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Jeff Mills渋谷コンタクト来日感想文


2022年9月17日をもって、再開発に伴う入居ビルの取り壊しを理由に閉店してしまう渋谷の名音箱Contact Tokyo。

クラブが閉店する時って、もう予算ぶっぱなしなんでもござれで破格に豪華になりがちな気がしていて
今回も、とんでもない世界的大物のJeff Millsが閉店間際のContactに来てくださるというのだからおったまげた。

業界のこと詳しくないから素人話になる…から間違いだらけかもしれんけど、Jeff Millsって普通は新木場agehaみたいなキャパ2000人超え?の箱に呼ばれるくらいの人なのに、それがキャパ800人?くらいのContactに呼ばれるってんだからどんだけ凄いことかわかると思う。

このタイムテーブルを見ても
普段は左側の表も、もっと右のように小刻みにDJが入れ替わり立ち替わりだった気がするんだけど
もう、メインディッシュのJeff Millsをご覧あれ!その前にとりまWata Igarashi! みたいな潔さを感じる。

Jeff Mills 24時スタート
冒頭はあまりに音数の少ない単純な音で、知名度のおかげでみんな盛り上がってる風だったけど、どこか「ん…?」と乗り切れてない空気を感じる

1:20 the bellsがやってきたら途端にみんなブチ上がり
そろから2:22くらいまで幻想的な陶酔させるような曲でみんなフラフラ

3:00また単調な音のつまらないパートがきた

でもそこからまたダメ押しのthe bellsをかけてくださり無事みんな生還
そして4時くらいまでアンコールで長々と電子音かけてくれた

…ってな感想を、音楽に精通している人が書くとこのように↓なるらしい。なるほど。

以前、mutek出演のときはさすがに環境音楽ゴリゴリでthe bellsかけてくださらなかったけど
よかった…

さすがに、「日本人、The Bellsかけたらめちゃ盛り上がるやん」とちょろいなとわかってくれたのか、2回も長めにかけてくれてよかった。
オレは過去に流行った曲なんてかけねえぜみたいなこじらせた人じゃなくてよかった。ありがとう。

テクノDJって一生モノの仕事になる気がする
他のジャンルはどうしても若者とかビジュ重視されがちになっちゃう気がするけど
テクノは顔にしわが刻み込まれてるほど貫禄でる

よね〜

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