【書籍案内】純粋無垢な少年少女を叡智の扉へと誘う❝ちょっとエッチな書物たち❞６選（GAMABOOKS 叡智の扉シリーズ）
はじめに
書籍の特徴は『読んでみなければ中身がワカラナイ』点です。ゆえに読書には交通事故がつきものです。みなさんも純粋無垢な少年少女の折にご経験されたことでしょう。たまたま手にとった本を開いたとたん、むねが高鳴って❝叡智の扉❞がこじ開けられてしまう瞬間＝性の目覚めを…。ってなわけで本日はGAMABOOKSの書店員のライブ配信によせられた『純粋無垢な少年少女を叡智の扉に誘う❝ちょっとエッチな書物たち❞』のご紹介です。若人の想像力は無限大です。ある小説の一文・ある漫画の一コマ・ある雑誌の一ページetc…。大人になるとスルーしてしまう微エロだけで叡智の扉をこじ開けることが可能です。この微エロを無限大の想像力で補完する能力は、源氏物語の光源氏が小柴垣の向こうにいる若紫を眺める視線と相通ずる日本人の誇るべき精神性だと言えます（過言）。このnoteでは弊社の書店員によせられたお便り（マシュマロ）とともに６冊の書籍をご紹介します。ご自身の叡智の扉を解き放った書籍を思い返しつつ読み進めていただくとより楽しめると思います。
※注意点※
このnoteはGAMABOOKの書店員のライブ配信をまとめたものです。統計的なデータに基づいた選定ではありません。数で言えば週刊少年ジャンプの微エロ枠（例えば桂正和先生など）の圧勝だと思います。またマシュマロ（お便り）の取り扱い方法についてはマシュマロの利用規約に則っております。
純粋無垢な少年少女を叡智の扉へと誘う❝ちょっとエッチな書物たち❞６選
1：BOYS BE…（漫画）
BOYS BE…は1991年に週刊少年マガジンにて連載が開始された王道ラブコメ漫画です。繊細なタッチで描かれる女の子が超カワイイ＋お色気描写も沢山ある！…となれば優勝ですね。ベタだからこそ安心して読める。そんな作品です。
2：BASTARD!! -暗黒の破壊神-（漫画）
エロ漫画界の大御所クリムゾン先生に『週刊少年ジャンプ史上もっともエロイ』とまで言わしめた問題作です。連載開始時期は1988年～。オンタイムでこれを読んでいた少年はもうおじさんのはず。むかつく上司がいても『この人も少年のころにBASTARDを読んで叡智の扉を開いたんだ…』と考えると優しくなれます。
3：ロードス島戦記（ライトノベル）
叡智の扉を開く鍵はなにも漫画に限りません。お次はライトノベルの古典中の古典『ロードス島戦記』です。ロードス島戦記はライトノベルの中でも硬派な作品に属します。少年漫画のようなお色気シーンは少なめです。このお便りにあるシーンは？と言うと、精霊使いであるヒロインと風の精霊が精霊の世界で力比べをするシーンの挿絵なんです。そう、極めて真面目な場面です。お年頃の少年はどんなものでも叡智の扉を開けてしまうという典型例でしょう。あとマシュマロ（お便り）の検閲は厳しめです。些細なことですぐに伏字にされます。逆にエッチです。
4：静寂に満ちていく潮（小説）
みなさま、ご起立を。活字で叡智の扉を開きし英雄です。該当作品はSF作家小川一水先生の短編集『青い星まで飛んでいけ』に収録されている『静寂に満ちていく潮』です。静寂に満ちていく潮のテーマは未知との遭遇…を超えた『未知とのS○X』です。活字かつ異星人との○E○で叡智の扉を開くなんて最高の情操教育ですね。残念ながらマシュマロには作品名が記載されているだけでした。詳細求む！
5：うる星やつら（漫画）
この作品の登場を期待している方も多いはず。高橋留美子先生の『うる星やつら』です。かく言うわたしも高橋留美子先生が描く女の子のリアリティにノックアウトされた少年の一人です。小学館の創業100周年を記念して今秋に再びアニメ化されるとのことなので今後は『爺＋親＋孫：うる星やつらで叡智の扉を開きました！』なんてこともありそうです。名実ともに❝不朽の名作❞です。
6：ディスコミュニケーション（漫画）
さて、最後はGAMABOOKSの書店員が選んだ漫画、植芝理一先生の『ディスコミュニケーション』です。弊社の書店員曰く「みんなの性癖を教えてもらうためには自分自身も裸にならないとダメだ！」とのことで、アンパイではなく極めて個人的な趣味に偏った濃厚なものを選んだようです。高校生の恋愛がテーマになっているものの、ストーリーが進むにつれて民俗学や心理学などが複雑に絡み合ってくる不思議な恋愛漫画です。ライブ配信では書店員によるディスコミのマニアックなお話が聴けますので気になった方は是非ともご確認を。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。わずか６作品のご紹介でしたが、みなさんが新しい本を手にとるキッカケの一つになるようであれば幸甚です。サテ、このnoteは弊社の書店員である桃仁しののライブ配信をまとめたものです。弊社の書店員はYouTubeにて本に関するライブ配信を定期的に開催しています。このnoteのもととなったライブ配信では、桃仁しのが精神的に裸になったことを皮切りに、視聴者のみなさんが続々と服を脱ぎ捨てて丸裸になる様子をご確認いただけます。まさにライブ配信ならではの臨場感だと言えるでしょう。まだ６月なのに猛暑が続く初夏です。是非とも桃仁しののライブ配信で精神的な衣服を脱ぎ捨てて、本好きのみんなで叡智の扉を開きましょう！
《書店員「桃仁しの」》
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