執筆者紹介② Rokoさん
今回は、絵本作家でイラストレーターのRokoさんです。
Rokoさんと店主は「京都インターナショナルアカデミーえほん教室(22期)」の同期です。そのよしみで、ギャラリーリールの営業を始めて以来、あらゆる場面でご協力頂いてます。今回もお願いしました。
教室の卒業後、つねまつは店主の道を選びましたが、Rokoさんは創作の日々をひたむきに重ねて、プロの道をしっかり歩んでいる卒業生の一人です。
近所のスーパーもカフェも着物で
洋服を着る感覚で、違いを楽しむ
Q.4月から連載のメインテーマを教えてください。
ただ着物が好きで趣味として着物を着ている絵本作家Rokoのお話です。
私がどんな着物をどんな風に着て楽しんでいるか?ゆるっとした内容でお伝えしようと思います。着物との出会いから、着付け教室に通わずに、ただ着る着付けの研究の日々。洋服とはちがった着物の楽しみ方がある!着物だから楽しいところ。物欲がとまらない着物沼の怖い話。
近所のスーパーからカフェ、ディープなパーティーまで、どこでも着物を着て出かける話。苦しくない着付けの工夫と研究。
着物を着ていると褒められる話などを綴っていきます。
永田萠さんの印象的な着物姿と、
友達のファブリック着物に憧れて
Q.テーマについて興味を持ったのはいつ頃ですか。きっかけは?
絵本教室に通っていた頃、講師として来ていた永田萠さんが着物を素敵に着こなしていたことが印象的で、友達の素敵なファブリック着物の着こなしにも憧れ、息子の卒園式と小学校入学(6年前)をきっかけに、暇があれば、着物を着る日々が始まりました。
Q.ほかに、日常的に楽しんでいる事柄はありますか?
ガーデニング、刺繍、絵本、おうちのDIY。
好きな季節は、ぽかぽかの春
お庭でティータイムを楽しみたい
Q.好きな季節は?
春。お花がたくさん咲くし、ぽかぽかして気持ちがいいからです。
ちいさな庭を持っています。自分のお庭をちいさな楽園にして、ちいさなティールームを作り、花を眺めながら、おしゃべりしたり、お茶を飲んだりするつもりです。
Q.子供の頃からずっと好きな食べ物・メニューはありますか?
キムチ鍋。ちいさい頃からキムチが好きで、時々キムチも作ります。自分で作ったキムチ鍋が一番で好きです。
果物(いちご、すもも、桃、ぶどう、柿など)。食後に必ず食べたいです。
パンをこよなく愛しています。美味しいと思ったパン屋さんには通い詰めます。
Q.子供の頃、憧れたものは何ですか?
ファッションデザイナー。
ノートに自分でデザインした服をたくさん描いて、妹に見せて、「おねぇちゃんすごい」って言われるのが嬉しかったです。
Q.他人から見ればガラクタかもしれないけれど、ずっと昔から所有していて、死ぬまで大切に持っていたい宝物はありますか?
息子が私の誕生日にパパと一緒に作ってくれたアクセサリー(指輪、ブローチ、ネックレス)や、人形(ハリネズミ)や、息子の絵が描かれた箱。
絵本への興味は大人になってから
中高生の頃は現実ばかりみていた
Q.自分の生き方に大きく影響を与えた作品、存在や出来事はありますか?
「コートニー(ジョン・バーニンガム・絵本)」と
「かげぼうし(安野光雅・絵本)」
家に絵本がなかったので、大人になってから絵本を読みました。
絵本の中にはステキな世界が詰まっていて、私もその世界を作ってみたいと思うようになりました。
Q.今歩んでいる人生は、中高生の頃想像していたイメージと、何%くらい一致していますか?
0%
絵も描いていなかったし、イラストレーターになれるとも思っていなかったです。高校を卒業したら就職することが決まっていたし、何か夢見ることが許されていなかったので、自分が何がしたいのか?分からなかったです。
中高生の頃の方が、現実ばかりを見ていた気がします。
40代の今の方が、フワフワしています。
「八百森のエリー」がおすすめ
仕事に対する姿勢や考え方が素敵
Q.現在ペットは飼っていますか?過去にはペットを飼っていましたか?
飼ったことがないです。
Q.今の自分に足りていないもので、神様に1つだけ叶えてもらえるとしたら、何をお願いしますか?
怖いものがなくなる力がほしいです。怖いっていうビクビクした気持ちをなくして、もっとキラキラした世界を見てみたいです。
Q.最近目にしたもので、元気や勇気を与えられた作品や出来事は?
「八百森のエリー(仔鹿リナ・漫画)」
食材にもっと興味が持たてし、仕事に対する姿勢や考え方が、みんなこうだったら、幸せになれると感じました。理想論ばかりじゃなくて、利益を出すこともちゃんと考えている。みんながハッピーになるしくみ。
お金ばかりに囚われないで、もっと先を見ている働き方にワクワクしました。いろんなスーパーに行ってみようという興味も湧いています。
ぜひ読んでもらいたい漫画です。
今暮らしている家がお気に入り
この先も、少しずつ手を加えたい
Q.タイムトラベルできるとしたら、どんなところへ行きたいですか?
世界中の美しいところに行ってみたいです。
Q.入れることなら入ってみたい!と思った創作物(映画や小説、絵画など)何かありますか?
絵本「コートニー」の中に入って、コートニーに会いたいです。1日一緒に過ごしてみたいなぁ。
絵本「かげぼうし」の中に入って、主人公のマッチ売りの少女になって、影の世界を見てみたいです。
Q.国内外問わず、暮らしてみたい国や地域はありますか?
今暮らしている家が気に入っています。
少しずつDIYしながら、花を増やしつつ理想の家を作っていきます。
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いかがでしたでしょうか。
Rokoさんとは17年ほどお友達なのに、店主つねまつも初耳の回答がありました。やっぱり、聞いてみなくちゃわからない。
最後に、今回も“まじめなプロフィール”を添えて終わります。
【Roko・プロフィール】
水彩画の可愛いイラストを描きます。子供関係のイラストの仕事が多く、絵本やいろんなイラストのお仕事を通じて、成長させてもらっています。
絵本は、文も挿絵も両方できます。
★代表作絵本「ねむいねむいおつきさま」「おはなポコポコ」(三恵社)
★絵本のような世界のLINEスタンプ・絵文字・着せかえも人気です。
「日常生活にある小さな幸せ」をテーマに、絵本のような世界を提案しています。自由な線・優しい色合いのイラストは、どこか不思議で、やわらかな雰囲気が特徴です。
https://roko-color.com
次回は、ギャラリーリールの常連(店主と同い年)で、地元愛にあふれる、萩原久実子さんをご紹介します。どうぞお楽しみに!
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