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5泊6日の東北旅行

先んじて十和田市現代美術館の話をしてしまったけど、このお盆休みに18切符も使いながら東北旅行をしたので、今回はその旅行記にしよう。

5泊6日間で、青森→秋田→岩手→宮城→山形を回った。
今どきノートに手書きがキモいのはさておき、当初の旅程はこんな感じ。

社会の資料集の聖地巡礼

東京までは新幹線で行って、初日の東京〜盛岡と最終日の仙台〜東京は青春18切符を使った。東北ローカル線の駅の雰囲気や街並みを楽しみたかったんだけど、ずっと喋ってたからあんまり車窓からの景色は見れてない。写真もない。

ご存知の通り今年(2024年)のお盆は、事前予約の台風5号と飛び入り参加の7号のお陰で、けっこう天候に左右されてしまった。

まず東京から盛岡に向かう在来線で一部運休が決定して、予定してた盛岡のホテルまでたどり着けない可能性が浮上した。
結果的に仙台から北上駅(あの北上山地の?!とテンション上がった)まで新幹線で行けることになって、2時間早く着いたお陰で夜ご飯に盛岡冷麺を食べられたのでこれはラッキー。

ビビン麺


あと、台風と相性が悪い川(奥入瀬渓流)や、山からの展望系はスキップしたりした。
そもそも旅程に時刻と滞在時間を書いていなかったからスタートの時点でぐだぐだして、トータルで当初の予定の6割くらいスキップしてるから台風を言い訳に計画実行性がないことを露呈していくことになりそう。

1日目は、すべてを移動に費やしたので観光らしい観光はしていない。唯一思い出したように撮ったローカル駅が北白川駅。こんな感じで人の信用のもと成り立ってる駅が続いていた。

北白川駅

仙台駅で新幹線待ちの間にずんだシェイクを飲んだ。ちゃんと枝豆なのにスイーツに昇華出来てることに感動だった。洋菓子も和菓子もいけるの強いな。
後からずんだ餅も食べたけど、洋の方が相性いいかも。

1日目は移動で腰とお尻が破損する懸念があったため、駅直結の良さげなビジネスホテルを取っていた。直結最高。


2日目からはレンタカーで移動する。
盛岡から一気に北上して、十和田湖。
曇りと湖は相性がいい。静かな自然が引き立ってた。

十和田湖の展望台
湖畔の食堂。ヒメマスの刺し身定食。

台風のこともあって、奥入瀬渓流には行かずに十和田市現代美術館へ。
美術館については前の記事で書いたので割愛する。

美術館で撮った1番好きな写真

滞在時間を計画に組み込んでなかったため、美術館に居たいだけ居たらもう夕方になっていた。
予定していた三内丸山遺跡は翌日に回すことにして、青森市内の宿に向かう。


道中でネットで見かけたアップルパイが有名なお菓子屋さんを発見。運良くアップルパイが残ってたから買って車で即食べた。
上のジャムが甘酸っぱくて、中のりんごもシャキシャキしていて、めっっちゃくちゃ美味しかった。アップルパイ史上一番だったな。

相馬菓子舗(かしほって読むんだ)
冷えてて美味しかった


ワ・ラッセというねぶたの観光施設に寄り道。
カラフルで面白かった。作品について、指で突いて破らないで、とのことです。

ホテルにチェックインして、近くの居酒屋を探す。
いくつかあたって、たどり着いたのが"一っ福"というお店。
2人でそんなにお酒も飲まずで13,000円くらいしたけど、ほんとに全部美味しかった。
特に良かったのは突き出しとお刺身。あと青森県産ごぼうの唐揚げも美味しかった。

大将が気さくな人だった
突き出しが美味しすぎる
薄く下味がついてて、ごぼうの甘さと合わさって良かった



3日目はまず三内丸山遺跡に行った。

資料集で見たやつ
何千年も前に針の形が完成してたのおもろい
英語表記の方が情報量多いのなんなん。しかもヘアピンて
これも土偶らしい

大雨だったけど非常に面白かった。社会で習った知識はすべてこそげ落ちてたから新鮮な気持ちで楽しめた。

続いては白神山地!
白神山地を少し味わって、ビジターセンターを堪能したら青森を出る時間になっていた。

白神山地の障りの部分
ビジターセンター
ブナの木の説明がたくさんあった

宿は秋田の新玉川温泉。
なんと泉質が強酸性でph1.2らしい。強酸性って塩酸とか硝酸でしか聞いたことなかったから人が浸かっていいことに驚いた。
後から調べたら日本で1番酸性が強い温泉だった。

肌がつやつやになりました
夕飯のきりたんぽ鍋


4日目は、小岩井農場へ。
この日が唯一の快晴でほんとによかった。

創業者の苗字の頭文字から取ったの初めて知った。
羊も暑いから…
夏だな〜〜
牛さん
みんなありがとう


1つの場所に居続けてしまうため慢性的な時間不足で、小岩井農場を出て盛岡から仙台まで移動したらもう夜だった。
チェックインを済ませて、牛タン屋さんへ。

ぶっちぎりの大都会!
牛タンの唐揚げ
牛タンシチュー

焼き肉の牛タンからは想像出来ないやわらかさで、唐揚げはさくっと噛み切れるし、シチューはほほ肉みたいにホロホロだった。


5日目の予定をおさらいしておくと、蔵王の御釜と銀山温泉と日本三景の松島。
とりあえず蔵王に向かうため、ミトコンドリアみたいなグネグネした峠道を進むと、だんだん霧が濃くなっていき、最終的には運転も厳しいくらいの濃霧になった。
やっとの思いで着いた先にはパノラマの霧が広がっていた。
長居してもしょうがないので銀山温泉に向かう。

銀山温泉に向かう道中、変わった中古車店があったので写真を撮った。

"車がごちゃごちゃ"の部分でこの旅行で1番笑った
しかもちっちゃく
「最後にお見積りをさせてください」も
意味が分からない


山形市内で昼食にお蕎麦を食べた。

天せいろ

そして銀山温泉へ!
冬の景色は写真で見たことあったけど夏はやっぱ雰囲気が少し違った。奥にある白銀の滝も夏らしくてよかった。

雨がちょいちょい降ってたから近くの喫茶店で様子を見ながら散策した。どれかが千と千尋の油屋のイメージとされているらしいけどどれか分からなかった。


例のごとく時間が押していたので、松島には行かずに仙台に戻って夕飯!居酒屋でまた牛タンとかを食べた。
山形のダシっていうのが美味しいと聞いてたからそれがかかった冷奴食べたんだけど、ほんとに美味しかった。家でも作りたい。

ダシやっこ
茹でタン


あっという間に最終日
寂しさMAXで仙台をあとにします。友人は胃のキャパに余裕があったそうで、仙台朝市に行っていた。
18切符あるあるだけど、乗り換えで30分待つタイミングがあったので、その時用に駅弁を購入。

1280円
笹かま食べれてよかった〜


東京駅に到着!!
東京駅だけで、ここ数日東北で見た人の数を余裕で上回った。

大阪のKITTEより先に東京で行くことになるとは


ということで、2つの台風に見舞われながらなんとか関西に帰ってこれました。
楽しかったな〜〜〜。
北海道と違って、地形・自然・文化での意外性は無かったけど、ごはんが全部美味しくて、自然豊かなとこがすごく良かった。夏に行って大正解だな。

行けてなさすぎて帰りの電車で爆笑してた


今度東北に行くならがっつり福島行きたいかもなあ。


おわり!

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