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最近見た配信映画の感想まとめ

1.トロール(Netflix)

ノルウェーの怪獣映画。結構特撮も頑張っていて、シン・ゴジラ的なリアリティ(意識した?)もあって結構好きでした。
オスローの風景なども流れて、観光映画として行ったことのない私が見ても、あ、ノルウェーってこういう感じなんだ、というのが伝わって良かったです。

2.ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(Netflix)

最近配信で見た作品の中だと、やはりこれが一番良かったですね。
時代を世界大戦時のイタリアに定め、戦争によって息子を奪われたゼペットじいさんが生み出す新たな生命と、生まれたピノッキオもまた、戦争に翻弄される生々しさが心にしみます。ファシストをピノッキオが誂うシーンの小気味よさよ。
ストップモーション・アニメの面白さは流石の一言だし、安易なハッピーエンドに終わらせないこだわりも、ずっと残る余韻を与えてくれました。

3.ナイブズ・アウト グラス・オニオン(Netflix)

前作「ナイブズ・アウト」もダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンスなど豪華キャスト勢ぞろいのリッチなミステリーでしたが、配信中心となった本作でも豪華さは変わらず。コロナ禍での退屈している探偵描写や、孤島での雑な感染対策までもを伏線にする展開は見事。英語が堪能でないとわからないネタがあるので、これは吹替版で見ても楽しめるかも。

4.JUNG_E ジョンイ(Netflix)

韓国映画、本作だけでなく、スペース・スウィーパーズなどコンスタントにVFXを駆使したSF大作を提供できるから、本当に凄いなあと思います。
本作はAIと親子愛をテーマにしたSF作品。個人的には最後まで物足りなく感じましたが、2時間の映像体験としての満足度は十分ありました。

5.ハッスル(Netflix)

こちらもデル・トロのピノッキオ同様、昨年の映画の中でも評価が高かった一作。ストリートから逸材を見つけ出すスカウトものからの師弟もの、家族愛ものとしてとてもよくまとまっている作品でした。試合シーンの迫力は本場ならでは。典型的なサクセスストーリーとして纏めなかったことや、実在のNBAスタープレーヤーが多数出演していたことから、てっきり実話ベースの物語と思ったのですが、これ、フィクションですよね……?

6.ルパン三世vsキャッツ・アイ(Amazon Prime Video)

アマプラでかなり力を入れて宣伝していた、両作品の周年記念作品。映像等力入れていた印象でしたが、正直どちらのキャラに対しても、濃い愛情が感じられず、正直まあ、こんなもんかな……、という感想でした。

以上、最近見た配信映画の感想でした。圧倒的にNetflix映画が多かったですね。個人的な好みにフィットする作品も多い印象です。

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