![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128404682/rectangle_large_type_2_942c15cb9a372007ccf29546beaf97d9.jpeg?width=800)
#5 準広角写真28㎜がこんなに自由なんて!
こんばんは、yukiです。
この回から1話をコンパクトにしました。
完読されることが重要らしいです。
28㎜のレンズで写真を撮ってみた。
なぜここで28㎜が出てきたかというと。
GRが欲しくなったから!
レンタルしてみました所、
35㎜は難しいと思っていた反面、
28㎜はすっごく扱いやすかった!
な、なんで…?
今回は、なぜ使いやすいと感じたのか。
撮る側のお話しです。
35㎜と28㎜が丁度いいシーン
準広角は近しい距離(目線の少し先くらいな距離感)
において臨場感を伝える画角。
その臨場感を伴った空間を捉えようとするとき、
35㎜は
野外で先がひらけている時には
程よい距離感が出て、
28㎜は、
室内や前方が閉ざされた空間を撮る時には
立体感を出せる。
またその逆は苦手なように感じます。
⬇︎図参照。
![](https://assets.st-note.com/img/1699345026698-90K36VFbvG.png)
◇
その逆だと、
35㎜は狭いと感じ、28㎜は広いと感じる。
35㎜は線を追う一点透視図、28㎜は面を捉える二点透視図を狙え。
それぞれ得意とするシーンを
具体的に落とし込んでみようと思います。
◇35㎜◇
35㎜はぼ~としてる視界。
ぼ~と奥の一点をみていながらなんとなく、
遠くまでを眺めていたり、天を仰いだり、
一点透視図のような構図が得意。
一点透視図は、手前から継続的に長く続いている
物体の輪郭や線を追うと得られる。
光や色、マテリアルなどが続いていて、
目線の少し先まであるだろうと、
予想させるものを追っている感じ。
<35㎜のキーワード>一点透視図
線を追う、伸びやか、連続性、のんびり、野外
![](https://assets.st-note.com/img/1706334776348-F2qiTJKiZ5.png?width=800)
まるでこの橋に立っているかのような景色
◇
東四つ木避難橋からスカイツリーまで直線距離にして約3㎞。
実際は近しい距離とは言い難いけれど、
スカイツリーが大きいので、
目線の少し先かのような錯覚で、
遠すぎるようには見えない。
![](https://assets.st-note.com/img/1709868352677-bgvgIouxhI.jpg?width=800)
◇
目線の少し先。直線距離にして約400mくらい。
近しい距離とはそのくらいまでかな。
35㎜は『道なり』が得意かな、と思います。
例えば、
1号線沿いに見える東京タワー、
稲荷伏見大社の千本鳥居、
水芭蕉が咲き誇る尾瀬の木道、など。
踏んでいるその道を辿ると、
(一点透視の消失点には)
目指している目標が見えて、
あそこがゴールだ、もう少しだ!とか。
希望を感じるみたいなときにピッタリ。
◇28㎜◇
28㎜は
てくてく野外で壁沿いを歩いていて、
ふと横を向いたり、足元をみたり、
キョロキョロしている、
面を捉える構図や、二点透視図が得意。
二点透視図は、斜めからみた面を捉えると得られる。
<28㎜のキーワード>ニ点透視図
面で捉える、2面性、内観、眼下、密集
割と近い距離で、
(道路を隔てた斜向かいのビルくらいまで。
が最長な距離感のイメージ)
閉ざされた空間において
素材がひしめきあっているようなシーンや、
内観や眼下のシーンなどは、
28㎜が見た目に近しく違和感なく空間を捉え
思うがままに、自由に、
シャッターを切れる感覚がありました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132662763/picture_pc_f5a01cbf66fb2fd2e534c1f0f07cfba7.png?width=800)
近い距離から、生い茂った木を面として捉えた。
野外でもこの場合は閉ざされた空間ともいえる。
花や葉の密集具合が、
圧縮されて数が多く見えてるんじゃなくて、
実際にもさーって生えてるんだろうな、と思わせる。
![](https://assets.st-note.com/img/1709863924569-qJoijwQKIY.jpg?width=800)
2点透視図
たぶん歩道橋からとったんだろうな、
と思わせる高さ。
歩道橋からふと横目でみた、
っていう既視感ありますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1709864718997-cMV6exZC33.jpg?width=800)
内観で面を捉える
28㎜は、
#3話で話した、臨場感を得る為に
撮影位置が分かるものを手前に入れたり(前ボケ)、
踏んでいる地面と天を2分割構図にしたり。
なんてのを、気にしなくていい。
ブラブラ歩いていてシャッターを切れば
既視感ある画が撮れる。
なんて自由。
そして28㎜は
より日常的で、多く出会えるシーンだから
シャッターチャンスも多いように感じます。
もしかして構図に当てはめられる..?
28㎜は放射線構図や対角線構図が、
35㎜は三角構図が、得意...?
いやいや、構図のことはよくわからないから
ヘタなことは言うまい。
☾
次回は、来週 2024/3/15 (金)公開、
次回は具体例として、
35㎜と28㎜の写真を比較してみようと思います。
あなたは35㎜と28㎜どっちが好き?
ではまた、午後9時に!(*´▽︎`*)ノ
※共感した所があったらどの辺りか聞きたいです!
なくてもひとこと感想聞かせてね(人'v`*) ⸝⋆
準広角Loverはフォローもぜひ♡
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
© 2024 yuki
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?