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執筆者紹介⑥ 細川貂々さん

最後は、漫画家でイラストレーターの細川貂々(てんてん)さんです。
千葉県浦安市にある専門店「猫実珈琲店」のオーナーさんがつないで下さったご縁で、宝塚歌劇に連れていって頂いたり、当店で作品展をして頂いたり、毎度の文楽鑑賞、本作りのこと、心と体のメンテナンスについて、さりげなくも的確なアドバイスを下さったり…。ご縁を頂いてからというもの、あらゆる場面でお世話になっています。エッセイ漫画を中心に、絵本や児童書、講演活動など、幅広くご活躍されています。

愛らしい人形が人生の苦労話を…
なぜ?がいっぱい不思議ワールド


Q.4月から連載のメインテーマを教えてください。

「ミステリアスおもしろ人形劇 文楽」
なぜ人形を操る人と語る人が別々なの?なぜ音楽は三味線だけなの?なぜ人形を動かしてる人は立派な着物を着ているの?なぜ人形劇で時代劇や生々しい人生の苦労話をやるの?私にとってのメチャメチャ不思議ワールド、文楽について語ります。

2014年、初めての印象は、
「ひゃあ、この世界は何?」


Q.テーマについて興味を持ったのはいつ頃ですか。きっかけは?

興味を持ったのは2014年に文楽を初めて観た時。最初の印象は「ひゃあ、この世界は何?」でした。

Q.ほかに、日常的に楽しんでいる事柄はありますか?
宝塚歌劇が大好きです。こちらはもっと深い沼を語れる方がたくさんいらっ
しゃいますので、文楽をテーマにしました。

明治~昭和30年代製の
目薬壜コレクションが宝物


Q.好きな季節は?

秋です。暑くて辛い季節をがんばって生きてホッとする季節。収穫の秋。実りの秋。これからの寒さに備えて蓄える季節でもあります。この時期に「どうやって安定して生きていったらいいか」を考えます。

Q.子供の頃からずっと好きな食べ物・メニューはありますか?
カプリコチョコ。今はもう無いアーモンドポッキー。

Q.子供の頃、憧れたものは何ですか?
少女漫画家。

Q.他人から見ればガラクタかもしれないけれど、ずっと昔から所有していて、死ぬまで大切に持っていたい宝物はありますか?
明治〜昭和30年代にかけて作られた古い目薬壜。目薬壜マニアです。

Q.自分の生き方に大きく影響を与えた作品、存在や出来事はありますか?
夫と息子です。

Q.今歩んでいる人生は、中高生の頃想像していたイメージと、何%くらい一致していますか?
120%一致してません。

足りていないものがあっても
今の人生はこのままでいい


Q.現在ペットは飼っていますか?過去にはペットを飼っていましたか?

現在飼ってるペットはミシシッピーアカミミガメ2匹(末吉と橋本)とゼニガメ1匹(山下)
昔飼っていたペットはグリーンイグアナのイグとまぐ、リクガメを多数(リクガメは飼うのが難しく短命でした)クラウンツノガエル

Q.今の自分に足りていないもので、神様に1つだけ叶えてもらえるとしたら、何をお願いしますか?
足りてないものはたくさんあるんですけど、今の人生はこのままで良いです。

Q.最近目にしたもので、元気や勇気を与えられた作品や出来事は?
正直に言うと「鬼滅の刃」の炭治郎

Q.タイムトラベルできるとしたら、どんなところへ行きたいですか?
過去にも未来にも行きたくないです。

Q.入れることなら入ってみたい!と思った創作物(映画や小説、絵画など)何かありますか?
不思議の国のアリス。

Q.国内外問わず、暮らしてみたい国や地域はありますか?
暮らしてみたいところを選んで暮らしてるので今は無いです。

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いかがでしたでしょうか。
店主的には、貂々さんのおかげで日常の楽しみが増えたり、楽になったことが、うんといっぱいありまして。ご縁がないままだったら、私、今頃どうしてたかなあ…(きっと、色々しんどいままだったはず)。
最後に、“まじめなプロフィール”を添えて終わります。

【細川貂々・プロフィール】
1969年生まれ。セツ・モードセミナー出身。漫画家・イラストレーター。1996年漫画家デビュー。パートナーの闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして』『イグアナの嫁』シリーズ(幻冬舎)は映画化、ドラマ化もされた著作。男親中心の育児を描いた『ツレパパ』シリーズ(朝日新聞出版)、上方落語や宝塚歌劇が好きで、それらについての著作もある。精神科医の水島広子先生との共著『それでいい。』シリーズ。近著は『生きづらいでしたか?私の苦労と付き合う当事者研究入門』を上梓している。
https://www.hosoten.com/

執筆者のご紹介は以上になります。次回から連載スタートです。ぜひご覧頂けたら嬉しいです。どうぞお楽しみに!

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