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プランナーの仕事ってなんなんだろうをサウンドデザイナーが考えてみた

「どんな見出しじゃい」と思ったかもしれませんが、ふと「プランナーってどういう仕事なんだろう?」と疑問に浮かんだのですが、以外と考えてみると楽しかったので、今回はその文字起こし的なやつです。

PS.今回の記事でいうプランナーはあくまで企画を立てるという部分に焦点を当てています。レベルデザインやディレクション等は省ていますので、ご了承を。間違ってても、読み流す程度にして下さいね。

結論から言うと、プランナーは抽象的なものを具体的なものに落とし込むのが仕事なのかなと思いました。

そもそも企画を立てるというのは、どういう事をすれば企画を立てたとなるのでしょうか?

ゲームの面白さというのは、とてもぼんやりとしたものです。「面白い」「かっこいい」「かわいい」「気持ちいい」これらの感覚は目に見えるものではなく、ゲームに触れた時の感覚で且つ、直観的なもので、その時の感触を忘れるのも早いです。プランナーはこの指の隙間を通り抜けていくような概念を掬い取り、各セクションに何を作ってほしいかを明確に伝える。これが企画を立てることなのかなと思いました。

言い換えれば言い出しっぺ、発案者ですね。ゲーム制作は一人ひとりが好きなものを作ってそれを組み合わせるわけではなく、最初のきっかけがあります。

3DCGデザイナーが自分が作りたいキャラをモデリングしてそれを実装したり、コンポーザーが自分の作りたい曲を作ってその曲を組み込むわけではないです。まず最初にディレクターやプランナーが、こういうキャラクターを出そうと決めて、プランナーがデザイナーに発注をするという感じです。プランナーは抽象的な概念を具体的な企画書(文字)に落とし込み、デザイナーに目に見える形でアウトプットしてもらう。という事だと思います。

作るゲームの要素を各セクションに対して具体的な文字に起こし(人によっては絵も描く?)プログラマーにシステム、デザイナーにグラフィックス、サウンドに音で分かる形にアウトプットしてもらう。これを担当するのが、プランナーなのかなと思いました。

そもそも何かを作るという事は、頭の中に想像としてあるものを現実に落とし込んでくる事です。各セクションにその道のプロがいて、その人達に素材を作ってもらい、1つの作品にしていく。これがチーム制作であり、ゲーム制作だと思います。

ここまで書いてきましたが、合ってるかどうかは正直自信はないです。実際にプランナーの仕事を経験したわけではないので。ただ大枠は合ってる気がしてます。



あとがき

久々にnoteを書こうと思ったのは、こうやって文字に起こそうと思ったのは、頭の中で考えてた事を形として残したかったからです。自分の考えを文字に起こすというのは、かなりのトレーニングだと思っていて、情報量が他のメディアに比べて少ないからです。
動画だと表情や身振り手振り、声のトーン。音声でも言葉だけでなく、声のトーンで幅広いニュアンスを表現できます。しかし文字は文字通り文字だけなので、言葉だけで自分の考えをなるだけ齟齬なく相手に伝える言葉選びをするというのは、簡単な事ではないですが、故に楽しいのかなと思いました。

ではでは。




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