note11 アイデアの正体とは(3)~アイデアはタコ足なのよね~
※この記事は2012年公開のブログ記事を一部加筆訂正したものです。
前回までのおさらい
うっほほ。かいぽんです。
今回は、アイデアの正体シリーズ第3回になります。アイデアのカタチのバリエーションについてお話ししようとおもいますー。
<これまでのINDEX>
その1 アイデアの正体とは(1)
その2 アイデアの正体とは(2)~良いアイデア、悪いアイデアの見分け方
今回→ 第3回 アイデアの正体とは(3)~アイデアはタコ足なのよね~
さてお約束の毎回のおさらいですが、アイデアとは
アイデア = 目的 + 手段
であります。重要だから何度でも書きます。
これを模式図にしたものが、前回からご紹介しています、下図になります。
アイデア構造ツリー基本図
このように、アイデアを目的と手段に分割したものとして考えることにより、アイデアを評価したり発展させたりなどがロジカルかつ手軽に行えて超便利だよ!というのがぼくの推奨しているメソッドになります😋
アイデア構造ツリーのバリエーション
勘の良い方はもうお気付きでしょうが、この目的と手段は、必ずしも一対一で対応しなければというわけではありません。
あるひとつの目的を達成するために、複数の手段を組み合わせるなどといったことはよくありますよね。こんなかんじで。
アイデア構造ツリー「タコ足」
複数の手段が「タコ足」のように目的にくっついているイメージです。
つまるところ、一つの目的を達成するため複数の手段を用いる、というパターンです。じつはほとんどの場合、たいていはこの構造のアイデアになってるんじゃないかな。
タコ足構造型
ここで、例えば仮に、「痩せたい!あと10kgダイエットしたい!!」という目的があった場合(ぼくのことじゃないですよ。仮の話ですよ?)、その手段として
1.🚴♀️「適度な運動」 筋トレと有酸素運動をがんばる
2.🥗「バランスの取れた食事」 野菜中心で魚を摂って、肉とごはんは減らす
3.🛌「十分な睡眠」 しっかり寝て成長ホルモン分泌と代謝を増やす
これらを同時並行で行なうことになります。
一つの目的に対し複数の手段を用いるわけです。上図の「タコ足」のように、一つの目的に手段がぶら下がっていく形となります。
みなさんも極端で無理するダイエットはやめて、生活習慣を変えることで体形を変えましょう。
一石二鳥構造型
さて、タコ足とは逆に、ひとつの手段で複数の目的を達成できる、といったケースもあり得ます。
例えば仮に、「はらへったしなんか食いたいけどおかねが…」という状況があった場合(ぼくのことじゃないですよ。仮の話ですよ?)、まあもやしでも炒めて食べますか。
もやしを炒めて食するという手段を採用した結果
「空腹を満たす」
「お金を節約」
という2つの目的が同時に達成できました。まさに一石二鳥!
アイデア構造ツリー「一石二鳥」
一石二鳥型のアイデアは美しいですね。むろん一石三鳥でも四鳥でもいくらでも同時達成して構いません。美しいだけになかなかそんなアイデアにはお目にかかれないので貴重です。
あ、まって、これあと10kg痩せたいダイエットにもなるから一石三鳥じゃないの~!美しいさすが~
まとめ
このように「アイデア」というものを、目的と手段のカタチに分解し、それがどんな構造になるか、そのパターンを意識し把握するようにしましょう。アイデアを明確化したり、整理したり、有用性を自覚したり、などがやりやすくなっていくと思います。
どっちどっち?って混乱するといけないので、2類型をまとめて並べておきます。タコの足と、鳥が羽ばたくみたいな形ね。
アイデアとは、目的+手段だけど、そのかたちは一定ではない。ということが、今回のポイントでした。今回はシンプルな例のみの話でしたが、「タコ足」タイプと「一石二鳥」タイプが融合したような複雑なパターンを描くアイデア構造ツリーというのも存在しますね!
次回予告
さて、今日のお話しはどうでしたでしょーか。なお次回は、目的が先か、手段が先か、それが問題だ……。というようなことを書こうかな!と思ってます。それではみなさん、まったねー!
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