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僕の音楽のルーツはB'z

好きなバンドのインタビューを読むと、「自分の原点はこのバンド!」みたいな決定的な1枚をみんなあげている。

実際そういったバンドのメンバーが自身のルーツとしている曲を知るのは楽しい。やっぱり音楽に限らず創作は何でもそうだが、先人からの影響は受けざる負えない。B'zの松本孝弘さんならマイケル・シェンカーだし、coldrainのメンバーならSevendustやLimp Bizkitがそれにあたる。

そして僕の音楽のルーツは何だろうと思っていろいろ考えてみたけど、このバンドかなと思った。

B'zだ。

B'zとの出会いはB'zが20周年になった時に発売した20周年記念ベストアルバム「B'z The Best "ULTRA Pleasure"」だ。

僕がたまたま新聞をめくっていた時にこのアルバムの片面全部を使った広告が掲載されていた。

その広告には1曲1曲に試聴が出来るQRコードが付いていて、そのQRコードをお母さんの携帯を借りて一緒に試聴していた。

すると、心当たりはないのに、どの曲もどこかで聴いたことあるような曲ばかりだった。衝動、ultrasoul、SUPER LOVE SONG。

聴いたことあった感触と同時に、「かっこいい」という感覚もあった。その場で気に入ったもんで、お母さんにその場で、「今度このアルバム買って」と言って買ってもらった。


そして聴いてみるとやっぱりどれも聴いたことがある曲だったし、何よりかっこよかった。稲葉さんの力強い歌声と、松本さんのヘヴィでテクニカルなギター。お母さんと出かけることが多かった僕は、お母さんの車の中でみるみるB'zの虜になっていった。

元々ポケモンやNARUTOのOP、EDの入ったアルバムを持ってたりもしてたから、今思うと当時から勢いのあるかっこいい曲が好きだったのかもしれない。

そしてB'zがその感覚を決定的なものにした。ロックはかっこいい。と。

そこから中学に上がるとギターを友達の影響で始め、ワンオクやUVERをコピーしたりした。高校に上がるとバンドを組んでライブハウスでライブをするようにもなり、その頃から今みたいな、メタル系統の音楽を聴くようにもなった。coldrainやCrossfaithを好きになったのもこの頃からだろうか。


こうやって自分の音楽のルーツを遡っていくと、自分の人生を遡っているような感覚にもなる。

大袈裟な言い方かもしれないが、B'zは僕の音楽のルーツ以上に、僕の人生の方向を決めるきっかけになったのかもしれない。


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