演出で全く違うものになる
演出の大切さ、知ってますか。
私は歌のレッスンをしています。
でもそれは歌唱力向上のレッスンでは無く、歌の演出のレッスンをしている訳です。
では、その演出がどれぐらい大切かと言うと。
TVの現場では、出演者を決めるオーディション(いわゆるネタ見せ)がある訳ですが、その場所の中心に着席しているのは、プロデューサーでも無く、ディレクターでも無く、総合演出家である場合が多いです。
つまり、構想とか、脚本やシナリオとか、そいういった内容をどれだけ面白くであったり、感動するものであったりに作り上げていけるのか。
その良し悪しを決めるのが、演出な訳です。
さて、では歌における演出とは何でしょうか。
まず大きくは何を歌うのか〝選曲〟があります。
そして数曲歌うのであれば、〝曲順〟があります。
そこから〝衣装〟があり、〝メイク〟があり、現場での〝照明〟や〝音響〟があります。
そういった、総合的にどの内容にするのがもっともベストになるのか考えるのが演出です。
そして、私のレッスンは歌1曲ごとの演出になります。
出だしをどう歌うか。
サビをどう歌うか。
どこにフェイクを入れ、どこを自分なりにアレンジするのか。
細かくは、ロングトーンの長さまで考えて決めていく訳です。
では、この演出1つでどれぐらいの違いがあると思いますか。
ぜんぜん違います。
大事なので、もう一度言います。
ぜんぜん違います。
それが証拠に。
これだけ「変わった!」と言われている依祈縁に私が行っている事が、演出なのです。
そして、岩口和暖に指導して来た事が、演出なのです。
なぜ自分の歌が受け入れて貰えてないか。
大会で受賞できないのか。
オーディションに勝ち切れないか。
それを見直すのであれば、まずは演出が合っているかを考えましょう。
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