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川崎病

娘が0歳の時、高熱と目の赤み、手足の赤みから

川崎病の疑いということで、入院しました。

川崎病とは、
ウイルスなのか免疫なのか、理由がまだよくわからないが、小児に起こる病気の一つ。
血管が炎症をおこし、重症化すると、冠動脈の瘤や血栓が起こり心臓病を併発する可能性のあるもの。抗生剤は効かず、免疫グロブリンによる入院治療と、血管、心臓の経過観察をしていくもの。大きくなれば多数はよくなる、という病気だ。

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川崎病を調べ、はじめての入院で、バタバタし、不安になる毎日だった。

そのときはアデノの診断が出て、終了となり、少しホッとしたのを、今でも鮮明に覚えています。


2歳9ヶ月

風邪の症状のない発熱。手の腹と指、足の裏から1cm上のところまでの赤みと熱さ。
嫌な予感がした。

先ずは小児科に連れて行きました。
川崎病の疑いがあるけど、症状が出揃ってない。月曜日まで発熱が続くときは必ず受診してください。
と、週末に備え、風邪症状用の薬を出してくれました。

土曜日の昼過ぎ、全身の発疹と、目の充血があり、開いている小児科へ。

小児科へ行く途中、入院する可能性を、考えていたので、少し準備はしていました。

そこでもおそらく川崎病という診断。できる検査をしましょう、と血液検査と口の粘膜の、検査をし、アデノと溶連菌はなく、CRPが高いことがわかった。ほぼ確信に変わり、入院する病院を紹介します。という流れになった。

帰宅し、娘をシャワーで洗ってもらっている間に、私は私と娘の入院の準備と、冷蔵庫のチェック、保育園の保険の資料を取り出した。あとで夫に色々確認してもらう為だ。

前回はゴミ袋や手袋、ティッシュも持参だったため、違う病院ではあるけれど、念のためあらゆるものをもって出発。車のなかで、夫と私は軽くパンを食べた。

18:30につき、内診と、エコーとレントゲン、血液検査、娘のPCR検査をし、21:30頃病室へ。

夫と別れ、娘との夜。

夜中、高熱もあり、夢で朦朧としつつ大泣きする娘。

大泣きしながら、ヤダ!ヤダ!おうち帰る!脱げない!お手伝いして!と、点滴を取ろうとするのを必死で抑え、抱きしめて、娘に言い聞かせた。

ありがとうね、つらいね、頑張ったね、
おうち帰りたいよね
悪いバイ菌をやっつけるお薬をね、少しずつしてるから
長くなっちゃうけど、ママ、ずっと一緒にいるからね
痛いよね、怖いよね、つらいね、‥

言いながら泣き始めた私に気づき、
娘は目を覚まし、落ち着いた。

これはなに?と機械を指したり、

ママ絵本読んで‥と、言ったり…

小さな小さな2歳9ヶ月の娘は、
その幼い心で、沢山の痛みや不安を私に教えてくれる。そして、受け止めようとしている。

強くて、優しくて、こんなかけがえのない娘を
私はちゃんと支えてあげられるだろうか
いや、そんな不安なんて、いらない!
全てを信じて、努めて明るく、楽しく。

何時間かおきにうなされ、起きては、おうちに帰りたい…という娘。しばらくして、ねんねする…と、横になり、我慢をしようとしてくれる娘。


たくさん私に教えてくれてる。
前回と違って、
今回は痛いことも、辛いこともぜんぶ自分の口から言えるから、私にわかりやすく教えてくれる。

不安がりな私のために色々機会をくれてるみたいだと思ってる。このために、色々と準備があったのかもしれない。

私も、強くならないと。

娘にはおしえられてばっかりだ。



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