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note16 謎の用語「ゲーム性」を説明してみた(2)~解決編

※この記事は2013年公開のブログ記事を一部加筆訂正したものです。

前回からの続き

こんちゃーす。かいぽんです。

「ゲーム性」……おそろしい言葉だ。だが、ゲームデザイナーとして、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ……

前回の問題提起編と同様、ゲームデザイナーとして避けては通れない道、「ゲーム性」という言葉の定義に、完全かつ最終的な説明をつけるべく、今回もがんばります!

人生、宇宙、そしてゲーム性についての究極の疑問の答え

早速ですが、次の例文をごらんください。じつはこの例文ですべてが説明できるかと思ってます。

宝くじのゲーム性とは、
高額賞金が当たるかドキドキしつつ待つことにあり、

そのゲーム性は、抽選により当選番号が定まることである。

総じて、宝くじのゲーム性は低いといえる。

宝くじ売り場

な、なにをいっているかわからねーだろうが、頭がどうにかなってしまわないよう解説しますね。

「ゲーム性」という用語を使う場合、その文脈によって以下の3つの意味に大別できると考えています。

広義のゲーム性 = gameplay/ゲームプレイ体験
狭義のゲーム性 = core game play mechanics
ゲーム度 = ユーザーが感じるおもしろ要素の多彩さと量の尺度( fun factor )※個人差あり

それぞれ以下で詳しく説明していきます。
↓ぜひ読んでみてください

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