい眼差しを送ってくる。

送ってくる。送りつづける、してもらえるまで、ぼくはあきらめないぞ、という。

訳でも、ない。

してくれると信じているのであった。
そして私や母は求められたとき、きちんと愛情を返すのだった。もちろん、忙しかったり、家事の途中だったり、そんなときは「ごめんねぇ」で済ませるのだが、こちらの猫も、そんな状況を理解してくれているようで、別にしょげたりはしないのだった。

ちなみに執念深い猫のほうは、しょげる。
天井に向かってミャオーンと吠えるなどしてしょげる。しょげまくる。

そして、これを書いてる間にも、今、「んなう」とお呼び出しがあった。

なあに?

返事をして、ついていくと、トイレをする姿をお披露目された。えらいえらい、ツンデレかつツンギレである執着心のある猫は、逃げるのであるが、撫でられて本当はとても喜んでいたりするのだった。
そのあと、ご機嫌なのであった。

うーん執着心が強い。執着心の強い猫と、執着心の強くない猫は、それぞれの愛情の表現方法でもって、家族を愛してくれている。

猫のいる生活とは愛情豊かだな、とみに、そう感ずる次第だ。ついでにもう一個の猫ちゃんトイレでウンチを回収してトイレ掃除を、と、これを書いているうちにまた執着心の強い猫に呼ばれるのであった。

お呼び出しに、いってまいります。
おはようございます!

とか、書いてるうちにまたお呼び出しにニャオンニャウニャと連続鳴きしてみせる、執着心の強い猫である。


END,

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