#13 【初めて行く法律事務所】　一体どんなところで、何を聞かれるのだろうか？

◾️いざ、法律事務所へ

離婚を決意するまで、法律事務所には全く行ったことがありませんでした。どんなところか全く想像がつきませんでした。

ちょっと敷居の高いイメージです。
偉そうに言われる？
すぐにお金を取られる？
根掘り葉掘り聞かれて怒られる？

あの頃は、あちこちでは吹聴してなかったので、法律事務所の情報は廻りの人からは何もありませんでした。
まあ、色々聞いてみたところで、法律事務所を契約した人なんて周りにいなかったんですが。

電話すると、女性が出て内容を確認、先生の予定を確認してアポイントを入れることができました。
後日、指定した日時に法律事務所へ。
綺麗なビルでした。
その地区には多数の法律事務所がある様子。
裁判所が近いからかも知れません。

エレベーターでその階にいくと、目の前にありました。
一応ガラス張りで室内が見える感じでしたが、ドアは施錠されている様子。

一旦、トイレに行きました。
何故か、こういう感じありますよね。

戻ってきてインターホンを押すと、事務の人っぽい女性が出てきて、予約を確認、小部屋に案内されました。

飲み物を聞かれて、お茶をお願いしました。

しばらくすると、弁護士の先生がきて、話を聞いてくれて、しっかりと丁寧に説明してくれました。
時折、笑顔も交えて。
ホワイトボードを使いながら。
自分で勉強したつもりでしたが、教えてもらうと少し感覚が違います。
今までは、「分からないことが分からなかった」のですが、先生の話を聞いていると疑問が生まれて、それを教えてもらうことができました。
根掘り葉掘り聞かれるというより、会話の中で自然と私が詳しい話をしていくという感じ。
何かを強制される雰囲気はありませんでした。

・本でテニスの勉強をするのと、実際にテニスをするのは違う。
・また、世の中にはテニスの審判が書いた書籍はたくさんありますが、プレイヤーの話は聞いたことがない。
そういう感覚です。

最初は無料相談ということで、費用は発生しませんでした。
次にアポイントを強制的に取らされることもありませんでした。
後日、しつこい営業の連絡が来ることもありませんでした。
（ここの法律事務所は、一度もなかったです）

行く前は、敷居が高くて重い腰が上がりませんでしたが、本当に行って良かったです。

私は、その後もこの先生に相談したり、裁判をお願いすることになります。

悩みの半分は、人に相談した時点で、解決に向かう。
困ったことがある人は、一歩を踏み出すことがとても大切。