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1ヶ月間メンターになります。ゲームエイトがお仕事体験のサポートしてみた

こんにちは。ゲームエイトでは、株式会社SOZOWとのコラボレーション企画を2023年2~3月にかけて行いました。SOZOWさんのフリースクールに所属する小中学生のみなさんに、弊社のライターたちが記事の書き方などをアドバイスしていきます。1on1形式でオンライン面談をしながら、記事を作成し、完成した作品はMygame8に投稿をします。

▼「SOZOW × Game8」体験イベント プレスリリース

今回のプロジェクトに参加した、ライターの岩田さんと武藤さんのお二人にインタビューを行いました。

プロフィール
岩田理沙
2014年12月にアルバイトの攻略ライターとして入社。数多くの大型IPを中心にwikiの運用に携わる。現在は「あつまれ どうぶつの森」のタイトルリーダーとして組織をリード。

プロフィール
武藤礼記
2018年8月にアルバイトの攻略ライターとして入社。複数のゲームタイトルのwikiの立ち上げや運用を担当し、現在は正社員として従事。


きっかけは知人の紹介から

-まずは、お二人の自己紹介からお願い致します。

岩田:岩田理沙です。ニックネームはりんちゃんです。2014年12月に入社しました。業務は主に「あつまれ どうぶつの森」の攻略サイトを担当していて、最近はPhotoshopを用いた画像編集や、ライター向けの画像制作資料作りなどもしています。

武藤:武藤礼記です。ニックネームはあっきーですが、下の名前であきのりと呼ばれていることが多いです。2018年の8月に入社しました。最近はいろいろな方と関わって新しいプロジェクトを進めていまして、こちらはまだ具体的に何をすると決まったわけではありませんが今後AIを使った業務にも取り組んでいく予定でいます。

-お二人がゲームエイトに入社したきっかけを教えてください。

岩田:当時、遊んでいたゲームで知り合った友人に「どんな仕事してるの?」と聞いたら、ゲームエイトで攻略ライターをしていると。話しを聞いたら楽しそうだったので「私もやりたい!」と伝えたら面談をさせてもらえることになりました。当時はとても小さな会社だったので今のようにしっかりした面接ではなく、ラフなお喋りから始まり、そのまま採用という流れでした。

武藤:僕も友人からの紹介でした。友人が親会社のGunosyに勤めていて、僕が大学時代に趣味でゲームを作ってたことを知っていたので「ゲームを仕事にしてみれば?」と教えていただいたのがきっかけです。その当時はゲームの攻略サイトを作るビジネスがあるということを知らなくて、ゲームをするのって仕事になるんだなと思っていました。

"伝える力"を育む機会にしたい

-ありがとうございます。それでは、さっそくプロジェクトの内容に触れていきたいと思います。今回、SOZOWスクールの生徒さんに向けて記事執筆などのサポートを行ってもらいましたが、まずこのプロジェクトについてのお話を聞いたときどのような印象を持ちましたか?

武藤:僕は新しいことを始めると聞いたら基本的に手を挙げるようにしているので、参加意思を伝えました。

岩田:私は普段子どもと関わる機会がないので、正直きちんと接せるかどうか自信がなかったのですが、やるだけやってみようと奮起し挑戦することにしました!今回、「スプラトゥーン3」の記事を書く子のサポートすることになったのですが、私自身はスプラトゥーンを全くやったことがなかったので、当初は不安もありました。

武藤:僕は「原神」の記事を書く子のサポートをしました。普段から原神はプレイしているので、自信はありました(笑)

-そうだったのですね!担当された生徒さんたちのプロフィールやスクールの流れ、雰囲気について教えてください。

岩田:私が担当したのは小学生の女の子です。絵を描くことや動画制作も好きで、描いたイラストや作った動画を見せてくれることもありました。礼儀正しい子だったので敬語8割、たまにくだける2割で話していましたね。会話しているときに弟さんが遊んでいる声が聞こえることが度々ありました(笑)

武藤:僕は小学生の男の子を3名担当しました。いつも親御さんの「ごはんだよ!」の声が終了の合図になっていましたね(笑)僕は話し方も相手の温度感に合わせたほうがいいかなと思っていたので、最初から結構くだけた雰囲気で会話をしていました。3名ともデジタルを駆使して何かしらやっていて、例えばAdobeのソフトで制作していたり、自主的にプログラミングを勉強していたり、多趣味な子が多かった印象です。

-お二人とも、和やかな雰囲気で行っていたのですね!1on1中に意識していたことはありますか?

武藤:SOZOWスクールの担当の方から「否定から入らない事がうまく接するコツである」と教えていただいていたので、良いところを見つけるようにしていました。記事を作ること自体よりも考え方の部分や相手に何かを伝える力を育むことを重視していたので、身に付きやすいように毎回、1on1で話した内容を議事録という形で子どもたちに渡していました。

岩田:私はとにかくお子さんが楽しく書けること、話しやすい雰囲気を作ることを一番に意識していました。表情を見ながら、調子が悪そうだったら「どうしたの?」とか声をかけたり、行き詰まってそうなときは質問してみたりしました。答えが返ってきたら「それを書いてみたらどうかな?」とアドバイスするようにしていましたね。

武藤:大体1コマが1〜2時間になるのですが、無理に記事を書かせようとはせず、お子さんのやる気があるときに書いてもらうようにしていました。書きたいときに書いてみようと。原神はマルチプレイができるので遊びながら雑談することもあったのですが、そうすると当初の予定時間をオーバーしてしまうことも度々ありましたね。でも、子どもたちが楽しんでくれている間は続けたほうがいいかなと考えていました。

岩田:私は逆に時間内に終わらせることを意識してやっていました。お子さんが熱中しているときでもきっかり時間通りに終わらせます。その方が「もっとやりたいのに!」と思って、次回のモチベーションにより繋がるかなと考えていました。

武藤:あとは、最初に完成形を見せたほうが作るものをイメージしやすいかなと思っていて、以前に僕が書いた原神の攻略記事を見せて、「こういうのを目指してみる?」と聞きました。僕の記事を読んで問題だと感じたところがあれば、それを自分の記事で発揮してもらうみたいな。自分の体験をコンテンツにしたら伸びることができると教えました。そうしたらある子が、「原神」でのアイテムの厳選方法が最初はわからなかったけど今はわかっているから、初心者の方に向けて解説する記事を執筆したいと言ってくれて、結果とても良い記事に仕上がっていましたね。

-ちょっとしたアクシデントやハプニングなどはありましたか?

武藤:困った系の話ではないのですが、原神はコンテンツの量が多いため、弊社の攻略サイトチームではやることを分担しています。なので、自分が関わっていないコンテンツだと子どもたちのほうがずっと深く理解していて、改めてゲームを教えてもらいました(笑)

岩田:私は次回の日程について聞いたら次の週になっても返信が来ないということがあり、心配だったのでSOZOWスクールの担当の方へ連絡を取ったら、あとで返そうと思って忘れてたみたいですと(笑)何かあったわけではなかったことに一安心でした!

武藤:そういえば、事前に子どもたちには”こういうバーチャル背景がウケる”みたいな話を社内でしていたので、意識してオンラインツールのバーチャル背景を毎回変えるようにしていました。

岩田:私もやってました!自分から「これ(スプラトゥーンのバーチャル背景)どう?」などと聞いて、アイスブレイクに役立ててました。

新たなインスピレーションの場に

-生徒さんたちから「参加してよかった」のような声はありました?

武藤:期間が終わる頃には記事が完成してる場合がほとんどだったので、最終日はゲームだけする日にして「(今回の機会について)どうだった?」など雑談してました。楽しかったという反応が多かったですね!

岩田:最終日に感想を聞きましたが「難しかった。記事を書くのに向いてないかもしれない」と言っていました...…私としては上手だと感じていたので意外な反応でしたね。執筆の様子や記事を読んで、ちゃんと自分の頭で考えて書ける子だなと思っていたので、「向いてると思うよ」と伝えたら、「ありがとうございます!」と言われて素直でかわいいなと嬉しくなりました(笑)

-このプロジェクトを経て、お二人の今後に活かせそうな発見などがあれば教えてください。

武藤:僕たちは普段、仕事としてゲームをプレイしているからこそ、そのギャップに悩まされているときがあります。今回小学生ならではの意見や話しが聞けたりして、こういう考え方やゲームユーザーもいるんだなと...…改めて実感することができました。

岩田:最近、社内で新しいことについて学ぶ機会があったのですが、学んだことをアウトプットしたときに自分ではあまりできていないと思っていても、褒めていただくことで自信に繋がった経験がありました。なので、今回も同様に自分が思っている倍ぐらいの感覚でお子さんを褒めていたらもっと自信を持たせてあげられたかもしれないと反省しています。今後またこのような機会があれば、今回の経験を活かしたいです。

武藤:あとは、質問の趣旨とちょっとズレるかもしれないのですが、担当した子がこれからも時間があるときにMyGame8に記事を書くと言ってくれたことはとても嬉しかったです。

-最後に、今回参加してくれたSOZOWスクールのみなさんはライター業に興味を持っていたり、ゲーム業界に関わりたいと思って志望してくれたお子さんが多いと思います。ゲーム攻略ライターを目指す上で伝えたいことがあればお伺いしたいです。

岩田:攻略ライターはゲームが大好きというのは大前提で、さらにどんなゲームに対しても高い熱意を持って能動的に取り組める方が向いていると思うので、熱を持ってゲームをたくさんやってほしいなと思います!あと、一方的に自分の知識を述べるのではなく初心者の視点に立ったり、読む人の気持ちを考えたりしながら書くことを意識するといいのではと思いますよ。

武藤:記事はあくまでも記事で、言葉や動画やSNSも全てそうですが、自分と伝える相手がいる前提の媒体なので、コミュニケーション能力が一番大事ということを伝えたいですね。記事なら大体のユーザーは検索エンジンから入ってきますが、ユーザーが持つ疑問に対して適切な答えを出してあげることが大切だと思います。これは記事だけじゃなくて、他の何かをやるとなったときも同じく重要になってくるところです。相手がどういうことを求めて質問しているのかを把握できれば、あとは適切な手段で伝えられるのではないでしょうか。

-貴重なお話をありがとうございました。

今回、SOZOWスクールの子どもたちが実際に執筆した記事は、弊社が運営するメディアプラットフォーム「MyGame8」に投稿していただいております。「#SOZOW」タグからぜひご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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